
バッタくんに296GTBの試乗会があることを教えてもらいました。
それも場所は富士スピードウェイレーシングコース。
バッタくんは前回の試乗会で試乗してきたそうです。
申し込んだところ、抽選に当選。
試乗できることとなりました。
ただ当選した日が異なっていたため、一緒には行けませんでした。
Yuji_Kさんが試乗する30日は晴れ。
私が試乗する31日は天気予報によるとPM2時ごろから雨が降るそう。
試乗は10時過ぎなので、たぶん雨は大丈夫だと思うのですが・・・
集合時間9:50の所、9:00頃FSWに到着。

富士山は、ごく一部は見えるけど、ほとんど雲に隠れた状態。

試乗会に来た人たちの車。
日本車は、私のGRBと、都の後ろのレクサスだけ。
ポルシェが多い?
受付を済ませ、隣の部屋の296GTB、GTS、アセットフィオラノの展示を見ます。

296GTBの赤は、ロッソコルサの他、ロッソイモラ、ロッソスクーデリア、ロッソムジェロ、ロッソオパコ、ロッソマグマ等、色々な赤があります。
でも私はやっぱり鮮やかなロッソコルサがダントツで好きです。
この感じだと、私のインプレッサの赤は、ロッソコルサより暗い色のロッソスクーデリアかな?
ジアロのGTSもいい。
ジアロのカラーは、私が乗っていた570Sスパイダーのシシリアンイエローに近く、これも鮮やかできれい。
フェラーリは、スパイダーであってもエンジンルームを見せることを忘れないのがいい。

296GTBのスタイルはかなり好きです。
私が最もスタイルが好きなのが、ランボルギーニミウラとディーノ246GTBですが、その次に好きかも。
アセットフィオラノも展示してあります。
ケーキ、パン、ジュースをいただきながら前のグループの説明を見ています。
前のグループの説明が終わり、しばらくくつろいでいると、私たちのグループの説明。
まずは296GTBの簡単な説明。
エンジン最高出力:663ps
モーター最高出力:167ps
システム総合最高出力:830ps
エンジン最大トルク:740N・m
モーター最大トルク:315N・m
システム総合最大トルクというのは見たことないのですが、システム総合最高出力がエンジン最高出力+モーター最高出力となっているので、エンジン最大トルク+モーター最大トルクとなると思われますが、だとすると
1055N・m!
1000N・m超え!
化け物だー
McLaren750Sを越え、私の運転史上最高パワーのマシン!
サーキットの走り方の基本の説明。

