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CatDogのブログ一覧

2020年10月03日 イイね!

秋の里山 東秩父村 林道を繋いで笠山に登る

秋の里山 東秩父村 林道を繋いで笠山に登る5年程前までは、週末ドライブの定番は東秩父・秩父か
奥多摩であった。*秩父と東秩父は、文化圏が異なる。

それが、めっきりと減り今年はコロナ禍もあり、昨日
10月2日が、今年初めての訪問となった。

美しい秋の里山を満喫して、林道伝いに標高837m
の笠山に登り、林道三昧の1日となった。



埼玉県を走る鉄道で、唯一電化されていない八高線が県道と並走している。
今日は運よくテスト走行中の新型車両に出会った。これは、幸先が良い。
*東京・埼玉・群馬を走る全長92Kmの比較的長い路線だが、トンネルがひとつもない。



この先のGSで、ドライブ分の燃料10Lを入れた。整備手帳にも書いたが、70Lの大容量
タンクを満タンにしたのでは、ガソリンを腐らせる恐れがあるからだ。
実際、原付のトディでは2回も腐らせてGSまで押した。

それ程、近年の走行が減っているのが、現状である。それに伴い、ブログUPも減った。
以前は2万/月を楽に超えていたPVも、最近は割る月が続く。
しかし、外出せずにUPする気力も萎え、6月以来の正式ブログとなりました。


ドライブの楽しさ再発見であった。


*GSでの撮影は考えれば初だった。本日走行予定分の10Lだけ給油。

途中の田舎道からの景色。奥右に、頂上が尖がる笠山が見える。




たまがわ道の駅に寄り、ここにしかないうどん・豆腐・漬物(漬けた人表示)を、
買って、先日購入したキャプテンスタッグの保冷バックに入れた。
4L容量なので、これにてほぼ満杯となる。生鮮品用に予備バックも積んでいる。



久々の河原飯でも食べようかと、弁当を買う前に御用達の河原に着いた。
だが、河原の補修中であった。昨年の台風19号で受けた被害の復旧が続いている。



他にも工事用車両や作業員が河原で作業していたので、車を上流に進めた。

彼岸花の群生する景色が広がる。周囲にも花が咲き乱れ、秋の里山風景である。
久々の訪問は、まるで故郷に帰ったような懐かしい気持ちであった。







清流を渡る。

更に上流に行くと、奥入瀬渓流のような景色も見える。






そばの花満開だ。 新そばの季節である。


盛りをすぎたか、自分の腕が悪いのか?公開も憚られる元気のないコスモスが咲いている。


*風に揺れる元気の良いコスモス。9月中旬。10月では盛りを過ぎたようだ。
 これのみ、いつものニコンコンデジP340で別日時に撮影。

 

・笠山に登り、笠山峠に至る 林道編


この先は林道入口だ。急坂が続く。遠くに見えていた笠山が現前に迫る。



急こう配を上がっていくが、しばらく上がった所でとうせんぼ。
山は平地より多く、昨年の台風の爪痕が未だ残されて復旧が遅れている。



やむなく引き返し、違う分岐路に入った。まもなく水場が見えてきた。
水の味は悪くないが、水場の整備が必要なようである。

先に進むと、林道が空中を走る場所がある。



下写真部分は、林道の空中回廊である。林道が崖から突き出した支柱に支えられている。



空中回廊からの絶景。ここは標高700m程の地点。眼下に、小川町の街並みが広がる。



そして笠山峠に到着。この林道の終点である。笠山の尖がった山頂部がよく分かる。



この先は、山を下りる別の林道の起点でもある。下ってくと、分岐路の片方が
全面柵になっている。もう片方の通れる道を降りていく。

舗装が割れて、一部極悪路になっていたがエスクなら楽々走れる。
面白く楽しく、時々ヒヤヒヤしながら一気に700mを駆け下りた。
ここは、平地の標高が低いので標高が殆ど高低差となる。

