
富士山を登るルートは、基本4つあります。
吉田ルート、富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルートです。
吉田ルートの一合目下から五合目に沿って走っている、滝沢林道の二号目から、隣の須走ルート五合目まで登ってきました。
違うルートに道がつながっているというのが面白いです。
今回のルートは、黄色い楕円で囲んだ茶色い道です。
中央高速から、河口湖インターで下り、浅間神社前をあえて通って、中茶屋から左に折れ、滝沢林道に入ります。
ここはターマックラリーを行うようなワインディング。
登山口と駐車場は、事前にグルグルマップ、ストリートビューでを調べておきました。
駐車場
ここんところ、連日関東で40℃越えのニュースを聞きますが、ここは標高1660m。涼しい。
でも朝7時半でも、日陰は涼しいのですが、ひなたで直射日光を浴びるとちょっと暑いです。
車を駐車場に置き、登山開始の準備をします。
朝食を取ったりして登山開始。
駐車場から出たところから、富士山頂上方向が見えました。

頂上は雲に隠れています。
2分ほど歩くと、すぐに登山口。
ゲートを越えると、しまったダートのいい道。
ラリー車で走ってみたいコース。
車が走れる道なので、ほぼフラットの緩やかな登りで歩きやすい。
いい感じのコーナーが続く道です。
あれっ?ターマックが出てきた。
ここにも一般車通行止めのゲートが。
ここを越えると、
ターマックのいい道が。
いいの?こんな道で。
登山してるんだけど。
しばらく歩くと、
「コースが外れています」
と、スマホがしゃべってる。
スマホの登山アプリYamaRecoに、ルートを引いておいたのですが、ミスコースをしたよう。
さっきのゲート前に、右に入って行くダートの道があったのですが、角度的にこちらが正しい道と思い込んで、ターマックの道を歩いてきましたが、こちらが間違いで、右に入って行くダートの道が正しかったよう。
YamaRecoアプリのおかげで、ミスコースに気づけて良かった。
さっきのゲート前を、右の森の中に入って行きます。
YamaRecoの登山地図を見ながら歩きますが、正しいコースに戻れたよう。

こんな感じでミスコースしました。
登山道すぐ近くを並行に走っているので、間違ってしまいました。
右に入ると登山道っぽい道に。
岩がごろごろ出てきましたが、そんなに歩きにくくもない。
と思ったら、倒木が出てきました。
ここは左側からよけて通ることができます。
ところがここは結構大変でした。
左側から登ってきた沢とぶつかったところに大規模な倒木があり、右側の土手を登って倒木エリアを抜けたのですが、やっと超えたと思ったら、沢沿いを登って行きそうになりました。
これはおかしいと思い、沢に降りて戻ってみたところ、左側に抜ける登山道を見つけることができました。
登山道と沢がクロスしてたところに倒木があったので、道がわからなくなってしまっていました。
ここも危なくミスコースしてしまうところでした。

ここを越えてちょっと行くと、また穏やかな道に。
そして右ヘアピンを抜けると、左直角コーナーへ。

森が開けていきますが、ここから小富士に向かっていく登りが、今日唯一大変な急登です。

森から出てきて、路面は富士山らしい砂利の路面。
この急登を標高100m分登って行きます。

森を抜けてしばらく登ると、右方向に富士山が見えるはずなんだけど、雲に隠れている景色。
後ろを振り返ると、河口湖や富士吉田市街が見えます。
砂利の急登をゆっくりゆっくり登って行きます。
富士山の砂利の急登というと、1歩登っても0.5歩滑って戻ってしまい、なかなか登れないところが多いです。
木のそばなら、砂利が滑りにくいだろうと思い、左側のなるべく木のそばを歩きます。
ねらい通り、ほとんど滑ることなく登って行けます。
振り返ると、右の方には山中湖も見えるようになりました。
右のこんもりした木の集まりの向こう側が小富士のはず。
もう一息。
小富士に到着した―。
富士山上の方は、雲に隠れて全く見えない。
雲がなければ、
こんな感じに見える場所なんだけど。
後ろを振り返ると、上の方は雲があるけど、結構絶景。

