
日曜日の動物病院&昼食からの買い物帰り。
武蔵野線のアンダーパス手前の交差点で信号待ち中、前方の貨物ターミナル内に貨物列車に似つかわしくない綺麗な車両を確認。実を言えばこんな事は過去にも何度か経験しているのですが、今回は時間も早かったのでちょっと覗き見してみますかね♪
まずはアンダーパスを潜って反対側から偵察。

コンテナの向こう側にチラチラと見える真新しい車両。軽金属製の車体には客室窓と同じ幅でブルーのラインが巻かれているシンプルな出で立ち。

各ドア横に号車表示が。正規の編成を組んだ状態でメーカーから送られてきました。

しかるべき所にクルマを置いて陸橋を上ります。保線基地にも興味深い車両(機械)が!
手前のはバラストレギュレーター、奥はマルチプルタイタンパーです。

タイトルに「久しぶり」とは書いたものの、あくまで徒歩(orチャリ)での話。クルマでは市内の縦移動で日常的に通過しており、広大な貨物ターミナルを一気に跨ぐ便利な陸橋なのです。(陸橋の近くには美味しいラーメン屋さんも・・・♪)

ゴトコン(5tコンテナ)の積み降ろしをするフォークリフトは空調付きのキャビンが。
フォーク根元にはコンテナのICタグを読み取るリーダーが付いていたり、GPSアンテナや作業確認用の車載端末等、ハイテク装備満載だったりします。

上の画像でもチラリと見えていましたが、お目当の車両がこちら♪
都営地下鉄三田線用の新型車両、6500形です。大阪のメーカーからJR貨物の電気機関車に牽かれ(甲種輸送)、越谷貨物ターミナルからはトレーラーに乗せられ、深夜になってから高島平の車庫まで陸送されます。シンプルな前面形状から早速「キングジム」という愛称も(色が反転してますが)。

サイド寄りのアングルで。この編成は12本目なのであと1本でひとまず打ち止め。
順調に行けば次は8月末ですが、お盆休みを挟むので9月にずれ込むのかな?陸送を見たい方、次回がラストチャンスですよ!

ちなみに6500形の甲種輸送、6本目までは深夜の到着ですぐにコンテナホームの10番線に据え付けられ、陸送の準備が行われました。貨物ターミナル駅舎前の門から近く、常に監視員が目を光らせています。現在は日中に到着し、翌日から作業が行われている様です。

日本全国から貨物列車が到着する越谷貨物ターミナル駅。おびただしい数のコンテナが積まれ、その規模が伺い知れます。敷地内にはなぜか医薬品販売業のアルフレッサが!

もう5年前に遡りますが、初めて見た陸送は東京メトロ日比谷線用の13000系でした。過去にも散発的に陸送はあったらしいのですが、この頃から越谷貨物ターミナル駅を軸に行われる甲種輸送〜陸送の頻度が高くなりました。

当時は陸橋の北端で工場の立ち退きが進まず、県道が途切れて迂回を強いられていました。

日比谷線から引退した03系は地方私鉄からの需要があり、貨物ターミナルまで陸送された後、各地に旅立って行きました。この車両は現在北陸鉄道で第2の人生を送っています。

つくばエクスプレスの新型車両もこちらからの陸送でしたね。この他、京成スカイライナーの増備車や新京成電鉄の車両も越谷貨物ターミナル経由で納入されています。
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2022/08/03 02:08:03