降りた場所に手打ちそば・うどんの店があった。



四季折々に通るが、開店していた事がない。
と言って、店周囲に雑草もなく廃業した様子もない、まか不思議な店である。

近所の行きつけの蕎麦屋のご主人が亡くなり、閉店後は外で蕎麦を食べた事がない。
蕎麦畑を見たので余計食べたくなった。時間はもう昼時を過ぎていた。

・ドライブの締めは新蕎麦を堪能

到着したのは、古民家を改造した元サラリーマンが打つ蕎麦店である。
退職後、そば打ちの修行をして開店させた店である。




奥さんが揚げる地場野菜の天ぷらと、盛り蕎麦普通盛りを注文した。
ここの蕎麦は旨いが、今日は一段と旨かった。*この村の和紙の里 すきふねも旨いよ。

ご主人が蕎麦湯を持ってきてくれた。今日は100%新そばですよ。と、おっしゃる。
なるほど、一段と旨い訳だ。

今度は自分が、神田やぶそばに行った時の話などしたら興味深そうに聴いてくれた。
お昼時を過ぎていたので、他に客もいなかったからである。

一昨年、凍結した峠の急坂でスタックした事を思い出した。この日の帰りにも
ここへ寄ったからだ。この時は峠に熊が出たと言う話だった。




そんな思い出のある、笠山に見送られて東秩父村を後にした。

途中のスーパーで本マグロ奮発、タコも・。氷を予備の保冷バックに入れ、帰路につく。
物流の進化で、山里でも新鮮な刺身が手に入る。ありがたい事だ。

夕方に帰宅、暑くて汗まみれ。すぐにシャワーを浴びて、刺身を肴に1杯の焼酎を飲む。


今日の走行距離は、予定より多い、150Km越えだった。
久々のドライブは景色も新鮮に映り、本当に楽しかった。


まだまだあるが、別視点でフォトギャラに灯を残すためにもUP予定です。
*まだまだでなく、まだ・位ですが。余り長いと、書き方・読み方共に疲れるので・・。

自分のフォトギャラは、ブログに準ずる位置づけなのです。下は予定写真の1枚。



初代は大正時代に造られた歩行者専用鉄橋。日本の近代土木遺産に選定された。
途中の県道沿い。河原の手前に位置する橋。

・カメラについて 

オリンパスがカメラ事業から撤退、米系ファンドに事業売却。誠に残念です。
今回は、オリンパスの古いミラーレスEP-3で、これまた久々に撮影しました。


2020年06月18日 イイね!

里山の梅雨 弓立山を下り、初めての林道

里山の梅雨 弓立山を下り、初めての林道梅雨空の曇天、久々にエスクで出かけた。

全気筒アースとDI点火コイル全交換の効果測定、
設置後、数キロしか走行していない。
テスト走行後、気が向く方向にかじを切りたい。

歯の治療を受けて、10時に歯科医院から出発した。
まずは、自分のテストコースである鎌北湖へ向かう。



下写真が、鎌北湖への坂道のスタート地点だ。過去の推移は下記の通り。
・新車時5速ホールド登坂不可→5速ホールド登坂可能→5速AC・ONで登坂可能



過去のテスト結果詳細は、整備手帳かフォトギャラに譲るが、大まかには下記の通り。

2017年9月 イリジウムプラグ交換+ラジウム樹脂バンド(他に静電気放電+アーシング済)
やっとの事ながら、AC・ONでも登坂可能になった。
新車から20年目の最大トルク更新であった。

2020年6月18日 2017年はゴールの鎌北湖に到達できたが、息も絶え絶えレベル。
今回はどうか?今日の気温は湿度高い28度。
2017年は23度、ホイールも前回より重くて条件は悪い。

さて、5速40Km+でスタート。
トルクUPしているのが、はっきり分かる。ゴール百m手前までは50Km+まで加速した。
前回より+5Km以上、速度が速い。
終点付近では40Km+に落ちるが余裕あり。前回は40Kmを割り、ノッキング寸前だった。