右下の森の中から真っすぐ登ってきました。
小富士のケルンを逆側から見ると、
ここには須走五合目から2回来たことがあります。
ゴールの須走五号目まではもうすぐ。
一休みします。
さてゴールの須走ルート五合目へ。
また森の中に入って行きます。
須走ルート二合目付近の馬返しからの登山道とつながる所。
この登山道は次に歩きたいと考えている登山道です。
須走五合目へ出ていく階段が見えました。
ここに見える階段が、須走ルートの頂上へ向かうスタートです。
今日初めて人を見ました。
頂上へ登って行く人の受付が右に見えます。
須走五合目の、山小屋2軒があるところです。
人でにぎわっています。
でも吉田ルート五号目と比べると、こじんまりしていて人も少ない。
いくつか、外人向けの富士山登山ツアーが来てる感じでした。
いつもはヤマノススメメンバーが食事をした菊屋で私も食事をするのですが、今日は隣の東富士山荘で食事を。まだ10時半を過ぎたところですが。

半分ぐらい食べてから、写真を取っておこうと気づきました。
そして須走五合目は、ヤマノススメの聖地でもあります。
まずは車で登ってきた時の、五合目駐車場への道。
この正面に富士山頂上方向が見えるのですが、ここがすでに雲に包まれてきました。
そこから右に入った、バス停留所前。
雲で富士山が見えず、あおいが不機嫌。
ここは今回食事をした東富士山荘前。
食事や聖地巡礼を含め、1時間ほど休憩して下山を開始します。
帰りのルートも登ってきたルートと同じですが、下り始めるところを、下記のように変えることとしました。
オレンジの点は、YamaRecoアプリユーザーが歩いた軌跡です。
これを見ると、富士あざみラインの第1ヘアピンと、馬返しからの登山道がくっついている。
近い将来、この登山道を歩く計画なので、この登山道の様子をちょっとだけ見ておこうということにしました。
赤ラインのように、富士あざみラインを少し降りて、馬返しからの登山道で登ってみます。
ここを歩いている最中、YamaRecoアプリが、「コースが外れています」と何度も行ってくるのがうるさかったですが。

ここでルートを引いた道に戻り、やっとアプリが静かになりました。

登るときは忘れていましたが、須走五合目から小富士への道には、💖にえぐられた木の切り株があります。
小富士でもう一度富士山頂上方向を見ると、

右半分まで行かないけど、富士山頂上方向が見えるようになっていました。
でも風は左から右へ。
少しずつ隠れていきました。
登ってきた砂利の急登を下りて行きます。
下りは大砂走りとまでは行きませんが、滑って1歩で1.2歩分ぐらい進める。
穏やかな、極々ゆるい下りの道をハイペースで歩いていきます。
すると、

上りで超えるのに苦労して、道も間違えそうになった倒木。
ここを越えたらまた歩きやすい道。
ハイペースで歩いていきます。
一部ターマックの所を越えると、ダートのラリーコース。

ここもハイペースで歩いていきます。
おっ、登山道出口のゲートだ!

駐車場まで戻ってきました。
朝ここに来た時は、私の車1台でしたが、今は車が何台かいて、人もいます。
登山靴を脱ぎ、冷たい飲み物を飲み、行動食として持ってきといたチョコパンを食べ、一服して、休憩。
上の方へカメラを向けている人がいたので、私もカメラを持ってそこを見に行きます。
森と森に挟まれた狭い範囲ではありますが、今日初めて富士山頂上が見えました。
十分休憩して、帰路に向かいます。
まずは滝沢林道のターマックラリーコースを走り降りて行きます。
浅間神社の前を通り、138号を河口湖インターに向かいますが、滝沢林道で頂上が見えたので、富士山全景を見たいとコンビニ駐車場に入ります。
そこから見た富士山。
あ~ん、また頂上が雲にかくれてるぅ~う(´;ω;`)
今回使用したYamaRecoとYAMAPの記録です。
富士山走破ルートに、また赤ラインが加わりました。
だいぶ赤ラインだらけになりました。
この、歩いたところを赤く埋めるのを始めた最初のMAPがこちら。
これから一つ一つ登山道を歩き、ここまで赤いラインだらけになりました。