目覚めた時点でどんより曇っていた土曜日、お昼前に届いた荷物はだいぶ前に予約しておいた鉄コレ。長野県を走るアルピコ交通(旧松本電鉄)20100形は手頃な2両編成。珍しい地元路線の鉄道会社からの譲渡車両(改造車)・・・ってことで購入に至りました。
ぱっと見は見慣れた車両ですが、実車は中間車両を先頭車改造し、制御装置を積み替えています。果たして出来栄えの方はいかに!?と、その前に・・・
Nゲージ化するのに必要なオプションパーツを買いに行かなくちゃ。(一緒に頼めよw)
アルトを転がして東大宮のTamTamへ。おっ、ここでも売ってますね〜!
ちなみに自分は別のお店の通販でポイントも使い¥3,000で購入出来ました♪
動力ユニット、金属車輪+ウエイト、そしてパンタグラフ他余計な(後で必要な)モノw
まずは開封して先頭車両を並べてみる。こちらは2次車で1次車と僅かに異なる箇所が。
側面を見てみる。比較に並べたのは過去に購入した東武20400系。アルピコ20100形とは元ネタが東武20000系列なのでいわば兄弟格。で、気が付いた事が。中間車から改造されているので、連結面寄りの窓配置が実車とは異なっています。
東武20400系の先頭車と並べてみると・・・つまり、側面の金型は先頭車両の物を流用したってことね。確かに、中間車ベースの金型を新たに掘ると高くつきそうだわな。
詳しく話すと、この頃の東武の先頭車両は乗務員室面積を稼ぐために客室全体を連結面側にオフセットした形となり、妻面と窓の間の柱が狭くなっているのです。
パンタグラフを積み替えてみました。本来なら左の車両はホーンが2本なのですが、さすがに他のパンタグラフから移植するわけにも行かず・・・寸法や色が合わんのよ(^_^;A
因みに、パンタの足は穴に対して細い?ので、何らかの方法でしっかり固定しないと(極少量のボンド、Gクリアー等を塗布する等)上げる度に抜けてくるのでご注意を。
吊るしのままだと広大な連結面間に。とりあえずいつもの通りにやってみますか。
走行用パーツセットのカプラーポケット、アーノルドカプラーからKATOカプラーに交換。
動力ユニットの方も床下機器やスカートを移植し、KATOカプラーを取り付けておきます。
全然狭まらないや〜ん!おまけにスプリングが悪さをしてカプラーが上を向いています。
そこで、豪華仕様になりますが、KATOカプラーを諦め、台車からカプラーポケットを取り外してからTomixのボディマウントTNカプラーを取り付け。ま、余り物ですけど(^_^;A
よしっ!だいぶ狭くなりましたね♪あとは貫通幌パーツを取り付ければOKでしょう。
パーツボックスを漁ると、何かの幌パーツが出て来ました。ちょっとゴツいですが・・・
裏の爪を切り飛ばし、一部加工して爪楊枝の先に取ったGクリアーで貼り付けました。
まぁ、こんなもんで許してください(^_^;A とりあえずNゲージ化加工はこれにて!
最後に実車について簡単に解説。アルピコ交通20100形の元ネタは東武鉄道で廃車となった日比谷線直通用の20000系列(20000系/20050系)の中間車両で、各々の形式から1両ずつピックアップされ、毎年1編成ずつが八王子にある京王重機整備に送られて先頭車改造や各部リフレッシュ(制御装置、内装等)の上、アルピコ交通に譲渡されています。現在2編成が就役済みで、1編成が改造中、東武鉄道でもう1編成分保管している状況です。
模型での比較対象となった東武20400系ですが、こちらも日比谷線直通の職を解かれた20000系列(20000系/20050系/20070系)から改造の上、南栗橋以北の栃木ローカル用として活躍中。2扉分を閉鎖した元5扉車もいたりとバラエティに富んだ表情を見せています。
Posted at 2023/11/19 22:52:29 | |
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