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CatDogのブログ一覧

2022年01月24日 イイね!

冬の里山 ダートの未成林道を走る

冬の里山 ダートの未成林道を走るエスクの年明け初走りだ。

重苦しい曇天の昨日、日曜の朝は氷点下。
近年は余り走らず、距離も伸びない。
ガスは、走る分だけ都度の給油だ。
遂に当地もレギュラーL 160円台に突入である。
経験する限りでは、当地の最高価格だ。
20L給油+水抜き剤を入れる。


今回は東秩父方面を目指した。いつもとは少し順路を変えた。
越生の手前から、お腹が空いてきた。朝は、薬を飲む為のパンの耳一切れだった。
口にはしたが、とても食事とは言い難い。

山田うどんに入り、朝昼兼用のブレックファストだ。天ぷらうどんではなく、そばを頂く。
若い頃は、麵付セットものだったが50代過ぎからは、もう単品しか胃に収まらない。
*ここのセット麺は、ハーフではなく、ひと玉で出てくる。

近年、値上げ値上げで、割安感は大分薄らいだ。
それでも、店内はお昼には間があるが、かなり混んでいた。車も10台以上停車中だった。

店を出ると県道沿いに線路が2本走っている。だが、複線と言う訳ではない。
JR八高線と東武越生線が、それぞれ単線で走っているのだ。
線路は同じ場所でも駅は別々と、何かちぐはぐだ。



下は東武の終着駅・越生 と、駅前にある越生町ゆかりの太田道灌像だ。
*ここの二枚のみ撮影日は別。




越生町を抜けて、ときがわ町に入り、松郷峠へ向かう。
峠道に入る前の山に捨てられている、クラッシックベンツ。
初めて見たのは、みんカラ入会後だから、もう10年。
その割に、腐食は進んでいない。側面には艶もまだ残っている。

腐っても鯛 さすがベンツとでも言おうか。




松郷峠は、一昨年の台風19号で長らく通行止めだった。ここを走るのは3年ぶりだ。



峠への登り入口で、一枚。今日はSONY サイバーショットで撮影した。
雨が降りそうな一日中、暗い寒空だった。 



峠を越えてすぐの場所に、鉱山がある。多分石灰鉱山だろう。




峠を越えて、下に降りると小川町。ここで、埼玉県一長い県道11号線に接続する。
熊谷から小川町を越え、定峰峠を越えて、秩父に至る県道である。

小川町・東秩父村の境にある、台風19号にも耐えた県重要文化財の、鉄骨歩道橋だ。




地元の建設会社が大正時代に架けた、珍しい 人・自転車専用鉄橋だ。



歩道橋から見た、里山の風景。色も無く、水枯れの冬景色である。
この辺でも、平地ならば降雪は殆どない。川岸には桜並木が続いている。




車を進めると、河原に出る。サギがいたので、カメラを向けると飛んで逃げた。
奥の林の前で舞うように飛んでいる。仲間も一緒だ。

左下の白いのも仲間と思って、フレーム内に入れた。
が、スーパーのビニール袋が引っ掛かっているのかな? 興覚め。


・トリミング後  



更に進むと、割と最近出来た林道入口に出た。今日は特に目的地なし。
走って見ようか?




舗装路は最初だけで、以後はダートが続いている。路面は進む程、荒れてきた。
眺望の全く開けない、重苦しい雰囲気の林道だ。




林が一部欠けている。多分土砂崩れだろう。見上げれば、法面をコンクリートで
固めているのが見えた。復旧したばかりのようにも見える。走らない手はない。

ここで、トランスファーを4WD-H に入れる。エスクは駆動力の大きいパートタイム四駆だ。




写真の法面上に出た。だが、少し進むと行き止まり。入口から2Km程かな?
崩落したのか、未成線なのかは不明だ。土砂の先にポールが立っていた。




戻るしかないが、旋回は十分出来そうだ。しかし、落ち葉で路面が見えない。
こういう場合は要注意だ。脚で路面を確認して歩く。
*特に路肩は、側溝に落ち葉が堆積していて、タイヤが落ちたら大変だ。