パイロンが置いてあるので、それを目標にアウトインアウト、スローインファーストアウト、目線の移動の説明。
今回はATモードで走行してもらう、マネッティーノを操作し、レースモード、クオリファイモードをどこで変えて試すか、ホームストレートでは250km/hまで、前の車に追いついた場合等の説明。
装着されているミシュランタイヤの説明。
ミシュランというのは意外でした。ピレリかと思っていました。
296GTBにはPIROT SPORTS4が装着されている、
アセットフィオラノには、CUP2Rが装着されているとの事。
まずは296GTBで自分の運転で、横にプロレーサーが乗り、インラップ/アウトラップを含め、3周走行。
次にプロレーサーが運転する、アセットフィオラノの助手席に乗り、1周(インラップ=アウトラップ)走行します。
説明が終わるとピットに移動。
まずは記念撮影。
左の胸にはフェラーリマーク。
355F1所有時に買ったパーカーです。
メットをかぶり、グローブの用意をし、同乗走行のプロレーサーの紹介。
昨年の、マクラーレントラックデイでの、アルトゥーラの同乗走行では、元D-Languageの菊池さんが来ていたので、今回も菊池さんが来てないか、あるいは井尻さんが来てないかと期待していましたが、2人ともいませんでした。
一番左にいたのは、
世界の荒聖治選手。
荒選手はベスモ等でよく見ていたのと、何年か前、筑波サーキットで見ましたが、そのころに比べて年取りましたね。
他の選手は知ってる人がいませんでしたが、いずれもGT500やGT300クラスの選手。
写真を撮る間もなく296に乗り込みます。
バケットじゃないシートに座り、電動でシートポジションを合わせ、3点シートベルトを締めます。
なんかサーキットを走るのに無防備な感じ。
まあタイムアタックじゃなく、全開試乗ドライブだしな。
ステアリング上のタッチパネルのENGINE STARTボタンをタッチします。
ヒュイーンという音で、ONになったことを知らせますが、デフォルトでハイブリッドのためエンジンはかかりません。
なんかタッチって頼りない。スイッチをカチッと押したい。
ピットレーンで軽くステアリングに切ると、想像通り570Sよりレスポンスが鋭い。
でも30年ぐらい前?会社の後輩のFDを1週間運転してたけど、そのマシンほどは鋭くなかった。
1、2コーナーはゆっくり走り、2コーナー立ち上がりで全開!
やっぱ速い。背中を強く押される。
ブレーキは、バイワイヤーだけど、サーキットのフルブレーキングも、曲げるためのブレーキリリースも不自然な感じはない。
100Rを無難に回って、ヘアピンでは、早くも前の車に追いついちゃいました。
前の車の、助手席のプロの指示のおかげですぐ譲ってくれました。
300Rは、71RSを履いた570Sでも私の腕じゃ踏みっぱなしで回れない所、より加速力が高く、タイヤのグリップの低い今回のマシンでは、ハーフの時間が長かった。
第3セクターは、特に縁石を踏むラインどりを意識して。
13コーナーでは、テールが出たけど、カウンターを当てたらその前に制御が入って流れが収まったので、ギグシャグしちゃいました。
最終コーナー立ち上がりで全開にしてすぐにゆっくり走行に。
そこでEマネーティーノのセレクトをハイブリッドからレースに。
アクセル全開!
おー、速い~!
ストレート半分も走らないうちに250km/h。
250km/hまでしか出しちゃいけないので、ここから等速でクルージング。
300km/hオーバー出したいよー。
でもメーター読み250km/hと言ったら、インプレッサで全開で、1コーナーブレーキング前の最高速と同じぐらい。
1コーナーブレーキング開始はインプと同じぐらいの所から。
ところがメーター見ないでクルージングしてて、速度が落ちちゃったのかな―?
ブレーキが余ってしまった。
まあいい、1コーナーの縁石踏んで、立ち上がりでも縁石踏むぐらいまで持ってって。
コカコーラコーナーは、イン側の縁石踏んで、アウトの縁石踏む直前まで。本当はアウトの縁石踏むところまで行かなきゃいけないな―。
100Rは、タイヤがパイロットスポーツ4なので、グリップ低いのでアンダー出しちゃいました。
ヘアピンを縁石踏んで回り、立ち上がりでやっぱり縁石踏む直前までで立ちあがり、300Rはアクセル緩めて。
300R立ちあがったところで、前の車がいたのでアクセル緩めてダンロップ侵入で張り付かない程度前の車に近づいて。
今度は前の車譲ってくれないので、速度は前の車に合わせてライン取りの練習。
最終コーナーを立ちあがり、またゆっくり走行にして、Eマネッティーノを最大パワーが出るクオリファイに。
アクセル全開!
はっやーい!
すぐに250km/hになっちゃうので、ストレート中盤前からずーっとクルージング。
300km/hまで全開で走りたい~。
この車、このストレート全開で走ると、320km/hまで出るそうです。
すっごーい!
1、2コーナーを回り、全開。
コカコーラコーナーに向けでブレーキング。
あれっあれっ?止まらない。
ブレーキかタイヤがタレたかな?
これは曲がり切れないのでコースのアウト側に逃げました。
初めの説明でコースアウトしたらそこで終了してもらいますって言ってたので、終了にさせられないか?
と思いましたが何も言われませんでした。
100R、ヘアピンと、無難に走り、300Rでまたさっきの前の車に追いつきましたが、3周目はヘアピン立ちあがったあたりからゆっくり走ってくださいと言われていたので、前の車にペースを合わせて、でもせっかくだから縁石踏んで、ライン取りの練習だけしておきました。
最終コーナーを立ちあがり、ピットに入って行きます。
楽しかったー!
もっと走りたーい。
ホームストレートで、320km/hとは言わないから、300km/h出したーい。
そうそう、音は静かなんですよねー。
YouTubeで296の音聞くと、結構いい音なんですけど、ヘルメットかぶってるとあまり聞こえてこない。
あっ、でも355F1はマフラーがクライスジークだったか。
ピットに戻り、次はアセットフィオラノで、プロの同乗走行。
同乗走行の順番待ちで、ちょっと時間があったので写真撮影。
私が運転した296GTB。
次のグループの人たちの試乗に向け、全車空気圧のチェックをしてました。
アセットフィオラノが帰ってきました。
さて今度はプロの横に乗ります。
私が乗ったのは、緑の方です。
ドライバーが荒選手だったらいいなーと思ったのですが、もう一人の方でした。
スタートします。
さすがうまいなー。
横Gが自分の運転と違う。
あっ、でもタイヤも違うか。
自分もCUP2Rで走りたい~
ラインどりがきれい。
乗せるべき縁石には必ず乗せる。
ステアリングを微妙に修正しながら運転してるので、結構限界近くで運転してくれているよう。
ヘアピンを立ち上がり、左に切っていたステアリングを一度真っすぐにすることなく、右にカクッと切り、300Rに入る。アクセルは踏みっぱなし。さすがだな~。
GRスープラコーナーは、走り方のヒントがつかめました。
最終コーナーを、全開でアウトの縁石に乗せて立ち上がり、マシンを右にもっていきピットレーンへ。
296GTBでプロの同乗走行を味わえるなんて最高。
今までパワーがあるマシン何台か乗りましたが、乗った場所も違いますが、速さの感覚が車によって違うなー。
私の最大トルク64kg・mのインプレッサや、35GT-Rは、公道では暴力的に力強い加速感。
570Sの公道での加速は、フワッとした、まるで車重がなくなったような加速感。
296GTBのサーキットでの加速は、背中を強く押される加速感。
試乗が終わり、ヘルメットグローブを取りましたが、次にどこに行ってどうするのか、案内がないのでどうしたらいいかわからない。
次は営業とのお話で、296GTBを買わないかというお話をされるはずなのですが。
元の試乗前説明を受けた部屋に戻って、飲み物を飲みますが、何も声をかけられない。
飲み物も飲み終わったので、外に出て荷物をインプレッサに積み込んで一服します。
駐車場には、540Cが停まってる。
また元の部屋に戻ろうとしたとき、お土産らしきものをもって駐車場に向かってる人がいたので、聞いてみると、走行後営業の人とお話をして、お土産をもらったとの事。
元の部屋に戻って聞いてみると、営業の方が来て、隣の296が展示してる部屋に行って、お話タイム。お土産も用意してくれました。
特に強引に買わないかということを言われるわけではなく、提供してくれる食べ物を食べながら、穏やかに296の話をするぐらい。営業の方も、どちらかというと聞き側に回ってくれてる感じ。
いい雰囲気で話をして、今日のプログラムが終了となりました。
帰るころには、富士山も見えるようになってました。
雪はまだ少ないなー。
まだまだ五合目まで車で行けそう。
須走ルート五合目まで登ってこようかとも思いましたが、雨が降ってくるかもしれないのと、帰りの高速で渋滞するかもしれないのでやめときました。
今回頂いたお土産。