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● プロローグとプランニング
※長々文章を書いているので、興味のない方はこの章と次章は読み飛ばしてください。
※と、言うか今回は初回のため、文章が多いですm(__)m
「アイスランドへ行きたい」と思ったきっかけは、2月の「
仏独越周遊の旅」が原因。
パリのメトロ(地下鉄)駅に掲示されていたアイスランド航空の広告で、気持ちよさそうに温泉を楽しむ人々の姿の写真が使われており、温泉好きな私としては「いつか行ってみたい」と感じたのだった。
そしてその後訪れたドイツのバーデンバーデンで海外の温泉を体験し、他の海外の温泉へも訪問してみたいという意識が高まったのだった。
そして帰国後、少しアイスランドについて調べてみると、太平洋中央海嶺が地上に出ているという地学的な特性上、火山活動が活発で、温泉だけでなく様々な火山地形が観察できるばかりでなく、高緯度に位置しているため、氷河を眺めたり、実際に氷河に登ったりすることが出来ると知り、ますます訪問意欲が高まってきた。
しかもアイスランド自体は先進国であり、社会システムやインフラはしっかりしており、しかも水と安全は無料の国、更に最近の金融危機の影響でアイスランドクローナが暴落して、物価も随分安くなってきているとのことで、旅しやすさという意味でもかなり魅力的な訪問地であろう。
更にアイスランドとグリーンランドは隣同士であり、グリーンランド東海岸までは飛行機で2時間、中にはアイスランドから日帰りでグリーンランドを訪れるツアーまで行われていると知り、こちらも併せて訪問したいと思うようになった。
なおグリーンランド自体は世界最大の島(大陸は別)であり、面積で言うと日本全土の6倍近い広さを誇るにも関わらず、人口は5万6千人しか住んでおらず、人口密度で言うと1万倍程に差になってくる。
しかしそれ故、ほとんどが未開の地で、道路すらまともに結ばれておらず、近くの集落へ移動するにもヘリか犬ぞりか…といった具合であり、周遊旅行は非常に難しい。(もちろんお金と時間が無尽蔵にある、あるいは冒険として行くなら話は違うのだが。)
そこで現実的には、グリーンランドの町(と言っても指折り数えられる程度の数しかないのだが)から1つ2つ選んで、ピンポイントで訪れる形になる。
しかもそれぞれの町も決して大きくはなく、特に観光地化されているわけでもないので、それこそ「アイスランドからの日帰り」という選択肢もある意味合理的なのかも知れない。
また旅しやすさという意味では、アイスランドと同様、水と安全は無料の国で、しかもデンマーク領ということもあり、社会システムやインフラなどもしっかりしているとの事で、こちらも魅力的な訪問地であろう。
但しデンマークで、なおかつ離島という条件下から、物価は空恐ろしいほど高いというのは仕方がないことなのだろう。
…こうして下調べをしてしまうと、居ても立ってもいられなくなるのが人間の常。
そして新年度の仕事の計画を立てていると、GW・盆がどうしても抜けられず、逆に6月頃が比較的暇であることが判明。
そこで6月に代休まとめ取りでを加えて休暇を設定し、アイスランド&グリーンランドを訪問することに決定。とにかく先に決めてしまえば何とでもなるだろう。
(本来、月を越しての代休については?であるが、「割増払うよりも暇なときに休んでくれ」というのが本音らしい。まあ実際、暇なときは死にそうなくらい暇なのだが…)
そして具体的なプランニングだが、アイスランドは6月15日を境に、一気にオフシーズンからトップシーズンへと移行する。
トップシーズンは混雑も激しく、宿から交通まで何から何まで高く、しかも予約が困難になるので、あまり好ましく無さそうにも思えるが、逆に現地発着のツアーやアクティビティなどでトップシーズンにしか催行されないものも多く、オフシーズンだと不便なことも多い。
そこで、今回はアイスランド&グリーンランド滞在を6月15日を挟んだ2週間(但し1日目と14日目は移動の関係で実質的に無いに等しいので、実質12日間)と設定することにした。