かなり、地盤が緩い場所もあったので、そこは避けて旋回した。初代エスクは
現行ジムニーよりホイールベースが短い。その分、小回りが利く。




久々の林道、しかもダートだったので満足 と言いたいが、眺望もなくストレスが
溜まる林道だった。しかも、路肩の林の中には大きな墓場まであった。

このタイヤでは初めてのダートだが、MOMO ATトレックは路面をしっかり掴む。
不安のない走りであった事が収穫だ。

帰路の途中、小川町の古びた昭和のスーパーで1日2杯の酒の充てを求めた。



この日は、奮発して本マグロ刺身だ。上野村(日航機が墜落)産の椎茸も買った。
*ここは大震災後の長きに渡り、福島の野菜や魚を売り続けていた。自分も毎週の
ように買い続けた。野菜も魚も旨くて、出荷先も限られていたせいか、安かった。


帰り道、道祖神が立つ梅林の前を通った。



近くで見れば、枯れ木のようだが、離れて見ればご覧の通り。
薄っすらとピンク色に見える。あと一か月を待たずに、梅が開花するだろう。
寒い寒い毎日だが・・。

春はそこまで・・。春を待つ里山の風景である。

*本日の走行距離は、約100Kmだった。
2021年09月20日 イイね!

三カ月ぶりのドライブ 青天を衝け 

三カ月ぶりのドライブ 青天を衝け 三カ月ぶりのブログUPとなりました。

9月に入り、部分的日照時間が2-3日。
梅雨空のような日々が続いた。
本日(19日)は、終日晴との予報だった。
本当に久々の天気で、ドライブを楽しみたい。

まだ7時、エスク出動である。まずは、20Lを給油した。


近年は走る分だけ給油しないと燃料が腐る程、走らないからだ。
70L大容量タンクも、宝の持ち腐れ、いやガソリンの入れ腐れである。


自宅を出てから15分。田園地帯を通る、手前の河川敷で一枚。
雲が厚く垂れこめているが、すぐ青天になるとの予報を信じて車を走らす。




目的地の越生町に入ると、気持ち良い青空に変わっていた。
まさに青天を衝く ドライブとなった。

山上に見えるのは「世界無名戦士の墓」 佐藤栄作元宰相も訪れた施設である。
戦後まもなく、埼玉県立施設として建てられた。
世界中の戦没者を祀るのは、中々珍しい事である。一時は国営化の話も出たようだ。



車を止めて撮影。後ろにカブに乗った警官の姿が・・・。
カメラを取り出し、山上に向けると、カブはUターンして戻って行った。
職質でも、かけるつもりだったか? 



街中を抜けて山に向かう。名勝・越生梅林を通り越して黒山三滝に出た。
江戸時代から、江戸や近隣諸国から参拝客が訪れ賑わったと言う。
実際、20年程前迄は、週末は繁華街なみの人出で、ごった返していた。
連れてきた子供が、迷子になったくらいであった。それが今は閑古鳥だ。

入り口門にあるように、滝部門の日本観光100選になった地である。
だが、ここは今日の目的地ではない。



目的地は、このすぐ先にある。



NHK大河ドラマで有名になった、渋沢栄一の養子で甥の渋沢平九郎 自刃の地である。
詳細は、フォトギャラにUPしているので参照願います。
ここに石碑があるのは、以前から知っていた。もう何十回も通った道だ。

だが、停車して石碑を見た事はなかった。
それが、大河ドラマ放映で有名になり、町も説明看板等を設置した。


ここにも、無名戦士(当時)の墓-正確には近隣-があったのだ


放映までは、訪れる人もなかったが、今は花や供え物が沢山、置いてある。

上野戦争で敗れ、埼玉県飯能市に敗走、再び破れて故郷を目指したのか?
越生町から小川町に出て山を越えれば寄居町。その隣は、もう故郷の深谷市である。
さぞかし無念であったろう。合掌。



享年は数えで22歳の若さだった。1868年7月12日の事であった。
*大河ドラマで、演じた俳優にも劣らぬイケメンで驚いた。
渋沢栄一が後の明治45年、ここを訪れた時の写真が添えてある。

時間はまだ9時だが、車がどんどんと入ってくる。黒山三滝ではなく、こちらに向かってくる。

久々に、この笹郷林道を登って奥武蔵グリーンラインに出て見よう。
それが、飯能から敗走してきた平九郎の通った道でもある。

上記写真、渋沢が訪れた明治45年の杉林が下写真と同じ位置である。
平九郎が自刃して152年が経った。更に、渋沢栄一が訪れた明治45年からは、100年以上
経ったが、今も、変わらぬ姿を見せている。



自刃の地から林道に入る。道は更に狭くなる。
エスクード購入後、初めて走った林道が、この笹郷線だった。
この時間には久々のカンカン照りになる。カンカン照りと日影が交互に続く。

日陰に入ると、そこは真っ暗闇だ。目が見えなくなる。停車して目を慣らした。
以前にはなかった体験だった。
ただ子供の頃、映画館に入るとこんな状態になったのを思い出す。
写真で表わすと、下写真のような感じだった。



眼もようやく慣れ、本線を進むと、2つの巨岩が姿を現した。
奥武蔵Gライン本線の、この部分は余り通らないので、巨岩には5年ぶりの再会だった。



以前は岩の裂けめの中に入れたが、現在は柵が張られ、中の様子は分からない。
いつでも見られると、当時は思っていたので、結局入らずじまいだった。
何事も一期一会の精神が大切なようだ。




以前から何の説明看板もなく、ネットにも出ていなかったので、謎の巨岩だった。
5-6年程前に、上記の柵等を設置した工事中に説明看板が建てられた。

それによると「天文岩」と言われ、江戸時代末期に江戸で天文学を修めた、この地出身の
天文学者が晩年、この岩の中の空洞に部屋を造り、亡くなるまで天文学に励んだと言う。
だが、その説明看板も既に撤去されていた。





こんな感じの奥武蔵Gライン本線。日陰と日向が交互に現れる。
江戸時代に河の氾濫を避け、山の稜線沿いに造られた道を戦後、車が通れるよう拡幅した。
当時、繁栄していた秩父と越生町を結ぶ重要ルートだ。
今日は、マラソンランナーやハイカー、二輪、四輪と数多くすれ違った。

ゆっくり走りながら、終点の鎌北湖に出た。水を全部抜いての耐震工事は1年以上かかった。
7月頃、工事は終了していた筈だが、水はまだ殆どない。
今後のスーパー台風と、豪雨に備えているのだろう。




鎌北湖からの坂を下りると、里山の一角に曼殊沙華が群生していた。
日高市の巾着田の群生も、今が見ごろであろう。




それにしても、いつもは何も考えずに身体が道を覚えているのに、今回はかなり間が
空いて、考えないと、道がわからなくなっていた。
右脳だか左脳だか不明だが、感覚脳から論理脳への切り替えが必要であった。
感覚脳で走るドライブは快適だが、道を考えながら走る場合は神経を使う。
だが、身体が途中から思い出し、自動で感覚脳に切り替わったようだ(笑)。

今日の林道で唯一、眺望が開けた場所の写真だ。ここの標高は400-500m程か?



*付記  帯電アルミテープによる効果をこの道で試した。整備手帳参照。
前回までで、エアコンONで5速ホールドで鎌北湖までの坂道を登っていた。

今回は、平地から坂道までの助走なしで、坂道入口でいきなり5速にして登って見た。
さすがに今回は、途中でノッキングしたので、シフトダウンして完走。
鎌北湖の看板が見える、ゴールまであと30m手前であった。
だが、アイドリングの800回転から5速で加速した。走行音も静かになった。
一定の効果は認められた。


*写真の、鎌北湖の看板が見える位置まで5速で来られた。今一歩であった、残念!

午後の早い時間に帰宅。走行距離は100Km弱と言うところだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
久々のブログ おしまい。


2021年05月03日 イイね!

林道・新緑 療法

林道・新緑 療法  先月は遂にブログUPゼロ。休眠中以外では初だ。
今朝は割と気分も良く、半日くらいなら出られそうだ。

久々にエスクで林道を走りたい。
新緑の薫りで体調も、少しは良くなるだろう。

朝8時頃に自宅を出た。入間川を渡る時、冠雪の富士山
が、いつもより大きく、ハッキリと視界に入った。


越生町に入り山田うどんで朝定食。以前は7時オープンだった。
*ここは埼玉のローカルチェーンだが、神奈川方面にもファンはいる。

と思ったが、もう9時過ぎだが、営業していない。コロナ禍の影響だろう。
食事以外は、他人との無接触ドライブを心がけている。
すきっ腹を、我慢しながらの半日ドライブとなった。



*無人の駐車場で最初の1枚 本日は久々にJ5での撮影である。

少し進んで、道路そばの越生駅に寄って見た。東武線とJR八高線が乗りいれる。
東武線はここが終点である。ハイキング姿の人々が沢山、駅から出てきた。
今日は、絶好のハイキング日和である。



この街で生まれた太田道灌像が出来ていた。昨年末の建立、出来立ての像である。
だが、像が出来たのは昭和50年とある。川越市役所前に、道灌の像がある。
越生の街外れの、道真・道灌親子の菩提寺にも像があったが、移設した像なのか?

