• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

CatDogのブログ一覧

2016年07月18日 イイね!

埼玉県の至宝 中津川林道 2-2 

埼玉県の至宝 中津川林道 2-2 - 前回から続く
川上村はずれから山道に入る。
タイトル写真は三国峠の頂上付近。
埼玉県側である。グシャグシャに折れ曲がった
ガードレールは、3年前に来た時と同じだった。
いや、もっと酷くなっていた。

昔は、有料道路だったらしい。乗用車ではきついが
4WDで走れば、この林道の価値がわかる。。


話を戻す。長野県川上村・十文字峠(右)への分岐路。

途中に集落があるのだろうか?トラックが続けて降りていった。
左折して三国峠を目指す。

十文字峠を降りて中津川林道の途中にある、あの立体交差に出る林道だが、
途中で大崩落を起して、2輪でも通行は出来ない。
復旧工事の予定もなく、自然に帰るに任せている現状である。



緑の中を進んでいく。長野側は全線舗装はされているが、1車線の部分が多く
四輪のすれ違いは難儀を究める。

トラックと出会ったが、地元の方らしく、すぐにすれ違える場所までバックしてくれた。


*以前、運転しながらの撮影はマナー違反だとコメを頂いたが、そんな事出来る訳がない。
停止しての撮影でないと、たちまち路肩から転落する。安全第一だ。

途中で川上相木線の分岐路がある。ゲートは施錠されていた。



長野県側からは、拍子抜けする程早く三国峠に到達する。
山道の起点で、既に千m程度はあるからだろう。
三国峠は、標高1740mである。



切通しの定番スポットで1枚。右上は、十文字峠に続くハイキングコース。


長野県側の眺望(下左)と群馬・埼玉県側(右)には群馬の荒船山が見える。
長野県の信濃川水系は日本海に注ぎ、埼玉県側の荒川水系は太平洋に注ぎ込む。



三国峠は、文字通りの分水嶺なのである。


埼玉県側はご覧のラフロードであり、ここを中津川林道と呼ぶのである。
*正式名・秩父市道大滝幹線17号線。全長約21Km。幅員は、全線ほぼ1.5車線。
山梨県や群馬県を通って埼玉県に帰るよりは、中津川林道なら最大80Kmの近道だ。

但し、悪路故クロカン四駆でも、時速20Km程度でしか走れない。
よって時間的には、関越・中央の高速道の方が所要時間はずっと短い。

それでは出発進行!


落石・倒木・崩落 何でもありの中津川林道

1.倒木があった 

何とか脇をすり抜けられた。悪路だが幅員が1.5車線あるので走り易い。



2.崩落  至る所に崩落・落石が・・。


3.大崩落を修復した法面。約2年間通行止めになった大崩落現場。


4.ガードレールは、原型を留めない。


四駆にお乗りでない方には、こんな所を走って何が面白いのか?と言われそうだが、
面白い・楽しい  のであります。


それが、趣味と言うものなのだ。

5.印象深き林道の立体交差。最初の写真の場所に通じる奥秩父林道。
  現在は崩落が進み、道の体をなしていないようだ。



6.ここを境に、道は穏やかさを取り戻す。


しかし、お友達のデミオさんは乗用車でここを登った。凄いなと思う。

そこにハスラー4WD登場。中津川林道で、この日出会った唯一の四輪だった。



7.渓流が流れ、人家が見えて来た。勾配も緩やかになり、2WDに戻した。
 最上段写真手前(川上村)で、買ったコンビニ弁当を渓流沿いで食べた。



8.森林科学館で終着 漢な素掘り隧道を抜けて科学館に到着。
  
  中津川林道の旅は終わる。林道は林鉄軌道跡であり、ここは貯木場跡地だ。
  約1時間強の道のり。山頂付近は、時速20Km以下。平均で20Km/hだ。
  右は科学館内の宿泊棟「こまどり荘」である。



今日は交通量も殆どなく大自然の秘境の中をゆったり走れた。

中津川林道は埼玉県が誇れる、そう多くはない自然遺産のひとつである。


このままの形で、いつまでも残して欲しい。



中津川渓谷から滝沢ダムループ橋を越えて帰宅した。
走行距離176Km。いきの208Kmも最短距離だったが更に32Kmも少ない距離だった。
自宅が、秩父市であったら80Kmの最大近道となる筈である。

母親との最後の旅を堪能出来ました。

何とかPCが持ちこたえて、取敢えず区切りをつける事が出来ました。
本格復帰は、8月になります。
新PCも8月上旬に届く予定です。また復帰後、お会いしましょう。

お読み頂き、ありがとうございました。
2016年07月18日 イイね!

