
11月中旬にJB74ジムニー シエラが納車されて以来、どノーマル状態でナラシ運転をしておりましたが、乗れば乗るほど気になる箇所が出てきたので、重い腰を上げてカスタムを決意。
前回のブログで書いたように、自分はメーカーで金と時間をかけて開発されたノーマル状態のディメンション/セッティングを尊重しているので、バランスを崩してしまうカスタム、アレもコレもと取り付けまくって無闇に重量アップするカスタム、ECUのエラーを誘発しかねないカスタム、車検の度に元に戻すカスタムはしない派として、自身の使い方やライフスタイルに合わせ必要箇所のみ手を入れることにしました。折りしも最強寒波が襲来との予報の中、週末の2日間だけで作業を完了できるのか自分!?
納車から約500km走ってみて気になる箇所は;
1. エンジンがパワー/トルクとも不足でとにかく遅い
2. ボール&ナット式ステアリングによるハンドリングの鈍さ
3. オフに振り切ったサス&リジッドアクスルに伴うオンロードでのふらつき
4. 5速マニュアルトランスミッションの渋さ(特に1速・2速・バック)
5. オートライトが敏感すぎてヘッドライトが頻繁に点いたり消えたりとウザい
6. 標準スピーカーの音が激烈ショボすぎて音楽を聴く気になれない
7. クラッチペダルを操作していない時に左足を置くフットレストが無い
8. ラバー製カバーの付いたペダル類が雨の日に濡れた靴で乗ると結構滑る
9. クラッチペダルのストローク量がかなり大きい割りにミートポイントが手前なため半クラが疲れる
10. MT車にアイドリングストップ機構は不要(右折待ちや踏切一時停車時等に逆に危険)
11. 銀ピカ蒸着樹脂メッキのフロント&リアエンブレムが安っぽい
12. 昭和のファミリーカーのようなオレンジレンズの電球ウィンカーがどうしてもカッコ悪い
13. バックランプが暗すぎる
といったところです。
1.〜3.はジムニーというクルマの構造と生業・特性によるものなので、全く不満ではありません。4.はナラシ後アタリが出てから徐々に改善されていくことを期待しつつ、11.エンブレムと12.ウィンカーは単に外見上の個人的な好みの問題ですが、 その他のポイントは機能的なことなので、気になるところに手を入れるべくパーツと用品を慎重にセレクトした上で取り寄せました。
土曜の午前中に所用と買い物を済ませ、工具を積み込んで作業すべく近所の駐車場に向かいますが、車から降りると突き刺すように冷たいキョーレツな北風で、ただ立っているだけでも凍え死にそう{{{;´д`}}}
まずは5.のオートライトからです。スズキ車全般なのかどうかは不明ですが、木陰や陸橋の下を通っただけでオートライトセンサーがあっは〜んと敏感に反応してしまい、メーターインジケーターにライト点灯が頻繁に表示されるのがどうにもウザいので、感度を下げることにしました。
パーツとしてはポリカーボネート製のセンサーカバーを純正のスモークから汎用の透明の物に単純に交換するだけです。ダッシュボードのキズ防止にマスキングして内装剥がしでカバーキャップごとセンサーを取り外し、センサー本体からカバーを引き抜きます。
センサー本体がカバーにハメ殺しになっているため、もう使わない純正カバーをカットしてセンサーを取り外します。この時、センサー本体がダッシュボードの孔から落下してしまうと超面倒なことになるので、落とさないように養生しておきます。左側が取り外した純正のスモークカバーで、右側が交換する汎用のクリアカバーです。
センサーを元の位置に戻して作業完了。これでやたら敏感に反応していたオートライトがかなり鈍感になりました。
次は6.のスピーカー。Apple CarPlayでスマホ連動前提のためナビは不要なので、安価で手軽な中華製ディスプレイオーディオと悩みましたが、ここは内臓アンプの性能と耐久性を信頼して国産のパイオニア製carrozzeria DMH-SZ500をチョイス。自分には8インチ以上の大型ディスプレイは不要(単に夜眩しい)なので、純正キャビネットにすんなり収まる7インチサイズです。右側に見えるスマホホルダーは、メーターナセル横のデッドスペースを上手く活用できるヤック製を取り寄せて両面テープで装着。
スピーカーは、スペースのないジムニーにも装着可能なFOCAL PS130FEをチョイスし、フロントドアをデッドニングした上でバーチ製のインナーバッフルを介してマウント。
FOCALは小径でもジャズのウッドベースやピアノの倍音までクリアに再生し、モダンエレクトロミュージックのグルーヴもバランス良く聴かせます。
ヴォーカルの息遣いやFMを聴く時にDJの言葉を綺麗に再生させるため、ドア内側のAピラーにツィーターを埋め込み。スピーカーの装着とフロントドアのデッドニングは地元の
カーオーディオ専門店にお願いしました。
ジムニーの音響特性を考慮して同FOCALのサブウーファーをナビシート下に装着。
手元でサブウーファーの低音量をコントロールできるダイヤルも設置しました。
ドラレコはコンパクト設計でフロント側/リア側ともクリアに録れる信頼のユピテル製です。
スピーカーの配線以外の作業をここまで施工してきて、当日の刺すように冷たい北風の中でリアルに風邪をひきそうですっかり萎えてしまったのと冬の夕暮れは早いため、土曜日は撤収して翌日曜の朝から再開することにしました。手元に山ほどパーツが転がっていて焦るしやることはまだまだ沢山あるしで、ホントに明日で全て終わるのか…!?
(【その2・日曜篇】につづく…予定・笑)
※追記:【その2・日曜篇】は
こちら
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Posted at
2024/12/18 19:10:15