久々に休息をとり,録りためたビデオの整理をした。
NHK BS2でやっている『COMBAT!』
何年か前に民放の深夜で放映していたものを録画してあるが,CMを全部取り切れてないのと,VTRで録画したので画質が悪い。
今回はHDDに録り貯めたものを,DVD-RAMに移動してタイトルを付け保存する作業を行った。
『COMBAT!』は,「戦争カッコいい」と思われていた時代に作られた連続ドラマであるが,なかなかどうして,ヒューマニスティックに描いていたりする。
戦闘シーンで,ドイツ兵が無闇な攻撃をして,簡単に撃たれてしまうのは,まあ仕方ないとしても,個で登場するドイツ兵はしっかり描いているし,好意的でもある。
『COMBAT!』の主人公は言うまでもなく,リック・ジェースン演じるヘンリー少尉と,ビッグ・モロー演じるサンダース軍曹だ。
この二人,将校と下士官でありながら,ノルマンディー上陸前のイギリスで,一人の女性を取り合うというエピソードが第1話で描かれている。
このシリーズ,子供のころに見ていたが,一つフラストレーションがあった。
サンダース軍曹が好きだったのだが,出演しない回が増えてきた。
後に知ることになったが,ビッグ・モローが監督をやる回は出演シーンが短いのだ。
特別版だか,映画版だかで,『丘を血に染めて』という作品があった。
これもビッグ・モローの監督で,サンダース軍曹は冒頭で早々に負傷してしまい,最後にチラッと出るだけだ。
物語は,作戦上どうしても必要だからと言われ,多大な犠牲を払って,丘をなんとか確保する。
やっと確保したとたん,作戦が変わり呆気なく丘を放棄して撤退する。
この作品も良く仕上がっていて,ビッグ・モローの非凡さを感じる。
映画,『トワイライトゾーン』の撮影中,事故で亡くなってしまったが,惜しい人を亡くしたと思う。
Posted at 2006/04/16 19:43:57 | |
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