こうして23年目にして、再び最大トルクを更新出来た。



湖の耐震工事とは、初めて見る光景である。底までは、30m以上ある。
重機が、あちこちで動き回っている。工期は1年以上、完成は来年である。



クロカン四駆も、この無限軌道車の走破性の前には赤子と同じであろう。

 

下写真  湖底も整地されている。初めて見る光景が続く。


*下、満水時。紅葉の鎌北湖


ここから、Uターンして黒山三滝に向かう。
越生梅林の中を通過中のエスクード。

ここで、音が以前より大分静かになったのに気づく。
停車中に、エンジン音は殆ど聞こえず、エアコン吹き出し音の方が大きい。
点火コイル交換でパワーUP、全気筒アーシングで静音化が出来たようだ。



梅雨の里山にも花の色どりが見える。里山に咲く鉄砲ユリ?。
黒山三滝は止めて、久しく登っていない弓立山に方向転換した。


里山を抜けて、弓立山を登る。急坂を登ると、中腹にトイレ等のPKスペースがある。



周囲は、黒山県立公園になっている。




そば打ち体験センターが見える。打たないで、食べるだけは出来るのかな?


頂上には、パラグライダー発進基地があるが、ここから下へ支線の急坂を降りた。
道横の丘に登り撮影。生傷は絶えない。




凄い急坂である。ここには地滑り危険個所の立て看板がある。当然な地形だ。



途中から急激に立ち上がる坂道。


ところが、震度5以上の地震があっても、大雨が降り続いても、過去ビクともしなかった。
埼玉県は強固な岩盤に支えられているようだが、この周辺は特に強靭らしい。



降りた場所から林道が出ている。
途中、崩落個所があったが、修復されて1車線は確保されていた。

・埼玉県随一の巨木 上谷の大楠

この先には、埼玉県随一の楠の巨木があるのだ。上谷の大楠である。
高さ30m、幹回り15m は全国でも16位だとか。
最初の画像・鎌北湖の湖底まで届く高さである。


樹齢は、何と千年以上! 

南で成長する楠が、関東の自然林にある事だけでも珍しい事らしい。



写真では、この樹の巨大さが表現できないのがもどかしい。
同じ幹から上で枝分かれしているが、肝心の幹部分が撮影出来ない位置にあるのだ。
木の精霊が宿る、不思議な雰囲気を感じる巨木である。



大楠のそばの人家。前回、訪問時には人がいたが今日見れば廃屋である。過疎化が進む。


・初めて走る林道

車に戻り、山を下りていくとアジサイ街道に出る林道があった。
初めて走る林道である。名前は忘れた。



森の精霊を感じるような雰囲気の森である。まだ、真昼なのに鬱蒼と暗い。

途中、違う道に入ってしまった。クリノメーター(傾斜計)は正確に斜度を現した。


そして、アジサイ街道に出た。

・枯れたアジサイ山

通称アジサイ山。かつては山一面がアジサイに覆われた名所でもあった。




珍しい緑のアジサイだと地元役場職員が植えたのは、葉化病ウイルスに感染した株だった。
たった1株のウイルス感染したアジサイが移植されて、山のアジサイは全滅したのである。
当時はまだこのウイルスは知られていなかった。
枯れたアジサイを調査してもらい判明したことである。

それから毎年株が植え替えられて、一時は大分アジサイが復活したが、また元に戻った。
看板は、既に12年も前のものである。
本来ならシーズン中で賑わう時期だが、今日は車が2台しかいなかった。

蛍が住む渓流沿いの、アジサイ街道を走る。
山にはアジサイはなかったが、街道には、その名の通りたくさん咲いている。






今日は左程蒸さず、撮影日和ではないが、ドライブには丁度良かった。
こんな緑の里山へ行くのも、都心にも行くにも1時間あれば十分だ。
引っ越しは数回したが、今の自宅のロケーションは一番気に入っている。

途中、県を越えるのは自粛して と言う電光掲示があったが、それも今日まで。
脚を怪我したりあちこち不調だったのも、時期を同じくして完治してきた。

おやつの時間に自宅で遅い昼食を取った。本日の走行距離は120Km程であった。



初林道の広場で、ひと休み中。老いて益々盛んなりの、我がエスクに祝杯を上げたい。




2020年03月03日 イイね!

