交通刑務所の朝・・・

だったかな？・・・

４～５日前に読んだ本の題名・・・著者名で検索したらこれしか出てこないので、たぶんそうだと思うんだけど、恒友出版というところから出ているみたい。。


職場の上司が研修を受けてきて、その時に紹介されて探して買ったんだって。。


研修は、営業車などを一定の数以上所有している事業所等の担当者が受ける、いわゆる交通安全運転関係の研修らしい。。


で、全員読んだ方が良いよ！・・・って言うんで、あんまり気が進まなかったが・・・


しかし、読み始めるとその衝撃の内容にあっという間に読み終えてしまった。。。



内容は・・・都内在住の川本さんという有能なサラリーマンの体験談で・・・

お得意様のパーティーで呑まない訳にはいかないと飲酒し、急な上司の呼び出しがあり、距離も近いことから車で社まで戻ろうとしたが、会社の目前で取り締まりに引っ掛かり、あろう事か度重なる交通違反のため、免許取り消し中だったんだって・・・

無免許に飲酒運転で即逮捕！・・・初めての取り調べや裁判に身を曝され、執行猶予付とはいえ衝撃の懲役刑が・・・


その執行猶予期間が過ぎようとしていたどしゃ降りのある日・・・自宅への来客を最寄り駅までつい車で迎えに行ってしまった。。。


たった１０分ぐらいの通い慣れた道・・・取り締まりなんか見たこともない道で・・・





そして、ついに実刑判決！・・・

収監所から呼び出しがくるまでの悶々とした日々・・・妻や幼い子供たちへの思い・・・そして、収監後の辛い日々や府中刑務所での経験・・・そしてついに市原刑務所へ・・・

等々、心の葛藤や反省の日々を縷々綴っておられます。。。




まー・・感想としては、この川本さんのように重大な違反を重ねるのは、いわゆる確信犯ですからしかたないけど、本人的には当初、みんなやってるのに『自分だけ運が悪かった！』って思うみたいですね。。

市原刑務所は、オヤジの地元千葉県にあるんだけど、いまんとこ入ったことがないのでわかりませんが・・・

こういった重大な違反を重ねて懲役食らった人って、やっぱどこか運が悪かった・・・損したみたいな感じらしく、業務上過失致死とかで収監される禁固刑の人達は悲惨らしいですね・・・

はからずとも人を殺めてしまったという、反省、償い、贖いの日々だそうです・・・

また、刑期を終えても職を失い、莫大な損害賠償を抱えながら被害者の家族にひたすら許しを乞う・・・まさに地獄でしょう。。。



みなさん、お互いに気を付けましょーねー・・