つまりオフシーズンとトップシーズンのいいとこ取りをしようという発想である。
そしてチケットの手配なのだが、これには3パターンが考えられる。(ちなみに日本からアイスランドやグリーンランドへの直行便は存在しない)
Ⅰ/日本→経由地(欧州or北米)までのチケットを購入。加えて経由地からアイスランド往復のチケット、更にアイスランドからグリーンランド往復のチケット、と3パーツに分けて手配する。
Ⅱ/日本→経由地→アイスランドまでのチケットを購入。加えてアイスランドからグリーンランド往復のチケット、と2パーツに分けて手配する。
Ⅲ/日本→経由地→アイスランド→グリーンランドまでのチケットを一気に手配し、アイスランドはストップオーバー扱いで滞在する。
…と、言った具合なのだが、これらはあくまで“手配の仕方”の話であり、実際のところ利用する路線は同じである。
しかしⅠやⅡのようにバラバラに手配した場合、万が一の遅れで接続が出来なかった場合の補償などは無い。(つまり自腹で買い直すか、旅行を中断するかの選択になる)
そのかわりと言っては何だが、価格的メリットや、経由地を自由に選べるなどの自由度も高い。
逆にⅢのように一括手配すれば、遅延などにより乗り継ぎ便に接続できなくても、航空会社で代替便を用意してくれるなど、安心感がある。
しかしながら、グリーンランドまでの格安航空券など今までに見たこともなく、もちろん航空会社に依頼すれば発券は可能だが、相当な金額(下手したら正規料金並み)になる可能性もある。
しかもアイスランドをストップオーバー扱いにしようにも、「経由地でのストップオーバー日数が目的地での滞在日数を超えてはいけない」というルールから考えると、グリーンランド滞在が長期化してしまうことになる。
かと言って、見所が多いのはアイスランドであり、逆に見るところの少ないグリーンランドに長々滞在するのはあまり効率がよいとは言えないだろう。(それに、こう言っては良くないのかも知れないが、「グリーンランドは行くことに意味がある」という面が大きい。)
そこで今回選択したのはⅡ。
日本から欧州or北米を経由し、アイスランドまでのチケットを一括購入。こうすることで乗り継ぎ地で遅延等により接続が出来なくなった場合のリスクに備えられる。
そして別途アイスランドからグリーンランドへのチケットを手配。こうすればグリーンランドでの滞在日数が比較的自由に設定できる。
但し日本→経由地→アイスランド線と、アイスランド→グリーンランド線の乗り継ぎは補償されなくなるが、ここはグリーンランド行きの前後に余裕のあるプランニングを行うことで回避できるだろう。
なお今回の旅行記では、細かなプランニングについては、本文中でその都度取り上げることとしたい。
● スカンジナビア航空を選んだわけ
で、結局のところ日本からアイスランドへの往復チケットを購入したのだが、今回チョイスしたのはコペンハーゲン(デンマーク)経由のスカンジナビア航空の格安航空券。
決め手は何かというと「スカンジナビア航空はアイスランドまで自社便を運行している」ということ。
そのため他の欧州系航空会社には無いメリットとして、よくある「ヨーロッパ往復+ヨーロッパ内2フライト」という格安航空券を利用してアイスランドまで行くことが出来るのだ。従って価格的メリットも大きい。
それ以前の問題として、アイスランドに乗り入れる航空会社数が絶対的に少なく、更に日本線も運行している会社となると極めて僅かなのである。
ちなみに参考までに他に候補となりうる(あるいは候補になりそうでならなかった)アイスランドと日本、両方に乗り入れている航空会社をリストアップしておくと…
エールフランス…グループ会社のTransavia Franceがオルリー空港からアイスランド線を運行。今回は手頃な格安航空券が無く、15万円程度(諸費用・サーチャージ別)との事だったので利用せず。またCDGからオルリーの移動や、2月にフランスを訪れたばかりだったというのが敬遠した理由でもある。