The 中津川林道を越えて帰宅した 2-1

The 中津川林道を越えて帰宅した 2-1ご無沙汰しています。前回の続きです。

旅最終日のUPで、区切りを付けたかったが
後を追うようにPCが起動しなくなった。

後継機が中国工場の受注生産で届いたのが数日前。
しかし新PCも初期不良で、今度は国内の修理工場へ。
戻るのは、8月になってからの予定だ。



このPCは、スリープ状態でも、もはや起動しない状態です。
電源数十回のON/OFFを繰り返し、本日久々に起動した。

なんとか、中津川林道だけでもUPしたい。

途中で壊れた場合に備え、2回に分けてUPします。

なお、私の諸手続きは重要な数件を残し処理が終わった。
49日を過ぎて来月中旬に復帰したいと思っています。

本日は、壊れるまで諸々UPしたいが・・・。




八ケ岳鉢巻道路に乗り、赤い橋を越えると清里は近い。
その手前にある広大な八ヶ岳牧場。この日は晴れたり曇ったり・・。



鉢巻道路の様子。この道は、農道区分なのだから驚く。


途中で吐竜の滝に、立ち寄りたかったが次回のお楽しみと言う事で・・。
駐車場から森の中を歩いて10分程度で着く。私のおすすめスポットだ。


*2011年に立ち寄った時の写真。森の中にある珍しい形態の滝だ。
NHK大河ドラマのオープニングや真田丸にも登場した。鉢巻道路沿いの森にある。

途中で、今は使われなくなった旧道に入り、野辺山高原駅前に出た。
この道は、3年前にSUNリンさんと走って以来だ。



森の中で小海線を越える。


JR標高・最高地点の碑が出て来る。


碑の前にある踏切と、お馴染みの撮影スポット。


野辺山駅前にて記念写真を。



踏切を越えればそこは川上村。
1世帯当たり平均年収2千万円の、日本一リッチな村として有名だ。

埼玉県側からも見える奥の尖山を目指して進む。



村道では珍しい、11トンの大型トラックが行きかう。
普通の村では見られない光景である。
ブランドもの高原野菜が、大量出荷されている。

トラクターも、日本離れした大型のものである。
フェラーリを買っても、お釣りがくる値段だと(驚)。



もうすぐ村はずれの、中津川林道に続く山道に出る。
中津川林道は、長野県と埼玉県を繋ぐ唯一の車道なのである。

これを使えば、高速道路を使うより秩父市の場合で70Km程度も近道なのだ。




川上村を進むエスクDog。
空の半分は晴れて、半分は曇りと言う変な天気である。
2-2 に続く。
2016年07月09日 イイね!

旅立ちの見送りを 不思議な力に導かれて

旅立ちの見送りを 不思議な力に導かれて前回の続きー

告別式の数日後、母親が介護状態になってから
行けないでいた八ヶ岳山麓の常宿に行く事にした。
エスクに遺骨を積んだ。

ここ20年間、毎年数回は行っていた宿である。
母親も、毎年行くのを楽しみにしていた宿だ。



今回は佐久まで関越道で行った。
佐久ICで降りたのは、まだ9時頃だった。
正面の取り壊し中の建物は、釜飯で有名な店ではなかったかな?




まずは、国道141号線(通称・清里ラインor佐久甲州街道)に乗って途中で合流する
国道299号で、メルヘン街道・麦草峠を越えて蓼科を目指した。
しかし、中込学校を見ようと寄り道したら、何故か国道254号線に入ってしまう。

254号線は地元から続く道でもある。途中で白樺湖方面の標識があったので
その道に入る。



こんな感じの道である。バス停があった。バス停の名は仏岩。
遺骨を積んだ車に、相応しい名前だ。草むらに、車を停めて小用なり。
*実は最初は、公衆トイレと思ったのだ。そうにも見えるでしょ?

やがて、沢山のバイクが停まる店を通過。古民家を改造した喫茶だったかな?




この道の、左手には森が続いている。見覚えある道だ。
記憶が正しければ、森の中に渓流が流れている筈だ。エスクを停めて確認する。



ビンゴ! この道は、親子3世代が初めて宿を訪れた時、通った道なのだ。
また来たいと思った道だが、どこをどう行けば良いか分らなかったのだ。

更に進んで、また白樺湖方面の標識に従う。大門街道と書いてあった。

山道を登っていくと霧ヶ峰方面が示された。おー!これはビーナスラインではないか!
いきなり車山高原に出た。白樺湖が遠くに見える。



ここは車山高原で、1400mを越える標高である。気が付けば、急な坂道をエスクは
1000mまで4速ホールドで登っていた。先月、残り2本のプラグを新品交換した効果か? 
エスクは、19歳を目前に再び最大トルクの更新だ。
展望台から写真撮影。白樺湖の有名ホテルのズームUP。



ここで道路は霧に包まれ、雨も激しくなった。ここで引き返し宿に向かう事にした。
しかし、まだ午前11時と少し。朝8時に自宅を出て3時間後にはビーナスラインとは。
過去の最短記録だった。

