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2019年07月10日

消えゆく初代 ESCUDO の表札を降ろす日

消えゆく初代 ESCUDO の表札を降ろす日 気が付けば、ひと月以上、ブログUPしてなかった。

少数になった初代エスクード乗りに向けて、時々
整備手帳を借りて情報発信をしている。

今回は、トレイマットの保全と代替品の情報である。

だが、今回はいつもより訪問者が大幅に少なかった。



不審に思って初代オーナーを訪問して見れば最初の5人訪問した中で、3人までが
最近、エスクードを降りていた。後継は、全員乗用車であった。

・私のエスクード歴

最初にエスクードを購入したのは、1990年2月の事だ。
当時はSJ30とシティターボに乗っていたが、都心の本社に転勤になり、車通勤できなくなった。

週末のみ運転で、2台は不要だ。そこで、当時都会派四駆で売り出し中のエスクード1台に
まとめたのである。ガンメタの3ドアを購入した。


*初代エスクード 1600cc TA01


*初代 1600cc TD01 ノマド

*購入した形式は、上写真のハードトップ3ドアである。


だが、低速トルクが太くクロカンは面白かったが、舗装路ではからっきしダメ。
アクセルを踏んでも、回転は上がるが速度が付いてこない。煩いばかりの82馬力
エンジンだった。*その後、Ⅱ型は改良されて100馬力を発揮、パワフルに。

その前に乗っていたシティターボは、今の軽より軽い車重660Kgに、1.2L 100馬力のパワーと
15Kgf・mのトルクが急激に盛り上がるいわゆる「ドッカンターボ」であった。
加速時は、シートバックに身体が押し付けられた。較べる対象が悪かったのだ。

後発ながら、当時売れまくっていたトヨタ・ラブ4 に対抗して2L V6エンジンが搭載
された型が追加された。
145馬力のパワーを発揮したが、低速トルクは今一であった。

そして、初代のライフサイクル最後の10カ月に生産された、低速トルクも十分な直4を搭載
したTA51 に乗り換えた。1997年10月購入。二代目が出た月であった。


*初代エスクードの最終型 TA51W 3ドア 4ドアはTD51W。

噴けが良く加速も心地よく、オフにも難なく行ける。
狭いのと乗り心地以外は、自分には丁度合う車だった。

以後、これが欲しいと思う車は出てこなかったので、22年後の今でも乗っている。

途中、スイフトが欲しくなり買ったが、エスクードを手放してと言う程でもなかった。
何よりATは楽である。*スイフトが初のAT車なのである。歳を取るとMTはきつい。

エスクードは時代遅れのボールナット式ステアリングだが、舗装路ではダルなこの
ステアリングも、ダートでは一変してシャープになる。

逆にスイフトのラック&ピニオン式は、林道の段差などでハンドルが高速回転する事がある。
突き指した事もある。ラック&ピニオン方式の宿命であろう。



クロカンはもうやらないが、止む得ない場合も、この後輪の動きは歴代随一。
*レンジローバーとエスクード初代だけが持つA型アームサスペンションだ。
 その後は街乗り重視で、オフロード用のこのサス形式は、初代限りで廃止になる。

以上の写真は、ネットのカタログ写真と画像を借りました。
って上の画像は、自分が撮ったものではないか。いつの間にか転載されていた。

今なら現行シェラを追加したいが、経済的にも物理的にもこれ以上は無理だ。



さて、話を戻してトレイマットだが、まだお乗りの方に聞けば、長く乗るつもりだった
ので、在庫してある  との事だった。

自分の場合は、当時ここまで乗るとは思わずアクセサリーの類は在庫なし。
相変らずの行き当たりばったり であった。

そして、途中は省略するが遂に
  

ESCUDOのエンブレムを降ろそうと決めたのである。

エンブレムは、家の表札のようなものだ。新しい表札にかけ替える決心をしたのだ。

そして本日、新しい表札を受け取りに行った。



下が22年間使用したエンブレム。てっきりメッキ仕上げが薄くなり、この色になった
と思いきや、最初からくすんだシルバー塗装だった。

追記 話を聞いた初代オーナーのエンブレムは確かにメッキ仕上げだ。リンク不能。



何か変わり映えしないなー。だが、汚れを落とせば新品に見えるから、塗装の質は良い。

つまらない落ちで恐縮です。



左手キー穴横のSUZUKIのエンブレムも外し、到着待ち。
右の2Lを示す2.0は、磨けば済む事が分かったので、そのままとする。
SUZUKIエンブレムは、同じ純正でも小さめのものを選んだ・。
終活突入記念エムブレムである。

ESCUDO・SWIFT は、いよいよカーライフ終活の領域に入ったのであります。

その前に、何とか眼が回復して、来年の免許更新が出来ますように・・・。



・以下 付録



パーツセンターでエンブレム受け取りの帰り道。大勢の観光客が撮影していた橋。
ここは新河岸川。河越城の外堀である。



上は、明治時代の水門。NHK朝の連ドラのロケ地のひとつだ。*県重要文化財。
TVで見るまで、自分も知らなかった水門である。

・絶滅危惧種ではなく、絶滅寸前の初代。

奥多摩に行く時、通る青梅市の農家に置かれていた初代エスクも、10年前に姿を消した。
東秩父村の林道を走ると、大抵出会ったTA51W. いつもフォグランプを灯けていた。
姿を見なくなって5年以上が経った。

今や、越生の街中の商店街の一角に、1台のTA01 。僅かにその姿を見るのみである。

絶滅寸前の初代エスクード、出会ったら手を振って下さい。



*TA01W 1600㏄ 3ドア

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Posted at 2019/07/10 17:52:10

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この記事へのコメント

2019年7月12日 12:59
初めまして(。・_・。)ノ通りすがりです。
拝見させて頂きました。非常に大事に乗られてるのですね。うちにもエスクードさんいますが、長年放置状態です(。・_・。)ノ
コメントへの返答
2019年7月12日 13:21
こんにちは。
新車時は川にはまり、崖から落ちなどしていましたが、奇跡的に無傷です。

昨日、拝見させていただきました。
綺麗な個体ですね。
ヤクオフや四駆専門店で、結構な価格が付くと思います。
2019年7月14日 22:23
こんばんは。

先日プレリュードで出掛けた宮城県内の道の駅でノマドを見かけました。ちょうど画像の2枚目のような外観で、ナンバーも2桁の初度登録からそのままのようでしたが、とても大事にされているんだろうなと感じる綺麗さを保っていました。

大切にされている同年代のクルマが走っているのを見ると嬉しくなります(^^)
コメントへの返答
2019年7月15日 4:58
こんばんわ。

4ドアは、台数が出ているので3ドアより残存数は少し多いようです。
旧車には、お互い様ですが、多少の拘りがあるので以前はともかく今は、延命のため大事に乗っている方々が多いようです。

19年を越えると重量税も上がるんですね。旧車は英国やドイツのように優遇税制にして欲しいものです。

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何シテル?   08/19 15:29
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