純正のラジエターキャップが欲しくてトヨタのディーラーに行きました。
しかし、純正のラジエターキャップは無いけど、タクティーのラジエターキャップならありますということでした。
うち(ディーラー)だと取り寄せになりますが、トヨタの部品共販なら純正が置いてあるというので、トヨタ部品共販に行きました。
「純正のラジエターキャップを下さい」と言ったのに出てきたのは「タクティーのラジエターキャップ」でした。
袋にタクティーと書いてありますが、純正なのですかと聞くと、中身は純正と同じですと軽く言われてしまいました。
一応、Made in JAPAN となっているので受け取りましたが、トヨタに行ってトヨタの純正パーツが手に入らない不思議な世の中になったものだと思いました。
今まで使っていた純正のラジエターキャップです。
トヨタ部品共販で購入したタクティのラジエターキャップです。
Made in JAPAN と言えば、トヨタの 2.4L のエンジンの中に中国製のものがあることを知りました。
ネットで検索すると8~10年くらい前から、エスティマの 2.4L エンジンのほとんどが中国製だと騒ぎになっていました。
ディーラーで製造番号を確認してもらったところ、私のクルマのエンジンは日本製であることが分かりました。
トヨタは全て国産エンジンとは謳ってないので、製造国偽装にはならないかもしれませんが、ユーザーには日本製も中国製も選択することができません。
更に、日本製のエンジンと中国製のエンジンとでは、製造コストが違うはずなのに車両価格は日本製エンジンを載せた価格と同じです。
この件に関してトヨタは情報公開をしていないことから、トヨタのブランド価値を揺るがす行為だと思いました。
営利目的の商売ですから、出来るだけ安く作って出来るだけ高く売るというのは理解できます。
しかし、信用と信頼を含めたブランド価値というのはそれだけでは無いと思います。
例えば、TUMI のバッグの殆どが中国製です。
Made in CHINA(Made in PRC)の TUMI のバッグはブランド的に価値があるのでしょうか。
シェア拡大と利益の追求という観点からはアリだと思いますが、Made in USA の TUMI にブランド価値があるように感じます。
TUMI とは対照的に GUCCI は、Made in Italy に拘っています。
Posted at 2015/09/29 20:16:42 | |
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