
レアな子を忘れてた!
おそらく、この子たちが
私が一番最初に撮った野鳥だと思います。
あまりに当たり前で気にしてなかった(^^;
あ、当たり前と言ってもレアなのには違いない。
登山で出会う子だから。
それも、森林限界で。
山に登ったからといって必ず会えるものでも無いし。
でも自分にとっては割とよく遭遇するので
あくまでも登山に付随する「小動物」であり
「野鳥」という概念がなかったよ(^▽^;
TOP画像はホシガラス。
この子は特に珍しくなくて
ハイマツが生えているところによく居ます。
森林限界を超えたところに生息するという意味では
なかなか見れないかもしれないけど。
ハイマツの実がご飯なので、
そこら中で飛び交っています。
ちょうど森林限界の狭間で
ハイマツの近くの低木でごはんをついばんでいたので
近くまで寄って撮影。
ごはんを食べる場所はだいたい決まっているようで、
そういう場所には食べ散らかした跡が残っています。
食欲旺盛で何よりです(笑
レアだと言ったのはホシガラスではなく
この子なんですよ。
国の天然記念物でもある、ライチョウです。
画像は夏羽の雌。
冬は羽が真っ白になって雪の中の保護色として身を守ります。
写真や映像を見たことがある方も多いんじゃ無いかな。
自分もそうだったので、
登山を始めるまで幻の鳥でした。
それでも目にしたのは10年前がはじめて。
毎回会えるわけでも無いので
会えた時はめっちゃ嬉しいです(*´∇`)
この子は北アルプスの唐松岳で会った子。
人を恐れないので結構近くに寄れますが
驚かさないように一定の距離を保ちます。
こちらは同じく北アルプスの、白馬大雪渓上部にある
杓子岳山頂直下に居た子たち。
縦走途中に尾根で出会いました。
雌は完全に保護色となっているので
見つけるのが難しいです。
微かに鳴き声が聞こえることもあるので
静かな早朝に何か気配を感じたら
周囲を見渡してみると見つかるかも。
こちらは夏羽の雄。
冬は真っ白、夏は真っ黒です。
雄の遭遇率は雌に比べて格段に低いので
会えるとなおさら嬉しいです。
この子たちはつがいで、
鳴き合ってお互いの位置を確認しながら
ハイマツの中を移動して行きました。
仲良し夫婦ですね(*´꒳`*)
最後は親子。
南アルプスの、北岳から間ノ岳の縦走路で
尾根を歩いていた時に霧の中で会いました。
夏は子育てしている最中なので
よく雛を数匹連れてごはんを食べているところに遭遇します。
7月上旬だと、まだピヨピヨ言ってる小さな状態ですが
7月下旬から8月になると
画像のように幼鳥に成長しています。
そんなピヨピヨな雛たちと仲良しのつがい↓
※音量大きめ注意
10年近く前の動画なので画質が悪いのはご容赦を。
ここ1、2年は南アルプスの南部を縦走していたので
ライチョウに会うことはなかったのですが、
今年は会えるかなーと淡い期待をしていた矢先
コロナ禍で山小屋・テント泊とも営業自粛となり…
絶望感とともに諦めていたのですが、
7月から完全予約制で山小屋・テン場とも営業を開始するようで。
縦走は不安だけど、一泊ピストンなら、と
例年通り唐松岳登山を計画しています。
混雑して眠れない部屋を思うと
完全予約制はありがたい。
あと団体ツアーは断って欲しい。
特に旅行会社やスポーツ店の主催する
ルールやマナーを教えない迷惑なツアーは
今後一切受け入れるのをやめて欲しいです。
そういう人達が一番ウィルスを持ち込みそうだもの。
除菌グッズ色々持っていくのは軽量化に反するけど
山と同じく命に関わるものなので
ルールとマナーを守って行ってこれれば。
本番前に、肩慣らしで
丹沢表尾根の半分までピストンしておかないとです(^_^;
晴れの日続かないかなー^^
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いきもの | 日記
Posted at
2020/06/25 10:48:55