山を降りていくと大門街道は国道299号線に合流。ここで299号線に入る。



やがて、エコーラインに入るエスク。宿はすぐそこである。
お馴染みの貨車の宿がお出迎えだ。



宿の近くの「たてしな自由農園」も、日曜日と言う事もあり満車状態だった。


At Homeな宿に着く。久しぶりだね。部屋から外を見たところ。広い敷地の宿だ。


旅の疲れを癒してくれる八ヶ岳温泉。源泉54度の沸かし湯でない温泉である。
いく度に温泉の色が違う。この日はかつてない程、透明だった。*通常は薄茶。



12時少し過ぎには到着。
オドメーターは、自宅から208Kmと過去最短距離を記録している。
所要時間も4時間と、これまた過去最短時間であった。

佐久から宿に向かう道の、全て最短ルートを通った事になる。


きっと、母親が導いてくれたのだろう。

馴染みのお蔭で、すぐ部屋に通してくれる。布団も既に敷いてある。
久々の温泉に浸かると眠くなり、夕食までそのまま寝てしまった。


帰路につく

翌日は、ご覧の通りの快晴だ。この宿も来年は建て替えで、当分泊まれなくなる。


*たてしな自由農園の隣にレストランが出来ていた。

この日は、エコーラインから八ケ岳鉢巻道路に出て野辺山高原に入り、川上村から
中津川林道を目指した。

大分疲れたので最終回は、またの機会に致します。

皆さまへの訪問は、それ以降とさせて頂きます。




八ケ岳鉢巻道路の東沢大橋。通称・赤い橋。この日は晴れたり曇ったりだった。
2016年07月09日 イイね!

旅立ち

旅立ち介護が必要になって3年半。

母親が旅立ちました。
まだ、完全な別人になる前の旅立ちだった。

この事にも感謝しています。
介護は、した人でなければわからない。
理屈の世界ではない。




特に、される側の認知症が進んだ中での介護は地獄だろう。

近隣町でも、この数か月で2件の介護殺人があった。

10年もの長きに渡った介護の末の事件であった。

ここで多くは述べないが、悲劇を起さない為には、専門施設への入居が必須だろう。

お金を借りてでも、施設へ入居させてあげるのが悲劇を防ぐ事にもなる。

自分も最初は自宅介護。その後は、病院から施設へ入居させる事が出来た。

母親は転倒後、半身不随になって介護が必要となったが、半身不随の身の受け入先
は、中々見つからず途方に暮れた事もある。


介護先では本当に、よく面倒を看てもらい感謝しています。
また、自宅近隣の施設だったので母親にも喜んでもらえた。

何せ、施設の自室の窓から自宅が見えるのだから・・。

最後は、病院で息を引き取りました。
ありがとうと話しかけるような、微笑みの顔でした。

私も、ありがとうと手を合わせた。

95歳の大往生だった。  イイね! が、お線香代わりです。

とても明るい母親でありました。



*帰路の午前中は快晴だった。八ヶ岳エコーラインの不思議な雲。タイトル写真も。

葬儀の数日後の週末。
かつては、2所帯・最大時7人が暮らした家も、とうとう1人となった。

遺骨をエスクに積んで、毎年のように連れて行った八ヶ岳山麓の宿に行った。

本ブログは、次回「旅立ちの見送り」に続きます。



*雨にけぶる白樺湖畔の有名ホテル

本来、お友達への訪問が礼儀とは思いますが、喪中であり
諸手続きに忙殺される毎日です。

訪問は、旅の模様の一部をUP後、喪が明けての本格復帰後になります。

なにとぞ、ご了承下さい。


Posted at 2016/07/09 11:23:52 | コメント(9) | トラックバック(0) | お知らせ、ご挨拶 | 日記

プロフィール

「[整備] #スイフト 車内でゴニョゴニョ ステアリング化粧 https://minkara.carview.co.jp/userid/1110056/car/855743/8329088/note.aspx
何シテル?   08/12 08:43
眼が悪く、黒背景の文字は、読む事が出来ません。 足跡も見ていません。 以下に該当する方はフォロー不可です。 自己紹介欄に、居住地もなく、宜しくだけの方。記...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/7 >>

     12
345678 9
10111213141516
17 181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

花はどこへ行った そのメッセージ by 忌野清志郎  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/04/15 18:07:53
天国で永遠に 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/05/26 00:20:52
野良の魂 母と子の絆 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2018/12/19 10:54:17

愛車一覧

スズキ エスクード Escu Dog (スズキ エスクード)
錆や故障もないタフな車だ。 2019年までの22年間で、交換したのは消耗パーツのみであ ...
スズキ スイフト Swift Cat (スズキ スイフト)
故障や錆・ビビリ音は一切ない、見た目とは違う頑丈な車だ。 *その後、11年目に助手席側電 ...
ホンダ トゥデイ Wild Cat (ホンダ トゥデイ)
我が家、唯一のホンダ車。 買い物、街中のブラリ散歩用に購入した。 2003年、13年前の ...
スズキ セルボ スズキ セルボ
自分のメモ用としてフォトギャラを使用。 初めてのスズキ車にして初の新車。 写真は借り物 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation