
2016年5月2日、サーキットの狼 公道グランプリにエントリー!
2012年にもエントリーしたのですが、その日はターンパイクが通行止め!
そのため箱根新道を通りました。
したがって、公道グランプリの正しいコースで完走することができませんでした。
そのため、その後近いうちにまたエントリーしようと思っていたのですが、気がつくとあれからもう4年近くたってしまいました。
今回、とうとう完走することができました。
(今回のブログかなり長いです)
さて、まずはコース。

この図と、ナビやネット上の地図、そして、
http://whitefrog9642.blog112.fc2.com/blog-entry-260.html
を参考にさせていただき、コースを解析。
2012年にエントリーした時に、ナビ上にコースを作成した図です。

約160kmのコース。
スタート地点ですが、2012年の時はここをスタート地点としました。

現在は中に車を入れる事はできないけど、中はかなりのスペースがあり、50台を超える車が停められそう。

地図上の位置ともあっている。
その後考えましたが、
この道路の形状から、やはりここがスタートだと思いなおしました。
初めに考えたスタート地点から、すぐ近くの場所です。
Googleマップ
方向は逆だし、後方に見える細い道を登っても、

こんな感じで、多数の車が止まれるようなスペースはないけど、
とあるが、この道がこんな感じ
そのへんがぴったり。
また、

この辺の絵は富士山が逆方向にある。
といったところから、作者の池沢さとし氏(現在では池沢早人師となっているが、サーキットの狼執筆当時は「さとし」だったので、ここでは「さとし」を選ばせていただきます)が方向を勘違いしたか、もしくは知っていたけどフィクションなので、逆方向でもよしとしたと思われる。
富士山が逆方向に描かれているところは多数ある。
これに関しては、富士山が見える場所を走行しているということを表現するため、池沢さとし氏の勘違いではなく、逆方向でもわざと富士山を描いたと思われる。
ということで、方向は逆だけど、伊豆スカイラインに入る道路形状、そこまでの道がダートというところから、スタートはこことした。
公道グランプリは、日の出と共にスタートということだったので、2012年は自宅を3時に出て、スタート地点を5:25ごろスタート。
ところが、芦ノ湖スカイラインの営業時間が朝7:00から。時間をつぶす必要ができてしまった。
といったところから、今年は自宅4:30発。6:10ごろスタート地点地つき、ここで朝食をとり、6:40スタート。
まずは折り返し地点を目指してルート作成。
スタート地点が伊豆スカイライン内。
伊豆スカイライン内のダイナミックなアップダウンのある、中速コーナーが続く、ワインディングを走る。
ここで、サーキットの狼では、風吹裕矢は、極道連のわなの、ダンプカーが砂利を落とすところでその砂利にのってジャンプ、早瀬左近と沖田のデッドヒート、沖田が早瀬左近を抜き去る、風吹裕矢がロータスプレイヤーに追いつき、この時点で、トップ集団がそろう。
1位 影法師会長のランボルギーニ・ウラッコ
2位 隼人ピーターソンのトヨタ2000GT
3位 沖田のディーノ246GT
4位 早瀬左近ポルシェカレラRS
5位~9位 ロータスプレイヤーのロータス・ヨーロッパ5台
10位 風吹裕矢ロータス・ヨーロッパSP
(沖田と早瀬はあれだけ激しいデッドヒートを演じた割には、そのペースでロータスプレイヤーや最後尾スタートの風吹裕矢に追いつかれるとは、なんて遅いんだろう。ピーターソンが遅いペースで押さえていたとしたら、ウラッコについていけないし)
伊豆スカイライン出口料金所(2012年撮影)
ここから十国峠を抜ける(2012年撮影)
そして芦ノ湖スカイラインへ。
芦ノ湖スカイライン入り口

ちなみにナンバーの「7 40」は風吹裕矢のロータスヨーロッパのナンバー。
芦ノ湖スカイラインに入ると、早瀬左近のカレラRSはファンベルトトラブルで、一時停車。その際、ロータスプレイヤーを押さえ、風吹裕矢にロータスプレイヤーを追い抜くチャンスを与える。
沖田の速さにあせったピーターソン。しかし、その前を走るウラッコもあせっていた。ウラッコがスピン、ピーターソンもスピン。その2台を交わし、沖田のディノがトップになる。そしてぶっちぎるが・・・・
結核にかかっている沖田は発作が起こり、マシンから降りて血を吐く。
この場所が何度も撮影しているここ
風吹裕矢は、ピーターソンのトヨタ200GTに勝負を挑み、抜き去る。
そしてこの場所に到着。ディノがストップしているのを見つけ、そのドライバーが沖田と知る。
(なんだけど、その前に風吹がトップ集団に追いついた時、
「前にはロータス・プレイヤーの連中と 早瀬左近に ウラッコにのるやつと
沖田
それに隼人ピーターソンだけか」
と、ディノに乗るのが沖田と分かっているセリフがあったのが失敗)
この後、風吹、沖田ともにスタートするが順位は20位ぐらいまで落ちていた。
芦ノ湖スカイラインで霧が発生。霧の中を走る。視界のない中、フォグランプ装着のフェアレディ240Zの後をついていくが、あとにつけられるのを嫌った240Zがペースアップ。240Zとそのあとにつける沖田のディノが風吹の視界から消えたとき、1台が崖下転落。沖田のディノのナンバープレートを見つけた風吹は沖田が転落したものと思う。しかし沖田は無事で、転落したのはZの方であった。Zのドライバーも無事であった。
芦ノ湖スカイラインを抜け、箱根スカイラインを抜け、乙女道路を抜ける。
乙女道路を抜けると、御殿場市内入る。
御殿場市内では、東名高速の下を抜ける。
それがここ
そして、その直後、S署のパトカーが3台走ってきたところ。
暴走族が公道グランプリ応援のためたむろしていた「バラライカ」は今ではなくなっているとのこと。
この後、左折し246に入り、すぐに右折し、富士山スカイラインに向かう。
富士山スカイラインに向かう長い直線。
ここでコース右側に描かれているのが、

陸上自衛隊滝ヶ原駐屯地
この後、ピーターソンの幅寄せにより、ウラッコがクラッシュ。
それがこの付近。
このストレートで、マシンの最高速度の違いから、風吹は沖田にぶっちぎられる。そして早瀬が風吹に追いつき、抜き去っていく。
(実際はゆるいカーブがいくつかある。クローズドされてないこの細い道を200km/hオーバーで走るなんてとんでもない。結構な上りなので、最高速なんて出ないと思うが。)
このストレートの後半、雪が降り始めた。
スタートから、芦ノ湖スカイラインまでは、富士山が見える快晴。それがここで雪が降り始めるなんて。この後、ターンパイクでは雨がふってくるし、後半の真鶴道路では暴風雨。ゴールでは雲の間から太陽の光が差してくる。なんという天候の変化のすさまじさ。
ストレートが終わると、折り返し地点に向けて、そこそこ高速のワインディングが続く。
雪がちらつく程度なら良いが、絵を見ると明らかに雪道。この登りを2輪駆動ノーマルタイヤの車で走れるとは思えないが。
ここで風吹は、フェアレディSR311を抜き、早瀬のポルシェに追いつく。その前を3台のマシンが、早瀬のマシンを押さえていた。その3台に風吹は挑み、3台のマシンのスピン、クラッシュを呼び込む。ここで風吹は240ZGを乗り越え、再びジャンプ!
このワインディングで、風吹は早瀬をぶっちぎる。トップで折り返してきたピーターソンのトヨタ200GTとすれ違うが、その際ピーターソンはヘッドライトを上向きに。まぶしさに目がくらんでロータスをふらつかせる風吹。それを避けるため、ピーターソンが雪の壁に突っ込む。そこで早瀬が風吹に追いつく。
そして折り返し地点。
料金所はすでに取り壊されている。
ここをいつものようにサイドターン。
さてここで、後半のコースをナビに引く。
復路のワインディング。

ここは結構な下りなので、その後のストレートも含め、ほとんどアクセルを踏まずに走れる。
ここで風吹は再び早瀬をぶっちぎる。
そして、ワインディング後半、長いストレートに入る前。
再び極道連の罠が。

極道連にナイフで腕をさされてしまう。
ワインディング後半で、ストレートがあるところ、林の中に足を踏み入れられるというところから、この辺と思われる。
ここで、コスモスポーツに乗る、早瀬左近のおさななじみの山岸みのり、その横に乗る、早瀬左近の妹の早瀬ミキに出会う。早瀬左近もここで追いついた。
山岸みのりはポルシェの助手席へ、早瀬ミキはロータスの助手席へ乗り込む。
(コスモスポーツはおきっぱなしにしちゃったのだろうか?)
この後、早瀬ミキは、腕をさされた風吹のシフト操作を手伝うこととなる。
下りのワインディングも終わり、ストレートに入る。
そのストレート後半、市街地に入ってきたところで。
ロータスプレイヤー5台に押さえられているディノの沖田。
そこに出現したのが、風吹裕矢の姉のフィアンセ、早瀬左近のドライビングの師匠である、プロレーサーの飛鳥ミノル。
飛鳥ミノルは、沖田の腕を見るため、ランボルギーニ・ミウラでディノの横につける。そして、大型トラックの対向車を利用し、5台のロータスヨーロッパを抜き去る。それによって、体制を崩した5台のロータスを、沖田が抜きさる。
その場所を探るため、「光タクシー」の看板を探すが見つからず。
歩道が出始めてからなので、そこそこ246に近い、大体この辺と思うのですが。
左折し、246に入り、右折。
S署のパトカーが出現したところを超え、東名高速下を抜け、乙女道路へ入る。
サーキットの狼では、乙女道路に入ったところでフェラーリ・デイトナ等の新たな敵出現。風吹が、前を走る一般車のトラックを抜きあぐねているところ、デイトナが抜いていく。そのあとを追って、早瀬も抜いていく。そこで対向車が。対向車が、風吹の前を走るトラックに激突。トラックからは材木が落ち、早瀬のポルシェに降りかかる。材木がカレラRSのリアスポイラーを破壊し、早瀬のポルシェはそこでオイルパンを打ち、オイル漏れを起こしてしまう。
その場所を探ろうと、乙女道路往路から探していたが、往路を通る時、それらしき場所を発見。ところが乙女道路復路で写真を撮ろうと思っていたが、その場所が見つからず。ナビに地点登録しておけばよかった。
乙女道路から、箱根スカイラインを抜け、芦ノ湖スカイラインに入る。
ここで、トップピーターソン、2位の沖田、そのあとにつけるロータスプレイヤー5台に、デイトナたち、風吹、早瀬が追いつく。
ここでロータスプレイヤーが仲間同士で接触、クラッシュ。ロータスプレイヤー全車リタイヤとなる。
風吹、早瀬は、Z432、ジャガーEタイプと追い抜き、早瀬はデイトナも抜き去る。デイトナが、V12エンジンのパワーで早瀬を抜き返そうとしたところでスピン。ロータスと接触。デイトナがスピンしたのは、早瀬のポルシェがオイルを漏らしていたため。早瀬はまだオイル漏れに気がつかない。この波乱で、ピーターソン、沖田に続くのは早瀬となる。
沖田と早瀬は共同してピーターソンに挑む。3台がコーナーで並んでドリフト。ここで沖田はピーターソンを抜き去るが、早瀬のポルシェは立ち上がりでパワーが出ない。ここで、風吹の横に乗るミキがポルシェのオイル漏れに気づき、早瀬に知らせる。早瀬はその先にある24時間営業のガソリンスタンドで、オイルパンをぼろきれかなんかでふさぐ応急処置を行い、エンジンオイルをたくさん購入。この後、オイルを補給しながらの走行となる。
その24時間営業のガソリンスタンドを何度も探したが見当たらない。
ここで、トップに立った沖田は、また結核の発作に襲われる。往路も芦ノ湖スカイラインで発作が起きたが、復路でも芦ノ湖スカイラインで発作が起きた。芦ノ湖スカイラインには何かあるのだろうか?気圧とか。
さて、ここから
箱根ターンパイクへ。
芦ノ湖スカイラインから、ターンパイクへ行く道はかなり複雑。
私はナビでルートを引いているからあまり迷わずいけるが、風吹たちはどうやってコースが分かったのだろう?
ターンパイク入り口のスカイラウンジ駐車場には、よくスーパーカーが止まっているのでここで休憩。
ここの駐車場で、GDB、VABが並んでいたので、自分のGRBを含め3台で記念撮影。

あとGC8がいれば完璧だったのに。

ここに997のGT3が。
もしや早瀬左近?
いや、早瀬左近はモナコFⅢで亡くなっているから・・・・速水トオルか?
沖田がトップ、2位ピーターソン、3位ジャガー、4位風吹で箱根ターンパイクに突入。
ここからサーキットの狼では雨が降り始める。
ターンパイク下りは、初め少し上りがあるが、本格的な下りに入ると、かなり急な下りで、後半に低速コーナーもあるが、ほとんど高速コーナー。
ある程度スピードを乗せると、まったくアクセルを踏まない状態で***km/hでクルージングできる道路。ここでウエットでレースなんて危ない。
ターンパイクにはいるとすぐ、ジャガーがピーターソンの2000GTに追突。ジャガーはクラッシュ、ピーターソンはクラッシュを免れたがスピン。
これで、トップはディノの沖田、風吹が2位に上がる。沖田も結核の発作から回復したよう。
沖田と風吹のデッドヒート。ここに、ブレーキトラブルを起こしたセリカLB2000GTが舞い降りてくる。ブレーキトラブルを起こすと、沖田や風吹に追いついてくるとはおかしな話だが。
前方に緊急待避所。ゆるい右コーナー。右側が壁といったところから、ここでしょう。

(ターンパイク下りではインカービデオで録画していました)
このセリカが絡んでくるところで、風吹は沖田をかわす。ここで初めて風吹裕矢はトップに立つ。ここから抜かれた沖田の攻撃がすさまじい。とうとう風吹を抜き去る。沖田のディノのほうがロータスヨーロッパよりパワーがあるからとなっているが、ここターンパイクの急な下りではパワーなんて関係ない。速さはほとんど腕と度胸だけでしょう。