KLM…自社便はアイスランドへ就航していないが、航空券の種類によってはアイスランド航空を利用して、日本-アイスランドを発券可。価格的には14万程度を提示されたが、スカンジナビア航空より高かったので利用せず。(それ以前の問題として、KLMはサービス面で微妙だと思ったのも大きな理由。)また乗り継ぎが良くなく「日本-アムステルダム-コペンハーゲン-アイスランド」と面倒なルートとなるのも減点ポイント。
ルフトハンザ…アイスランド線はデュッセルドルフとハンブルグから運行。日本線がフランクフルトとミュンヘンにしか就航していないので、「ヨーロッパ往復+ヨーロッパ内2フライト」とならないこともあってか、適当な格安航空券は無し。
デルタ…ニューヨークJFKの乗り継ぎでアイスランドまで行けるのだが、往路東行きの便で出発すると時差ボケに苦しむことになるのと、9.11以降、アメリカ入国が面倒になっているのでパス。(格安航空券の有無も調べていない)
他にもオーストリア航空のウイーン乗り継ぎも利用できそうだ。
そんなこんなで航空券が10万円を切っていた(諸費用やサーチャージ別)スカンジナビア航空を利用することにしたのだが、難点が一つだけあり、それは「大阪線を運行していない」ということである。
別途、全日空の伊丹-成田線を片道あたり\9000で手配できるのだが、往路は午前発だったので、夜行バスで成田入りすることとし、帰路だけ全日空便を利用することにした。
実は我が家から伊丹空港へのアクセスが不便で、朝一番で伊丹へ行くのが面倒だったというのが実態なのだが。ちなみに夜行バスも全日空便と同じ\9000だった。
● 成田空港から出発
チケットを手配した後も、3月の東日本大震災、そして5月のアイスランドの火山噴火と、自然災害が続き、最後の最後まで出発を危ぶんだのだが、とりあえず現地情報を収集し、なんとか落ち着いているようなので旅を決行。
南海難波駅から夜行バスで成田空港第一ターミナルへと到着。
今回はTVドラマの最終回などで、よく別れの舞台として使われた第一ターミナルからの出発。
そういえば“新東京国際空港”時代には来たことがあったが、“成田国際空港”になってからの利用は初めてではないだろうか。
とは言え、コペンハーゲン行きのスカンジナビア航空の出発時間は11:40。
まだまだ時間があり、まだチェックインカウンターすらオープンしていない有様なので、とりあえず空港内のシャワールームで夜行バスの汗を流し、洗顔も済ませることに。
料金は30分\1000と少しお高めにも感じるが、完全個室式で、スーツケースなどの荷物も十分広げられる(下手すれば四畳半くらいある)脱衣場や、2畳くらいのスペースはあるであろうシャワールーム、そしてタオルはもちろんカミソリや歯ブラシだけでなくミネラルウォーターまで入っているアメニティ…と考えれば高くは無いだろう。
そしてサッパリしたところで、朝食。
暫く日本食ともお別れなので、最後に出汁茶漬けを味わっておくことに。
まあ今回の旅では珍妙な日本食も何度か登場することになるのだが…
こうしているうちにようやくチェックインカウンターがオープン。一番にチェックイン。
なお写真は後刻撮影したもの。「妙に行列が長いなぁ~」と思ってみていたのだが、私がチェックインした後にコペンハーゲンの予約システムがダウンしてしまったため、「チェックインを中断→手作業で再開」という大変騒ぎになってしまっていたのだ。
なお今回はアイスランドまで通しのチケットなので、アイスランドまでスルーチェックイン。
コペンハーゲンにバゲッジをピックアップしなくて良いというのも、通しのチケットのメリットだろう。
そしてチケットもアイスランドまで1枚。
ちなみにコペンハーゲンから乗り継ぐ予定のアイスランド・ケプラヴィーク行きのスカンジナビア航空は「Operated by Icelandair」つまりアイスランド航空の機材・乗務員による共同運航便なのだが、このチケットではSK(SAS/スカンジナビア航空)便扱いでは無く、最初からFL(ICE/アイスランド航空)便として表示されている。(なおスカンジナビア航空自社運行のアイスランド便はオスロ発のみとのこと。)
それでもまだまだ時間に余裕があるので、展望デッキなどから飛行機ウォッチング。
やはり世界屈指の国際空港だけあり、様々な飛行機が飛来している。
● スカンジナビア航空に搭乗
