イタリアに到着して1日目はミラノ市内の観光です。
あいにくの雨で寒かったにもかかわらず、期待が膨らみます。

宿泊した NOVOTEL MILANO MALPENSA AIRPORT を出発しました。

イタリア観光の足となったメルセデスベンツのバスです。
以前、タイとシンガポール、マレーシアに行ったとき、メルセデスベンツとニッサンの観光バスに乗りました。
その時はニッサンの観光バスの方が乗り心地が良く、車内も快適で疲れませんでした。
今回のメルセデスベンツの観光バスは乗り心地も良くなり、快適に乗車することができました。

高速道路を移動中にミラノ万博のパビリオンなどの施設が見えました。
最初に立ち寄ったスフォルツェスコ城( Castello Sforzesco )は15世紀にスフォルツァ家がかつてのヴィスコンティ家の城跡を改装し居城としました。
レオナルド・ダ・ビィンチも建設に加わったといわれる古城です。

スフォルツェスコ城の前にある噴水です。
スフォルツェスコ城は一辺が約200mの正方形に近い形をしており、正面のフィレーテの塔の周囲を回廊が巡り、内側に広い中庭のある造りです。

城壁のの角に見張り台のような造りになっています。

フィレーテの塔の高さは 109メートルあります。

15~16世紀頃のミラノは諸外国の覇権争い巻き込まれ、要塞のような造りになっています。

中庭というには余りにも広い空間です。

センピオーネ公園の先に凱旋門のような Arco della Pace が見えます。
左側の建物はヴィットリオ エマヌエーレ2世のガッレリアの入口に隣接するマリーノ宮です。

スカーラ広場にあるレオナルド・ダ・ヴィンチ像です。
中央の台座の上に立つのがレオナルド・ダ・ヴィンチ像で、下にいる人物は彼の弟子たちだそうです。
スカーラ広場の周辺には、ミラノ市庁舎やガレリア入口、イタリア商業銀行、ガッレリア・デイタリア美術館、スカラ座があります。

スカラ座( Teatro alla Scala )です。
スカラ座はイタリア・ミラノにある歌劇場で、初代の宮廷劇場以来の伝統を持つイタリアオペラ界の最高峰とされています。
巨大なガラス張りのショッピング・アーケードのヴィットリオ エマヌエーレ2世のガッレリア(1877年)は、ベルギーのブリュッセルにあるギャラリー・サン・チュベール(1847年)、ロシア・サンクトペテルブルクにあるパッサージュ(1848年)、ナポリのウンベルト1世のガッレリア(1890年)等と同じように歴史のあるアーケードです。

ヴィットリオ エマヌエーレ2世のガッレリアは世界初の屋根付きアーケードです。

天井部分もとても綺麗に維持されていて素晴らしいアーケードです。

高級ブランド店が立ち並びます。

アーケードの交差点に当たる天井はドーム型になっています。

ミラノのドゥオーモ(ミラノ大聖堂)です。
ミラノのドゥオーモ(ミラノ大聖堂)は、1386年に大司教アントーニオ・ダ・サルッツォとミラノの領主 ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティにより、古代からあったサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の場所に石が置かれたことが起源になり、宗教改革による中断を経て最初の石が置かれてから約500年後の1813年に完成しました。

ミラノ大聖堂の内部の様子です。

天井に近い所までステンドグラスがあります。

ステンドグラスに旧約聖書と新約聖書が絵で描かれています。

壁面に見事なステンドグラスがはめ込まれています。

聖母マリアの絵画の上にもステンドグラスで物語が描かれていました。

ドゥオーモ広場から見たミラノ大聖堂です。

ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の騎馬像です。
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の騎馬像は、ドゥオーモと向かい合って建てられています。 1861年にイタリア王国を統一した初代のイタリア国王です。

帰りもヴィットリオ エマヌエーレ2世ガッレリアを通っいスカーラ広場に戻りました。
ヴィットリオ エマヌエーレ2世ガッレリアの交差点の建物の上部に四大陸をイメージした絵が描かれています。

建物の上部に描かれたヨーロッパ大陸をイメージした絵です。

この建物の上にはアメリカ大陸をイメージした絵です。

こちらの建物の上にはアメリカ大陸をイメージした絵です。

こちらの建物の上にはアジア大陸をイメージした絵が描かれていました。

3回まわりながら願い事をすると叶うというジンクスがあります。
アーケードの中央近辺に牛のモザイク絵があり、その牛の局部に、自分の踵をつけて3回まわりながら願い事をすると幸せが訪れる、旅行者は再びミラノに戻れる等の言い伝えがあるということで回ってみました。

Mercedes Benz Milano がありました。

店内には Mercedes-Benz GT が展示してあり、アクセサリー等の品揃えが豊富でした。
あっという間のミラノ市内の観光でしたが、歴史と気品にあふれた素晴らしい街を堪能できました。
Posted at 2015/12/29 19:12:41 | |
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