
さてさて、イキナリですが卒業のシーズンですね。超重症の花粉症である自分は、この季節は廃人状態ですが、卒業や転勤、新生活への引越し等で別れの季節でもありますよね。皆さんにとって「卒業ソング」といえば何でしょうか?その話はまた後で書くとして、表題は某○ラシアンのCM(もしかして関東ローカル?)のフレーズですが、今回は水道トラブルでもトイレのトラブルでもなく自分トラブルのお話です。
年末年始に重篤なエンジントラブルに見舞われたポルシェ911(タイプ997)も直り、調子こいてツーリング。2月の厳寒期は、路面トーケツも積雪の恐れも無い南房総が定番です。この日はたまたま出会ったナロー911とランデブー。年代は違えど同じシルバーでめっちゃ親近感です。
そのまま地球のロマンを感じる千葉の新たなパワースポット“
チバニアン”へ。地球46億年の歴史上で何度か磁場(N極・S極)の逆転が起きた貴重な証拠です。近々世界的に「千葉時代」が誕生するとのこと。
今年から仕事が変わり、国産車メーカーのカタログや広告を創っているのですが、そらもう忙しいの忙しくないのって。この極寒期に寝る暇も無く多少ムリしてでもガンガン働き、クッソ寒い中でのロケ撮影にも気合を入れて臨んでおりました。
ところがある日の夜、いきなり身体が言うことを聞かなくなり、腰から下の激しい痛みと痺れで立つことできずにトイレに行くのも貞子状態に。な〜に、数日も経てば治るだろうと湿布でごまかしていたら・・・ある土曜日の夜、平昌オリンピックを応援しながらビールを飲んでいると、突然今まで味わったことがないような激痛が!悲鳴を上げて床をのたうち回り、テレビからは「高木美帆が金メダルー!」という実況がかすかに聞こえる中、救急車のお世話になるハメに。
ちょうど3年前の今頃、仕事中の事故で脊椎骨折の重傷を負って以来、ずっとその後遺症があるのですが、ムリを重ねたためにその後遺症が悪化して、大腿神経が圧迫されることで下半身の激痛と麻痺を引き起こしたようです。点滴や精密検査を重ね、全治2週間で要入院とのこと…とほほ(泣)
この佳境に、仕事を止めると激マジでヤバいんです。ニューモデルのカタログの印刷が間に合わなくなってしまうので、代役をお願いし病床からスマホ2台で遠隔操作に明け暮れます。病院のベッドでも少しも休めません。味が薄く量も少ない病院食を食べながら仰向けでスマホに向かって仕事に明け暮れていると、軽いトリップ状態に陥りますね。
下半身が動かせない以外は、もともと半分ぐらい腐っている脳味噌以外は元気なので、電話とメールでとにかく仕事です。不思議なもので身体が痛いと、大好きな酒も飲みたくなくなるので、ここは神様が肝臓を休めるタイミングをくださったのだと無茶ポジティブに捉えます。入院中の病院食で一番美味しかったのは写真の鶏野菜うどんで、思わずおかわりしました。
痛みと麻痺がなかなか治らないものの、PCで仕事をしないと完全にヤバい状況なので、少し無理を聞いていただき5日間で退院。まだ歩けないのでタクシーで自宅へと帰ります。
脊髄は身体の中枢なので、3年前の怪我とはいえ舐めていると恐ろしいことが身を以って分かりました。この先下半身不随の可能性もあり、そうなると好きなバイクや自転車にも乗れなくなってしまうので、無理は禁物なようです。とはいえ、無理しないと仕事が成り立たないんですけどね。退院したその日からガンガン仕事です。
入院騒ぎや多忙でふと気付いたら、いつの間にか3月になっていました。仲の良かった人も転職したり移住したりと、この季節は別れがつきものです。「卒業ソング」は、世代や地域によって“仰げば尊し”と“旅立ちの日”に大きく分かれるようですが、ユーミンの“卒業写真”や森山直太朗の“さくら”、レミオロメンの“3月9日”なども定番化していますよね。
皆さんもくれぐれも無理をしないように、健康で新緑の季節をお迎えください。
Posted at 2018/03/17 00:18:04 | |
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