そして折り返しコペンハーゲン行きSK984便となるSASのA340も到着。
そろそろセキュリティーチェックや出国手続きを済ませておくことに。
そして改めて間近でご対面。
流石は北欧デザインといった感じで、シンプルで落ち着いた塗色である。
そして北欧三国の国旗もデザイン的にペイントされている。(操縦席の窓の下)
なおスカンジナビア航空はスカンジナビア三国(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)の三国共同出資の航空会社で、それぞれの国の出資分の過半数以上は政府が株式を所有するという実質的“三国共同国営航空”といった会社である。
ちなみに正式名称は「Scandinavian Airlines System」で略称は「SAS」。
“システム”と付くところが昔のJASを思い起こさせるネーミングである。(←思い起こすのは私だけかも^^;)
そして搭乗開始時刻にもかかわらず、一向に搭乗が始まる気配がない。
随分待ったところで「コペンハーゲンのコンピューターシステム障害のため、チェックインが遅れており、1時間遅れて12:40の出発となります。」とのアナウンスが入る。
先ほど、チェックインカウンターが大変な行列になってしまっていたが、結局搭乗開始までに利用客を捌けなかったということのようだ。
一番乗りでチェックインしていたおかげで待たされずに済んで助かったのだろう。
そしてこういう予期せぬトラブルが発生するので、アイスランドまで一括で航空券を購入しておいて正解だったとつくづく感じる。
ちなみに航空会社の窓口で「一番安い」と案内されたフィンランド航空とアイスランド航空の乗り継ぎだった場合、乗り継ぎ時間が45分しか無く、1時間も遅れていたらアイスランド航空のチケットが無駄になってしまうところだった。
まあ今回に関してはコペンハーゲンでの乗り継ぎ時間が元々3時間ほどあったので、この遅れにより行程に大きな支障はないのだが。
そしてようやく搭乗開始。
しかしコンピュータートラブルの影響は続いており、自動改札が作動しておらず、いちいち手作業でチケットと搭乗者名簿を照らし合わせているので、かなり時間を要してしまった。
そしていつものようにエコノミー(苦笑
直近に利用したベトナム航空と比べると、ややシートが狭い感じは否めない。
但し可動式ヘッドレストや、テーブル裏の収納ポケットなど、機能的に作られており、まあ一長一短といった所だろうか。そもそもエコノミークラスに多くを求める事が間違っているのかも知れないが。
機内の様子
そして1時間遅れの離陸。
先ずはウェルカムドリンクとおつまみのサービス。
なおスカンジナビア航空のエコノミークラスでは、アルコール飲料はこのウェルカムドリンクと1回目の食事の時だけ無料。あとは有料となっている。
なので、この機会にと白ワインを希望。フランス産のミニボトルである。
この辺りはエコノミークラスでもアルコール飲み放題、ドリンクメニューも用意され、ちょっとしたカクテルも客室乗務員が作ってくれる…と、ベトナム航空の方がサービスが良いと言えるだろう。
但し社会主義国の国営企業でありがちな“係員のやる気の無さ”が大幅に評価を下げてしまっているのだが…
そしてお楽しみの機内食。客室乗務員がコック風のコスプレでサービスしてくれ、雰囲気が盛り上がる。
エコノミークラスでは機内食のミールチョイスは無く、1種類しかないメニューが全員に配られる。
ベトナム航空ではメニューを配布した上で、好きなメニューをリクエストできるという素晴らしいシステムだったが、多くの航空会社では「ビーフorチキン?」と言った具合でどんなものが出てくるかわからず、ちょっとした博打(実際、当たり外れが凄い)だったりするので、“何も悩まず、与えられたものを食べる”というのは面倒が無くて良いのかも知れない。
しかしこうして考えてみると、ベトナム航空の機内サービスそのものはかなり充実したものが用意されているのだとつくづく感じさせられる。しかも航空券の値段を考えれば申し訳ないくらいなのかも知れない。
で、今回のメニューは日本発便の定番「欧風焼肉」(そんな名前なのか??)