*調べると、道灌が暗殺された神奈川県・伊勢原市役所前に立つ道灌像と同じ鋳型
から造った像との事である。つまり鋳型は昭和50年に出来、像は最近の製作と言う事だ。



東武線が出て行った。坂戸経由で池袋に至る路線である。


駅を離れて、少し進むと越生町役場と併設の大きな駐車場がある。
役場は休みだが、車はまだ早い時間だが満車に近い。
車を置いて路上から山を撮影した。新緑が眩いばかりである。

山上の白い建物は、県立・世界無名戦士の墓だ。




ここを出て名勝・越生梅林のある道へ出て黒山三滝に向かった。向かったが、梅林を
過ぎたあたりから、もう渋滞の車列が出来そうだった。

ここは、進路を変えて弓立山を目指した。数年前、山火事で3日3晩燃え続けた山だ。

弓立山の中腹・標高300m程を 登るエスクード。
山頂にはパラグライダー発進基地がある。




中腹からそば打ち道場の横を通り、急坂を降りて向かったのは樹齢千年以上、上谷の
大楠である。埼玉で一番の巨木である。幹回りに木製の回廊が掛けられているが、昨年
幹の1本が倒れてしまい危険と言う事で、そばには行けなくなった。





幹回り15m、高さ30m、樹齢は千年以上 のまさに荘厳なご神木である。
楠が関東にあるのも珍しいのに、自然森で自生して、この長寿は大変珍しいらしい。


大楠のすぐそばに自生するフジもまた珍しい。これ、フジでいいんだよね?


窓を開けてマスクも外して、森のマイナスイオンを浴びながら新緑の林道を走る。
いやあ、気持ち良い! 身体も心も軽くなるようだ。



帰路は、鎌北湖へ続く坂道のMyテストコースで、電源安定化装置の効果確認をした。
*フォトギャラか整備手帳でテスト結果UPの予定


水を全部抜いて堤防の耐震工事を昨年から実施中。湖底までは50m位ありそうだ。



堤防は、ほぼ完成まじかなようだ。工事開始から、はや1年が過ぎた。
完成は今年の7月。もうじきである。
ヘラブナ釣りの名所だが、魚たちは現在どこかの、池や沼に避難中との事だ。

鎌北湖からの帰り道、路傍にポピーが咲いていた。季節が巡り始めると全く早い。



昨年は中止になったが、今年は秩父高原牧場の、あの広大なポピー畑の観覧が出来る。
5月22日(土)~6月6日(日) 9時-17時  駐車料金 400円 のみ

見渡しきれない程の1000万本のポピーが、標高500-600mの高原に広がる。
*2018.05




午後1時頃、帰宅。本日の走行距離は98Km だった。
それにしても、人出や車の数も以前よりは相当に多くなっていた。
以前は、人など見た事も滅多にない大楠にも、かなりの人がいて驚いた。

更に一部のハイカー以外は、老いも若きも、ほぼ全員がマスク着用であった。
本日も、はぼ無接触ドライブであった。ドライブも、命がけになってしまった。

だが、林道・新緑療法は効果十分で、具合が大分良くなった。



2021年03月01日 イイね!

里山の冬、山中の春

里山の冬、山中の春長い巣ごもりはストレスを招く。

濃厚接触者毎回ゼロと言う、新型コロナ禍時代の
ソロツーリングの術はあれど、体調万全・微風晴天
・ドライブの気合がはいる。この3拍子が揃わないと、
中々外出は出来ない。

里山のツーリングレポが楽しみと、コメントをくれた
お友達にも感謝。お世辞でも嬉しい限りです。


この言葉にも後押しされて、昨日は数か月に1回の、3拍子が同期。
昨日は冬の最後の日。最後の冬の日曜日であった。
久々、 東秩父のお山へ登った。*当然 車です(笑)。


連日の強風、吹き荒れる砂埃が積もった車のボンネットに水を掛け、真っ白に
埃が溜まったEGルームも、軽く拭いて出かけたのは、10時過ぎ。



市内を抜けて、鶴ヶ島市、坂戸市、東松山市、ときがわ町 と下っていく。
途中、前回は営業していたうどん・ラーメンなどの飲食店が数件閉鎖していた。
厳しいコロナ禍の現実である。

