朝、羽田空港で腹ごしらえ
最近、第一ターミナルでのお気に入りはこの蕎麦屋
味がどうのこうのというより、悪く言えばボサボサな食感が音威子府っぽくてちょっとお気に入り^^;
そしてランプバスの不足(車両なのか運転手なのかは不明)のために搭乗開始が遅れてしまう
そして離陸までの待ち時間も長かったのだが、離陸してしまえば1時間ほどでリゾート風の目的地近くへ到達
こうしてみると伊豆諸島っぽい雰囲気もある
そして「熊野白浜リゾート空港」という壮大なニックネームのついた白浜空港へ到着
名前負けかと思いきや、小綺麗なターミナル内に小規模ながらリゾート感感じる空間を設けたり、わざわざ観光案内所やバス発着場を別棟に集約して旅の出発点感を演出するなど、意外と「リゾート空港」を演出しているのが面白いところ
そして何より駅と海岸の中間という絶好の位置に空港があって、白浜町内の主要観光地なら大概車で10分程度という立地も「リゾート空港」の名に恥じない部分かも知れない
そしてこんなバスで出発
白浜空港発、紀伊田辺駅、本宮大社経由の新宮駅行きという観光色の強い長距離路線バス
しかし白浜市街を抜けていくうちに
乗客はどんどん下車していってしまい、どうも短い区間で頻繁に乗客が入れ替わっていく感じ
しかしこのバス、不慣れな外国人観光客が我先に出口へ殺到して両替だHow muchだの混乱して時間が掛かる上に、その後ろに続く日本人客はQRコード決済を利用しようとするもバス停によっては電波が悪くて支払いがなかなか進まないという有様で、どんどんどんどんと遅延が大きくなっていくという有様(ICカードの偉大さが判る気がする)
そして渋滞も無いのに大幅に遅延して紀伊田辺駅へと到着
駅前には弁慶像が鎮座
ここ田辺が弁慶ゆかりの地である(とされている)事は今まで知らず・・・
そんな訳で、急遽駅近くの弁慶ゆかり(とされている)の地を散策コースに追加することに
駅から数分歩いて、その弁慶ゆかり(とされている)地に到着
闘鶏神社という神社で、上の写真右手にも写っている参道が伸びているのかと思いきや・・・
これは道路では無く、流鏑馬用の馬場なのだとか
言われてみると確かに馬場なのだが、道路だと思う人も多く(というか言われないとそう思うかと)、バイクで乗り入れる人も居るようで注意喚起がなされている
そして馬場に面した鳥居から参拝
で、どうして「闘鶏」神社なるユニークなネーミングなのか、あるいはなぜ「弁慶ゆかりの地(とされている)」なのかと言った部分なのだが・・・
境内の弁慶父子像の説明書きによると
弁慶は熊野水軍の頭の息子であり、源平合戦の際に熊野水軍の頭である弁慶の父が源平どちらに与するかを決めるために闘鶏を行ってその勝敗を見て源氏方への参戦を決め、源氏の勝利に結びついた・・・という事らしい
まあこうしたエピソードや弁慶の出自(というか弁慶そのものも)については殆ど後世の物語によるもので、史実としての裏付けがある話では無いらしいのだが、こうした説話があったという事は今回初めて知ったところ
そして次なるスポットへ向けて田辺市内を歩いて行く
田辺市内の光景
そして田辺市内で目についたのがこの2人のポスター


※選挙前でもあるので、人物や名前については暈かしを入れています
この地域は最近ニュースで話題になっている和歌山2区
保守分裂になっており、その2名(保守系候補)のポスターがあちこちに貼られており、ポスターの貼付状況だけをみると拮抗しているのかなという印象を受ける
一方で私が歩いていた範囲で、この2名以外の候補者のポスター等を目にすることは無く、他の候補の存在感が感じられないとも・・・
もしこの保守分裂の状況で漁夫の利を得る候補があったとしても、それが地域で支持が広がっていない候補だったりすると、それで地元のためになるのだろうか・・・などと考えてしまうところ(※私が見た範囲での個人的な感想です)
そんな事はさて置き、更に歩き
住宅街の中のこんなスポットに到着
実はこれ、粘菌の研究で知られる在野の生物学者・南方熊楠の旧宅ならびに、併設された南方熊楠顕彰館という施設
先ずは旧宅から(入場料は顕彰館で支払う必要があるため、どちらにせよ先に顕彰館を尋ねる必要がある)
実際の研究や居住に用いられたスペース
収集したサンプルや機材を収納した蔵
基本的に建物内には立ち入れず、縁側から覗き込む方式
・・・なのだが、緑豊かな庭もあって、蚊の大群に襲われ、ゆっくりと見学することは困難
そして南方熊楠顕彰館(立派な建物だがこちらの入館無料)
基本的に南方熊楠の研究資料や蔵書を収納しつつ、その業績を研究するための研究施設という色合いが強い様子
しかしロビーの一角にその生涯を紹介する展示コーナーなども設けられている
とは言え、その生涯をステージ毎に必要十分なボリュームで纏められており、無料にしてはクオリティの高い展示なのではないだろうか
あと日差しの強い中の散策なので、冷房の効いて、しかも綺麗なお手洗いもある館内で一息つけるのも有り難いところ
そして扇ヶ浜で太平洋を眺めて一休みして
台場跡を眺めて(写真の建物は教会なのだとか)
川沿いのこんな公園へと到着
公衆便所が妙に城郭風なのだが・・・実はここが田辺城の城跡
とは言え、田辺城主は紀州藩の御付家老でもある安藤家で石高は3万8千石とそこそこの家格
従って、元々の城跡は広大であり、この公園は田辺城の本当の端の端に過ぎず、今では城跡の殆どは住宅地に飲み込まれてしまっている