春一番 エスクで名栗路を行く

春一番 エスクで名栗路を行く今年の冬は観測史上、最も暖冬だったと発表されていた。

3月1日春一番後のポカポカ陽気に名栗路を走った。
飯能から、秩父に至る間の風光明媚な旧名栗村地域は
木曽路のように全て、ではないが殆どが山の中である。

ようやくのドライブレポである。
今月のノルマ、早くも達成?



走るに楽しい道の県道53号線が、都道53号線から繋がり正丸峠に伸びている。
まずは、昨年12月に来たが通行止めで行けなっかった、徳川幕府直轄だった禄高5俵の寺。

だが、未だ復旧せず通行止めのままだった。
下写真の名栗渓谷まで引き返し、県道に出て名栗路に向かう。


*前回、訪問時は咲いていなかった紅白の梅が春を感じる。河原にテントもあった。
この名栗渓谷・名栗川は、自分の生活圏にある入間川上流にあたる。

東京都青梅市と埼玉県飯能市を結ぶ小沢トンネル。青梅市側は都道53号線。
トンネルを出た場所から、都道53号線から県道53号線に変わる。

県道53号線が名栗の道である。
トンネルを降りた交差点から少し走ると大松閣の看板が見えてくる。

ダートが20Km以上続く、大名栗林道の入り口がある場所だ。



*旅館と奥にある林道入口。秋の写真。
中津川林道などと違い、生活道路でない純粋営林道なので、いつもこの状態。

気持ち良いワインディングロードを暫く走り、有馬ダム(名栗湖)に着いた。
入口付近は崩落による、交互通行だったが何とか入れた。



久々に見る名栗湖。ここのお蔭で氾濫を免れた自宅地域一帯であった。
通行止めでお礼にも行けなかった。

台風の季節は水を抜き、雨水を貯める全国的にも珍しい防災ダムである。



雨上がりで水は濁っていた。
下は通常の秋・冬のエメラルドグリーンの湖面。夏はコバルトブルーに輝く。




今年の暖冬だとまた台風シーズンが心配である。

頼りにしています名栗湖!と思わず手を合わせた。

だが、車が入れるのは、まだこの堤防土手のみだ。以降は復旧工事中のゲートが。
堤防周辺には日曜日と言う事もあり、多くの車が停まっていた。
四輪より、二輪の方が多かった。




車を撮影する後方から激しい咳が聞こえる・・・。
振り向けば、自分より更に年配らしきライダーが手を口にかざさず下も向かず
に、80デシベル級大音量の咳を自分の方へ連射中だった。

ここは、すぐに車に入り、ゲート少し先でUターンして県道53号線に戻った。
来た道は引き返さず、正丸峠方向に進んだ。


少し走ると、山の上に大観音像が見える。鳥居観音である。




この観音様は、当時の埼玉(現・埼玉りそな)銀行 初代頭取が母親の供養のために
戦前に私費で建立したものとか。いやあ、大した威容である。



周囲には東南アジア各国の寺社・仏閣様式の建物が並び、有料で見学が出来る。
運営は無宗教の法人で、北野武監督作品のロケ地にもなった。
見よう観よう と思いながら20年が過ぎてしまった。

走り進めると廃車が目に付いた。米軍仕様のようなアメリカントラックだ。
以前は見かけなかった。


米4WD車とツーショット。


直進すれば山伏峠を越えて正丸峠方面だが、近道の天目指峠へ向かう。
崩落がないか気がかりだったが、「大型車通行禁止」の看板があり通行可能と分かった。




天を目指す峠とは、まるでペガサス。
ロマンあふれる名前と思いきや「あまめざす」とはこの地の特産の豆柿との事。
何だ、豆柿峠かい・・。知らない方が良かったかも・・。