ターンパイクを出ると、すぐ真鶴道路に入っているが、実際は、ターンパイクから降りてから、海岸線沿いに出ても、そこはまだ真鶴道路ではない。真鶴道路まで海岸線沿いを8.5km走る。
サーキットの狼では、ここから暴風雨となる。
ここで沖田がまた発作に襲われ、マシンを止める。風吹もここで初めて沖田が結核にかかっていることを知る。沖田と風吹が止まっている間に、ピーターソン、フェアレディZ432に抜かれる。
そして浜の黒ヒョウのカウンタック出現。
カウンタックが現れる地形を探しながら走っていて、ここかと思われる場所があったが、この日は5月連休中。渋滞の中。車を停める場所もなく、確認、写真撮影はできなかった。
風吹と浜の黒ヒョウのバトルが繰り広げられ、風吹はカウンタックを押さえていた。2人のバトルは、トップを行く、ピーターソン、Z432に追いつく。ここから熱海ビーチラインに突入。
そのころ、オイル漏れの応急処置を行った早瀬左近は、沖田に追いつく。2台でランデブー走行となる。(バトルはしないの?)
風吹は、Z432をさそうとするが、Z432が無理なブロック。ロータスはZ432の横腹に突っ込み、Z432は海に沈む。風吹の前にはピーターソンの2000GTのみ。風吹はピーターソンに仕掛けるが、ピーターソンのブロック。これを見た浜の黒ヒョウは、「・・・・・それ以上に大キライなのが てめえみたいな他人のじゃまをして 自分だけの道のような 走り方をするやつよ!」と言って、ピーターソンに襲い掛かる。しかし、風吹と浜の黒ヒョウのバトルの時は、風吹は浜の黒ヒョウに抜かさせなかったのに、なぜ今回は簡単に道を明け渡したのだろうか?
浜の黒ヒョウがピーターソンに襲い掛かる。ピーターソンは、浜の黒ヒョウが追い越しをかけるとき、高波が来るよう計算、スピードコントロール。ピーターソンの計算どおり、浜の黒ヒョウが追い越しをかけると、高波に飲まれクラッシュ。
ここからピーターソンと風吹の命を賭けたバトル。右からかわそうとした風吹に、ピーターソンは体当たり。風吹は片輪走行。スタビライザーを打つ。そして右コーナーの先には道路の亀裂が。その亀裂を避けようと、ピーターソンはマシンを右に持っていくが、亀裂にタイヤを引っ掛ける。風吹のロータスは、ピーターソンの2000GTの上を走る形になり、このレース3回目のジャンプ!しかも1回転して着地!
ピーターソンは海に沈む。
これで風吹は単独トップとなったが、スタビライザーが外れ、マシンのコーナーリング性能がいちじるしく落ちた状態。
熱海市街を通りぬけ、ゴールのある伊豆スカイラインに向け、林道を登っていく。
ここからの道がかなりハード。急な上りで細かいヘアピンがあったり。2速でデフを効かして登っていく状態。
ここで沖田と早瀬は風吹に追いつく。
沖田は逆ドリフトを駆使し、風吹を追い抜く。
ここの道、かなり細く、とても追い越しなんかできる道じゃないんだけど・・・・・
トップは結核の発作が再び出てきた沖田のディノ。
2位はスタビライザーを壊し、極道連に腕をさされた風吹のロータス。
3位は、オイル漏れを起こしている早瀬のポルシェ。
勝負は最終コーナー。
最終コーナーは左コーナー。また、コース図のゴールの位置から、最終コーナーはここでしょう。
風吹はオーバースピードでコーナーに突っ込み、アウト側の壁に激突し、横転した状態でゴールに向かって滑り込んでいったが、実際にはアウト側は壁になっていない。
ゴールには、横転したロータス、最終コーナー立ち上がりで命を落とした沖田のディノ、最終コーナー立ち上がりでオイル漏れからエンジンの焼き付を起こした早瀬のポルシェの順でゴールイン。
サーキットの狼ミュージアムに展示されている、TOP3台の車両
ゴール地点には、サーキットの狼に描かれているような、人が集まれる広い場所はなく、左コーナーあとで、ちょっとだけ広くなっているとこがあるので、ここをゴールとしました。
2012年の時から、ここしかないと思っています。
全行程157.2km。
今回の走行時間、撮影等のため、停車していた時間も含め、4時間10分。
順位1位。
エッ順位1位ってどういう意味かって?
今日の公道グランプリにエントリーしたのは私一人。その中で1位です。
燃費8.8km/ℓ。
結構アップダウンが多く、上りで結構ガソリン消費。ターンパイクの下りでまったくアクセルを踏まず、その時点で9km/ℓを超えたけど、真鶴道路や熱海の渋滞で燃費悪化。最後の上りの林道でも燃費悪化。
といった形で、とうとう念願の公道グランプリを完走、優勝。
しかし・・・・
現在私は、インターネットで情報を検索し、ナビでルートをひいて走ったが、風吹裕矢の時代は、インターネットもナビもない。
公式なレースなら、当時からオートスポーツ、オートテクニックなどの雑誌があったので、そこで情報を入手することができたが、非公式な公道レース。このレースの存在や、コースはどうやって分かったのだろう?
特にコースは、箱根ターンパイクに入るところでも書いたが、かなり複雑。曲がり角もかなり多い。どうやってコースが分かったのだろうか?
風吹裕矢は、スタート直後、伊豆スカイラインに入ったところで、崖下転落した車を見て、車から降りる。芦ノ湖スカイラインで沖田が血を吐いて止まっていたところで車から降りる。霧の芦ノ湖スカイラインで、視界から消えた沖田ががけ下転落したかと思ったところで車を降りる。折り返し地点を過ぎ、下りのワインディング後半、極道連のわなで車から降りる。真鶴道路で、沖田が血を吐いているところで車から降りる。ピーターソンと絡み、ピーターソンが海に沈んだところで車から降りる。
と、6回も車から降りている。
早瀬左近は、ファンベルト交換、オイルパンに穴が開いたことの応急処置。その後、オイル補給。と整備関係を何度も行っている。
サーキットレースでは、ピットインを0.1秒でも縮めようというところで、こんなにのんびりしていてなぜトップでゴールインできるのか?
対して、隼人ピーターソンは、何度かスピンはあったものの、海に沈むまで特にタイムロスするような事はしていない。
公道グランプリは実はハイスピードドライブ?でも、富士に向かうストレートでは、早瀬左近は245km/hで走行と、信じられないスピードで走っている。
謎だ。
とは言うものの、公道グランプリは、サーキットの狼の中で、もっとも印象に残るレース。自分的には最高傑作のレースと思っているので、その実際のコースを走れたのがうれしい。
またそのうちエントリーして、今回、場所を見つけられそうだったが記録に残せなかった、早瀬左近がオイルパンを打ったところ、浜の黒ヒョウ出現場所を探しに行こうかな。
また、ルマン・イン・ジャパン(日光レース)も実在の道路がモデルになっているので、コースを見に行って見たい。