日本積み込みの機内食なので、日本人の舌にも合い、美味しく頂くことができた。
なおパンは温かいものを、おかわり自由で配ってくれるので、好きな種類を好きなだけ食べることが出来る。
なお飲物は赤ワインを希望。白ワインがフランス産だったのに対し、今度はチリ産だった。
その後、飛行機はシベリア上空を順調に航行。
機内はブラインドを降ろして仮眠モードに入っているが、途中で起きている人にだけ軽食サービスがあった。(自分でサービスコーナーへ取りに行っても良い)
そしてコペンハーゲン到着前にもコールドミールのサービス。
コールドミールではあるが、パンだけは別途温めたものが、おかわり・種類自由で配られる。
ここで順番は前後するが、帰路のコペンハーゲン→成田便での機内食も一緒に紹介しておきたい。
コペンハーゲン発の夕食。
ちょっと濃いめに味付けされたリゾットと、サッパリとした鶏肉が実に美味しい。ただちょっとボリュームが少ないかも。
そして夜中の軽食。なおスカンジナビア航空の東京便ではギャレーにサービスコーナーが設けられ、飲物や軽食、お菓子などを自由に食べられるようになっている。
客室乗務員はただ「ミートサンドイッチ」と紹介していたが、何のミートかというと…
“reindeer meet”…ってトナカイ。
元々ハムのように薄いこともあってか、特に臭みもなく違和感は感じなかった。しかしまあ逆に美味しかったというわけでもないのだが。
もちろん「トナカイなんて喰えるか!!」という人のため(?)にチーズサンドイッチも用意されている。
そして成田到着前の朝食。
パン、チーズ、フレーク、ヨーグルト、と何だか腹のふくれない単調な感じで、日本人受けは決して良くないだろう。
そんなこんなでスカンジナビア航空の旅も終了。
全体的な感想としては「可もなく不可もなく」。まあヨーロッパ系航空会社はこんな感じなのかも知れない。
しかし私の場合、今までアジア系航空会社の利用回数が圧倒的に多く、ホスピタリティあるそこそこ充実したサービスに慣れてしまっており、それらと比べるとやや物足りない感じもしなくはないのだが。
ただ一点、日本人ツアー客のお爺さんが過労で倒れるというトラブルが発生したのだが、客室乗務員の懸命な救護処置、周囲の乗客への配慮(嘔吐物が飛び散った)、言葉も通じないのにお爺さんに付き添って必死で励ます姿…その対応を見ていて「安心して乗れる航空会社だな」と感じさせられたことを付け加えておきたい。
しかし周囲に乗り合わせた乗客や客室乗務員の気持ちが良いほどの献身さと比べて、オドオドしていっぱいいっぱいで周りが見えなくなっていたツアー添乗員には唖然とさせられた。逆に「このツアー会社はご勘弁」と思ったのも事実。
ハード的な充実や、サービスレベルも重要な要素かも知れないが、こういう緊急時の対応と言った見えにくい点にも会社の善し悪しが出るものだと感じさせられた。
そしてコペンハーゲン・カストラップ国際空港に到着。
日本語も併記されており「親切だな」と思った半面、手書き感溢れる中国語に「クスッ」と笑ってしまったりもしたのだった。
再びセキュリティーチェックを受けて、アイスランド行きの便へと乗り継いでいく。
<つづく>
次回はコペンハーゲン・カストラップ空港でのトランジットと、アイスランド航空の搭乗記です。
撮影機材
・SONY α200 + SONY CarlZeiss T* Vario-Sonnar 3.5-4.5/16-80(24-120)[SAL1680Z] and SIGMA 10-20(15-30)mm F4-5.6 EX DC and TAMRON SP AF 18-250mm Di II LD Aspherical [IF] Macro [Model A18]
・SONY CyberShot DSC-TX5 (CarlZeiss T* Vario-Tessar 3.5-4.6/4.43-17.7(25-100))
・MINOLTA αsweet II + MINOLTA AF 24-105mm F3.5-4.5 + FUJICHROME PROVIA 100F or VELVIA 100F