数台の駐車スペースに小さな東屋がある峠だ。

ここの前で、珍しい初代のラブ4と、初代エスクのすれ違いを経験出来た。
この日は二輪が相当数走っていた。



下トイレ前から、林道終点の「つづら折れ」を一枚。


近年は、山奥でも綺麗な水洗トイレがあるのでありがたい。



正丸トンネルのかなり手前に出て国道299号線に合流した。
相当なショートカットだった。



久々に100Kmを越えるロングドライブであった。

帰路、前を某社の軽オープンスポーツカーがかっとんでいた。
赤信号で追いつき、信号待ちから少しアクセルを踏むと、たちまち車間が詰まる。
法定速度内で車間を詰めず、逆に少し開けて走った。TA51W 未だ健在か。

楽しいドライブで長い間、難儀していた微熱も治まってしまった。


付録   これもまた春の光景か ?

帰宅途中にあった、ご近所の靴の陰干しが微笑ましい。一体何人の子供?
数年前、近所の新築住宅に越して来た人柄の良い、若い中国人ご夫婦。
お子さんたちは、こんなに小さいのに日本語と中国語を駆使してよく喋る。





2019年11月10日 イイね!

また走れる日まで 奥武蔵グリーンラインの峠と見所 

また走れる日まで 奥武蔵グリーンラインの峠と見所 
・奥武蔵グリーンラインの生い立ち

奥武蔵グリーン(以後、G)ラインは、江戸時代に秩父と
当時宿場町で繁栄していた越生町を繋ぐ山道であった。

平地の街道は、現在の国道299号のルーツであるが、
河川の氾濫が多く、尾根沿いの道を予備ルートとして
開削したのが始まりである。



戦後、車が通行可能なように道を、拡幅して完成したのが奥武蔵Gラインである。
*本線は34Km程。


今回はフォトギャラ風にまとめました。

フォトギャラの写真8枚では、紹介しきるのは無理なのでブログにしました。
その為、少し長くなりました。

自分が、ここを走り始めたのは30年程前くらいからだが、当時は未舗装部分も多かった。
今は本線は一部を除き、ほぼ鋪装されて一般車両も通行可能である。

本来なら、タイトル写真のような紅葉が始まる時期だが、今年は台風19号で
かつてない程の被害を受けて、林道は各所で寸断されている。



*被害状況を知らせる林野庁のホームページより


1 Gラインの越生・毛呂山町側の起点 

写真の鎌北湖の権現堂線と権現堂支線が本線林道の始まりである。

春の桜、紅葉、雪と四季折々の姿が美しい鎌北湖。昭和初期の恐慌対策として
全国に造られた人造湖。奥蓼科の御鹿池も同時期に同じ趣旨で出来た。





2. 顔降峠から大野峠までは奥武蔵2号線になる。

弁慶と義経が越えたとされる顔降峠。その景色の良さに、思わず顔を振り向けた
と、言う作り話の故事から名付けられた。


峠の直前、林の中に塔が見える。近年出来たお寺のようだ。


*写真は蕎麦屋さん。
Gラインで最も人出が多い顔降峠。蕎麦屋二軒とフレンチレストランまである。
標高は450m程と低いが、眺望が良く富士が眼前に見える。


3. 顔降峠~苅場坂峠~大野峠まで 奥武蔵2号線と名を変える。

林道に突如出現する巨岩。


*この地出身の方が、江戸で天文学を学び、晩年再びこの地に帰り、岩の中に
勉学部屋を造り、天文学を追求したと言う天文岩である。下は若いみんトモさんだ。

4. 高山不動そばにある、かつて繁盛したGライン上最大の茶店。