ときがわ町の撮影ポイントで、本日の目標 笠山を確認した。
山頂が、チョコンと出ている姿から乳首山の異名があるらしい。

ここもまた、冬枯れの景色である。



ここで、整備手帳にも使った愛車を一枚。


小川町に入った。

ここは、河越・秩父往還の中間に位置する宿場町として栄えた町だ。
護岸工事を長く行って遊歩道を整備した。
だが、完成した途端に一昨年の台風19号の被害を受けた。
今も、改修工事が続いている。




小川町と東秩父村境近くの槻川(上記川も同じ)の河原だ。
自分の冬場の河原飯の定番スポットのひとつ。何やら今日は人が沢山いて密状態。
この時期に人がいるのは珍しい。

横を通過しながら見れば、撮影機材が置かれ、カメラを回している。
何やら、撮影の最中のようであった。

梅ならすぐ咲きそうだが、ここは桜並木だったかな?



少し先に車を止めて、未だ冬の里山の景色を一枚。

5機編隊が通り過ぎた飛行機雲が流れる。ブルーインパルスの訓練飛行だろうか?
入間基地からのジェット機なら、ここまで10分も掛からないだろう。



東秩父村に入り、村内を抜けていく。この辺では有名な交差点。

直進すれば、峠を越えて鉢形城跡(日本100名城)に出る。かつての北条氏の有力な
出城であった。この地に、6万ともいわれる豊臣軍が攻めてきた。

この道は、熊谷から秩父市に至る埼玉最長の県道である。左折して山道を登ると
定峰峠に出る。峠を降りると秩父市に出るが、ここもまた前述の台風19号被害で、
崩落が未だ復旧していない。



*写真が傾いていると思い、修正したが、気が付けば傾斜計は正確な表示だった。

交差点を左折して暫く走る。崩落の工事中の場所も未だ残る。
標識の出ていない知られざる林道起点から山を登る。

急こう配の九十九折れが続く。エスクは急速に高度を上げていく。




一般道とは違う風情の林道。
ここは舗装状態も良い。集落が山に点在するからだろう。



日向では梅が咲き誇る。


何やら、お寺のような建物も見える。


日当たりの良い斜面に梅が咲き誇る。山中には一足早い春が来ていた。




暫く登ると分岐路の平坦な道に出た。崖に見晴台がある。チーンと妙なる鈴の音が・・。
見晴台の端に金属製の小さな鐘がある。



風が吹くと、これが妙なる調べを奏でるのだった。
この少し先に、公衆トイレがあったはずだ。そこへ向かう。


綺麗に手入れされた公衆トイレ。珍しいタイプのトイレだ。
こんな山奥にもハイカー・旅人の為に整備されている。
しかも、どこでも水洗だ。大変に有難い事だ。感謝しながら用を足す。


*飲料の置きっぱなしは頂けない。感謝のないダメ人間。自分が回収するしかない。

トイレの横の広場には遊具が置いてあり、小さな公園になっていた。2年前の事だ。
だが、遊具は撤去されていた。過疎化が進み、子供がいなくなったのだろうか?


かつての小さな公園も、今は材木が置かれているだけ。

笠山峠に向かう分岐路。笠山峠には一旦左に下って、上がり直すのだ。
しかし、峠付近は積雪かアイスバーンだろう。一昨年も笠山峠付近でグリップを
失い、危うく崖から転落する所だった。
山中の道は春でも、峠はいまだ真冬である。

この時は無動力、つまり重力のみで、後退しながら旋回場所に出た。
爺になるまでローンレンジャーではなく、爺になってもアローンレンジャーなのだ(笑)。



先ほどの見晴台から撮影。

下は降雪前の笠山峠。奥に見えるのが、笠山の先端部分?と思う。



ここの小さな広場で、旋回して山を降りた。
帰りは、村にある古民家を改造した蕎麦屋さんへ。もう14時近くだった。
村内には旨い蕎麦屋が、和紙の里にもある。



盛り蕎麦と、地元野菜の天ぷら少量を頂く。久々のお店の蕎麦は旨かった。
脱サラしてそば修行を続け、この古民家を借りて店を出してまだ数年だったか?