本来はこの住宅街のやや左奥に大手門があったとのこと
で、この公園は田辺城の端っこの川沿いのごく一部なのだが、公園の片隅にこんな遺構が現存している
これは川の河口近くに設けられた田辺城の水門跡の遺構
もう少し近づいてみると、門扉があった場所がハッキリ判り、扉の軸石(?)も残っている
但し現在は城跡の外側を高架で道路が通っており、川までの距離は遠くなってしまっている
当時はこんな建造物は無く、水門から直接川へ船を出せたのだろう
川側から振り返って
公園部分に作られた塀がやや無粋ではあるのだが、この上の部分が児童公園である以上、転落等に対して安全は担保しなければならないのだろう
こうして田辺城址の見学を終え
水門が隣接する川を渡り
漁港を歩き
こんな狭道へと進み
切り通しを抜けて進んでいくと
天神崎へと到着
ここへ来るのは初めてでは無いのだが・・・
そもそも関西在住の頃、私にとって紀伊半島はドライブコースであり、海岸沿いのスポットは大凡訪問済みなのだが、車であるが故に密度の粗い訪問しかしていなかったのが実情
ましてやこの狭道を通ってとなると、車を運行することやどこに車を止めるのかといった事ばかりに気をとられてしまい、ここに至る風情ある道のりや、海岸の風景などに目をやる余裕がなかったこともあり、じっくり訪問するのは初めて
最近は「日本のウユニ塩湖」として売り出し中の様子
対岸には今宵の宿も
そして潮の関係で灯台のある丸山まで歩けそうなので
磯を歩いて島の反対側まで回ってみる
ここからは対岸に白浜の有名ホテルが・・・(詳しくはまた改めて)
しかしココ・・・徒歩で来ると自由に動ける反面、日陰が少なく意外と過酷かも
そして更にこの狭道を歩いていくと、防波堤上を歩く道への分岐点があり
防波堤の上を通って元島という島まで歩くことができる
元島には元嶋神社という神社があり、元々離島だったこともあり、参道は海上ルートとなっており、海の中に鳥居が立っている(規模は全く小さいが厳島神社のような形態)
少し角度を変えて、本土との位置関係を見てみるとこんな感じ
右手のホテルのある部分が本土で、矢印の所に海上鳥居、そしてこんもりとした田所島という小島があって、左側が社のある元島
今回は裏手の防波堤上から元島へと到達し、元嶋神社を参拝
と、ここで紀伊田辺散策はタイムアップ
バスの時間を見計らって、最寄りのバス停まで行き、田辺駅行きの龍神バスを捕まえる
バスは数分遅延してきたのだが、運行状況がリアルタイムで見られるので安心して待っていられる
・・・というか、バス停近くに日陰が無かったので、日陰に隠れながら画面でバスの接近を確認しつつ待機していたのだが
なおマイクロバスには他の乗客はおらず、終始貸切状態
そして紀伊田辺駅構内のセブンイレブンで飲料水などを買い込んで、シャトルバスで今宵の宿へと向かう
東急系の会員制リゾートで、恒久的な利用者のマンション棟と、タイムシェア利用者のホテル棟に分かれている宿(大浴場やプールなどの施設は共用)
そしてホテル棟に東急不動産に持ち分があるのか、あるいは空室の運用なのかは判らないが、一般向けにもある程度開放されており、そちらを利用
ここの系列は元々が会員制という事もあり、個人客が主体で、かつファミリーも多いのだが基本的に弁えた人たちであり、一方でやかましい外国人やツアー客が少ないという落ち着いた客層が魅力だと思っていて時々利用している
・・・のだが、何故か明らかに場違いなクラブツーリズムご一行様が滞在していてそこだけ明らかに浮いているのである(苦笑
宿側の事情でこんなツアー客まで受け入れないといけないほど利用率が低いのか、あるいはツアー側の事情で白浜エリアの衰退で居抜き系格安ホテルばかりになってしまいツアーで使えるような宿が無くなってしまい場違いな所でも利用せざるを得ないのか・・・
それはさて置き、元々がタイムシェアゆえの滞在型向けの広めの客室も有り難いところ
部屋のベランダからのオーシャンビュー
南方熊楠の研究フィールドとして有名な神島も一望できる(右側の2連の離島)
バブリーな時代を感じるインテリアではあるが、そこは東急の資本力がなせる技なのか、水回りの設備などは適宜入れ替えられており快適
そしてヌルヌルの温泉を満喫してからディナータイム
個人的に東急系列のホテルの洋食は高く評価していた
(過去形)ので、今回も洋食をチョイス
元々会員制で個人客主体の落ち着いたレストランということもあって、ツアー客が明らかに場違いな感じになってしまっているのはさて置き・・・
最近感じていたことではあるのだが、コロナ禍を経て東急系列のホテルレストランの味が明らかに落ちてしまった感じなのが残念なところ
(他の東急系施設でもそんな感じで・・・例えば宮古島などは継続的に利用していることもあって、その変化が明確に判ってちょっと悲しいところ)
しかしパンが美味しく、オリーブオイル(今ではすっかり高級品)を添えてくれるという部分は変わっておらず、ちょっと安心
そして朝も早かったので、早々に就寝
翌朝はツアー客が慌ただしく出て行った事を見計らってから、ゆっくりとレストランへと向かう(バイキング形式)
練り物の天ぷらや豆腐など、ご当地ものを適宜取り入れつつ品数も豊富、何より熊野米のご飯が美味しいのがポイント大かも知れない
あと遅い時間であっても、適宜バイキングをきちんと補充してくれるのも有り難いところ
そして腹ごしらえも済んだところで・・・続きは白浜編でまた改めて