崖沿いの階下にはBBQ場もあったが、参拝客の減少とともに廃業に追い込まれた。
建物は残っていたが、一昨年の放火で全焼してしまった。心無い輩もいるものだ。



茶店テラスから見る上州の山々。ここも焼け落ち、今は断崖になっている。


5. 関八州見晴台

空気の澄んだ快晴なら、東京湾・房総半島まで見晴らせる関八州見晴台登り口。
360度の大パノラマである。反対側には富士と秩父のシンボル武甲山である。



見晴台山頂。高山不動の奥の院ともなっている。


これが、崖を切り開いて立てられた高山不動尊本殿。春の火祭りは有名である。
国宝・重文も多い。日本の寺院様式とは、少し違うように見える。
ここから見る下への階段は、急すぎて目がくらむ程である。



6. 分岐する林道群  ほんの一部を紹介します。

景色が開けるGライン支線の猿岩線。


標高千m級の飯盛峠、写真のブナ峠が続く。


ブナ峠から出ている砥石線。すさまじい悪路。四駆でもボコボコになる道。
最強の駆動方式は、やはり二足歩行なのである。車通行不可である。


時々、登場する笠山の峠付近から下界を見る。*Gライン本線からは少し離れている。


7. 苅場坂峠ー標高831m

苅場坂峠は、四駆乗りには最も知名度が高い峠 眺望も良い。
平地より大分遅く咲く山桜。4月中旬頃。正丸峠へ出る苅場坂線が分岐している。

苅場坂峠は、かばさか峠と記載されている観光雑誌もある。
字も上の草冠がない標識もあってどれが本当か不明である。
地元の方に聞くと「両方とも正解。」と、これまたわからない回答であった。
私はこの字を使い、読みは「かりばさか」峠と言っている。



峠の正面には堂平山の天文台が見える。近年まで東京天文台として現役だった。
現在は、ときがわ町の観光施設になっている。パラグライダーの発進基地もある。



発進したパラグライダーが、偶然にもフロントガラスに映る。



8. Gライン最終路 ふたつ

大野峠から白石峠までは、奥武蔵1号線と名を変える。
芦ヶ久保に至る丸山林道が、大野峠で分岐している。
標高は千m越えで、奥武蔵では最高所の部類である。

大野峠の眺望は全く開けない。左が丸山林道で、秩父市・芦ヶ久保に至る。
右は白石峠に出て奈田良線に変わる。



(1) 丸山林道途中の県民の森を通り過ぎ、下り道に見える武甲山2枚。


全山石灰岩の武甲山。身を削って日本の発展に尽くして来た。岩肌が痛々しい。


(2)高篠峠・白石峠

Gライン上、最も大きな広場の高篠峠だが、全くなにもない峠だ。
左に秩父の一番寺近くに至る支線林道がある。


こちらにも支線が出ている。


白石峠で、奥武蔵1号線が終わり、定峰峠へ至る田奈良線に変わる。
この上には、先程の天文台やパラグライダー発進基地がある。



田奈良線は、林道とは思えない二車線道路。絶景ポイントがある。


ここも有名な定峰峠。Gラインの終点である。峠唯一の茶屋。



ここで、県道11号線に合流する。熊谷から秩父市を結ぶ県内では最長の県道である。



これが、奥武蔵Gラインの本線である。

本線から分岐している支線を含めると相当な数の林道群であり、これも広義の
奥武蔵Gラインなのである。

これら奥武蔵グリーンラインの、全ての道を走るのに20年もかかった。


この道こそ、我が最愛の車散歩道路なのである。

1日も早い復旧を切望しています。


2019年02月10日 イイね!