一合半の美酒と、肴の刺身を土産に帰宅。運転時間4時間 走行距離 105Km.
2本のシフトレバーを操っての運転は楽しかった。

今回撮影した写真には、河原のロケ隊以外は人が映ってはいない。
意識して、人を映さなかった訳ではない。


写真は、まさに時代を映す鏡である。



あとしばらくで、好きな桃の花が咲く。東秩父村は桃の花でいっぱいだ。
次は桃の花の時期に。あと数週間である。

春の色は濃くなり、季節が加速しながら巡りだす。



*毎年3月中旬-下旬頃に、定点撮影する東秩父村の林道沿いの景色。
平地に近いのでまだ梅の季節だ。写真は紅梅である。




2020年12月12日 イイね!

エスク同窓会 奥秩父で温泉

エスク同窓会 奥秩父で温泉久々に奥秩父へ行き、ホテルで食事・温泉に
ゆったり浸かってきた。12月11日 昨日の事だ。
今年、最後のロングドライブだろう。

今回の車は、友人のハイラックスサーフであった。
四駆全盛時代の車である。

1997年11月 新車登録 



自分のエスクは、やはり1997年10月 新車登録だから車齢は同じ事になる。



今は車には全く興味なく、屋根付きガレージで保管中だそうだ。

もう20年間、ワックス掛けなどしていない と言う。
彼は、今は車には全く興味がないので、「みんカラ兄弟」という訳でもない。
エスクも23年乗って10.3万キロと、多いとは言えないが、彼のは驚きの5万キロ台。

写真の通り、ボンネットに塗装剥げが見られるが、ボディ側面はまだ艶も十分だ。
見るからに分厚い塗装である。エスクの塗装も厚いが、これは更に厚い。
この型のサーフは、自分も一番好きな形である。
だが自分には、高額かつ大サイズ過ぎ(特に全長)て、買えなかったが・・。
乗り込めば、装甲車の中のような(乗った事ないが・・。)安心感がある。

さて出発だ。以後、別の日にエスクで行った写真と、混合の同窓会になります。
*補足説明用に、別の日にエスクで行った写真を使用。目印に小サイズとしました。



丸山林道から、芦ヶ久保の国道299号線に出る途中の丸山林道。
秩父のシンボル武甲山が見える。山容を保つ為、写真 手前半分を採掘している。
全山石灰岩の山は、採掘で削られた岩肌が痛々しい。

ここを下りて、芦ヶ久保・道の駅に出る。
道の駅で、シイタケや名物のしゃくし菜を買った。朝なら品物は豊富にある。

面積は全国40番以下の狭い埼玉県。そこに743万の人口がひしめく。
どんな山の中に入ろうとも、人家がない場所は見た事がない。
どこへ行っても、すし詰め状態。県内北限の秩父市でも、駅前通りはいつも渋滞だ。
最初に来たときは、なんでこんな僻地(失礼)なのに渋滞するんだ と思った。

だが、市内を少し走り、秩父鉄道の線路を渡るとそこは市街地、交通量は激減する。

秩父は何回もブログUPした。が、その頃は、まだなかったものを見に、三峰口へ。
秩父鉄道の終着駅である。



数年前は、まだなかったものがこれだ。
高低差70m。日本第2位のバンジージャンプである。向かう途中の橋から撮影。




吊り橋がある。中央のゴンドラからジャンプするのだろうか? 
昨年TVで初めて知った。前回はカメラを持たずに行ったので、自分では初公開だ。




橋の反対側から撮影。
下まで100mくらいありそうだ。下を見るだけで、吸い込まれそうな光景である。


ジャンプが1回5千円? それを払うの? 5万円貰ってもやりたくない。

さて、少し見てからホテルへ向かう。途中にある1車線の元・素掘りトンネル。
*最初に来た当初は、素掘りで中がゴツゴツしていた。




トンネルを出るとこんな感じの道。御岳林道入口(出口)もあった。
前回は通行止めだったが、昨日時点では通行可能であった。



走る事20分程で、ホテルに到着した。民宿並み低料金の国民宿舎・両神荘。
建物後方にも本館があり、外から見た目よりかなり大きい。




ここのレストランで、美味しい天ざるを頂く。
今回は調理人が変わったようで、少し何か違っていたが、旨い事には変わりない。

食事後、ロビーで一休みしてから温泉に入った。ヌメヌメした湯ざわり。
強アルカリ性の美肌の湯である。
*ここは、一人千円以上の食事をすると、温泉が半額で入れる。
美味しい天ざる+♨ =2千円で100円のお釣りと割安である。




内湯から露天風呂に移動。 内湯には先客が二人いたが、露天は友人と二人のみ。
荒川支流の小森川が下を流れ、風呂の前には大きなカキの木がある。
そこに野鳥がたくさん来て、カキの実をついばんでいる。野鳥のさえずり 水の流れ。


風流にして風雅 現状の閉塞感も忘れる贅沢な時間。
最高です!