初雪降って梅開花 ?? 林道の旧友再会

初雪降って梅開花 ?? 林道の旧友再会当地にも昨日は、遅い初雪が降った。
初冠雪は昨日朝方に、その後夕方から再び降雪
があった。

が・・予報程は降らず、自宅付近では朝には雪も
消えかけていた。

まあ、この所のカラカラに乾燥した空気の潤いには
なっただろう。



怪我に風邪・・長い休養が続いた。 久々に、雪景色を見ようと出かけた。

まずはここまで来て、どこへ行こうかと思案中。写真の通り、全く雪なし。



上画像左上の、山上にある白い建物のズーム。世界無名戦士の墓である。

戦後、まもなく建てられ、現在は埼玉県立であるが、一時国立戦没者墓地としての
誘致活動もあったようだ。
当時の政府要人も、佐藤栄作首相などが訪問して碑文も書いている。



ここはどこだ。昔は宿場町で栄えた越生町。この辺りは、見所もまた多い。
天下の絶景は、なけれども日帰りで、程々の場所なら、いくらもある埼玉県なのだ。
エーイ 全部回ってしまえ  とエスク発進である。

まずは、関東三大梅林のひとつ・越生梅林の前を通ってビックリ・・。

昨年の今頃は、一輪も咲いていなかった紅梅が、開園前なのに既に咲いていた。



県道を奥に進むとアジサイ街道が出て来る。ここは、例年雪の豊富な場所である。
アジサイ街道の入口付近の、白壁のお屋敷には紅白の梅が開花している。
アレマー  驚いたな・・。




街道を奥に進んでも、雪は殆んど積もってはいない。雪もないが、水も流れていない。


更に奥に進み、例年なら広い雪原となるこの広場に着いた。
着いたが、雪は広場の隅の日陰に少し残る程度だった。

雪景色に見せても、これが精一杯の写真。 +タイトル写真。


*新背面タイヤカバー デビュー。

今年は、昨年に較べて暖かい。今日ここに来て、この事を更に実感した。

この季節に、ここに来ると、会いたくなる男の子がいるんだよね。
横道の林道に入り、彼に会いに行く事にした。元気にしているかな?

ESCUは、舵を切って薄暗い林道に入る。傾斜計は、かなりの勾配を示している。




狭い林道を約600m 一気に駆け上がった。

そして目的地に到着。彼がいた。



さすがに、残雪が多く寒い。車から降りると、寒気が身体を突き刺す。

彼の名は「赤坂沢・小便小僧」その人である。
今日も山奥で、黙々と一人放水をしている。



放水距離は20m近くに及び、大人の人間も到底かなわない。


この距離を動力を使わずに高低差だけで実現している。
小便小僧も高齢化して、時々尿道が詰り、お掃除が必要なようである。




小僧の後方に控えて、泣いている塗りかべ。
正式名は赤坂の堰である。



小僧に会いに来た三度目の冬である。
誰もいない山奥で、ひたすら放尿を続ける彼の姿に感銘すら受ける。

ボーッ と生きてんじゃねーよ と、活を入れられる気がするのである。


アジサイ街道に戻り、弁財天の見送りを受けて再び県道に出た。




この県道の終点は黒山三滝である。ここにも雪はなかった。
駐車場が珍しく満員だったので、すぐに出た。



ここは笹郷林道の起点でもある。林道途中にある岐阜県の合掌造りの家。
料理屋になっている。当初は岐阜から移築した建物だったが、近年新築された。
黒山三滝近辺では唯一の食事処になってしまった。

一度、入った事があるが・・・。




帰路途中に、屋上PKに奥武蔵の山並みが見えるスーパーで二杯分の酒を買う。
昔は日本酒が好きで飲んだが、病気に悪いので焼酎1合が今の酒である。




一般道を100Km以上、走ったが半日コースで15時には帰宅出来た。

今年は、桃・桜の開花も早そうである。




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「[整備] #スイフト 再び連日の40度越 日々の熱波対策と脱落の補修 https://minkara.carview.co.jp/userid/1110056/car/855743/8338768/note.aspx
何シテル?   08/19 15:29
眼が悪く、黒背景の文字は、読む事が出来ません。 足跡も見ていません。 以下に該当する方はフォロー不可です。 自己紹介欄に、居住地もなく、宜しくだけの方。記...
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