*風呂の写真は、ホテルホームページから  さすがプロの写真だ。

ゆったり、温泉に浸かってから再び休憩。友人が寝ている間に、隣の中国風寺院へ。
ホテルフロントを通る時「また機会ありましたら云々。」と、受付が電話で話していた。
宿泊予約キャンセルの電話だろう。接客業は特に受難の年である。



埼玉県が1992年中国・山西省と提携した記念として、この地に寺院が建立された。
立派な中国寺院だ。名前は「神い館」と言う。心安らぐと言う意味らしい。
*い の漢字変換出来ず。

数年前までは親善会館として中が見学出来たが、今は閉鎖されている。
中の壁面をクライミング用に改造して、今春再開予定だったが、コロナ禍で延期中だ。



*これは、まだ会館として見学出来た頃の写真。上が昨日の写真。
全体的に色彩が薄れ、手が入っていない事が分かる。

帰路は、志賀坂峠から降りてくる国道299号線に出た。
30分程、走ると秩父市内に出る。

ここは、秩父鉄道の駅前商店街を抜けている所。
電柱が埋められ、代わりにガス灯が、並んでいる瀟洒な風景。西武・秩父駅前も
日帰り温泉が出来て素晴らしいが、秩父鉄道・秩父駅前商店街は風情で優る。



歴史ある建物も多い。造り酒屋に、もう一軒は元・宿屋のようだが・・?





秩父夜祭は、12月3日が恒例である。
ゆかりの秩父神社本殿の、イチョウが車中から見えていた。

・大ザルが出てきた!

帰路、正丸トンネルを出てすぐの歩道に、サルが路地から飛び出してきた。
四足歩行している。見た事もないような大きなニホンザルであった。
正丸峠など上では何匹も見たが、国道に出てくるサルは初めて見た。


*ネットから拝借 写真のサルより更に大きかった。

上には餌になる木の実がないのか?全国各地で、野生動物が市街地に出没している。
大きなサルは、車に轢かれなければよいが・・。少し先でパトカーがサイレンを
鳴らして通り過ぎた。あのサルの通報があったのだろう。

帰宅して、月に2本しか飲まないビールを飲んだ。
つまみは、焼きシイタケにしゃくし菜と、握りずし。皆旨かった。
食べ物が、またおいしく頂ける事に感謝・感謝である。

CS放送のサルの惑星を見ながら寝た。サルの惑星ってシリーズが続いているんだね。



奥多摩に較べれば、グンと空いている奥秩父だった。

重苦しい雰囲気が続く日本 そして自分の街も、閉塞感が覆っている。
山深い地での日帰り温泉ドライブは、いっときながら心を和ませてくれた。

9時に自宅発。♨到着 11時40分 休憩後 14時まで温泉に浸る。
帰路、買い物をして16時40分 自宅着だった。
久々に最近の日常の緊張感から離れて、ゆったりと過ごせた1日であった。


・耳より情報

CS放送のTBSニュース局で、シャープのプラズマクラスターが、コロナウイルスの
99%を除去したとのニュースが数か月前に流れた。
現在は、広い空間にも効くか実験中だ。

丁度、年初に購入したところだった。写真は15畳くらい迄用。加湿器付き。
自分が買える位だから、そんなに高価ではない。



ようやく一難去って、本来のドライビングレポが、UPできました。
いろんな方との、連帯のお陰だ。コロナ禍は持ち越し。来年は、分断より連帯を。



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「[整備] #スイフト 再び連日の40度越 日々の熱波対策と脱落の補修 https://minkara.carview.co.jp/userid/1110056/car/855743/8338768/note.aspx
何シテル?   08/19 15:29
眼が悪く、黒背景の文字は、読む事が出来ません。 足跡も見ていません。 以下に該当する方はフォロー不可です。 自己紹介欄に、居住地もなく、宜しくだけの方。記...
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