
昨年始めてエントリーし、完走した耐久レース。
今年も参加することになりました。
耐久レース目指して、寒くなくなる4月からは走り込みを始めるるつもりでしたが、バンパー加工等、車いじりが忙しく、またそちらが楽しくて、全然走り込みを開始しませんでした。
そうこうしているうちに8月。申し込み開始の日となりました。
今年は~・・・・だめだな、やめよう。
と思っていたら、大学時代の友人からエントリーしたとのメール。
これは出場しないわけにはいかないか。しかし今から始めるんじゃ・・・
よし、ためしに5kmゆっくりでいいから走ってみて、走れたら申し込もう。
とここまで読むと、昨年の耐久レースのブログを読んでくれた方なら分かると思いますが、車のレースではなく
川越マラソンです。
昨年のブログ。
ゆっくりでいいとなれば、意地でも5km走りきり、次の日エントリーしました。
トレーニングのスタートは、昨年より遅いけど、一度は10kmを1時間以内で走れるようになった体、スタート後のトレーニングは順調でした。
昨年はひざの故障、足の指の爪の故障、腰の故障と、トレーニングより、体が壊れて走れなくなることとの戦いでしたが、今年は順調に走れる距離が伸びてきました。
ただ昨年は、週3回走っていましたが、今年は週3回走ろうと思いつつ、週2回しか走れませんでした。
昨年は腰が壊れた後、トレーニングが再開できたのが、本番2週間半前。その時点でまだ10km走ったことがない。こんな状態で10km走れる様になるのか?と思いつつ、最後の2週間半の追い込みで10km走れるようになり、本番で第1目標の完走、第2目標の1時間以内。を果たすことができました。
今年は9.1km(1.3kmのコース7周)を平均速度10km以上(=10km1時間以内のペース)までは順調で、10月中に10.4km(1.3km×8周)を2回走りました。(ゆっくりペースで)
ここまで順調だったのですが、ここからが・・・・
10km3回目、ペースを上げ始めましたが、7周目脚がつってリタイヤ。
10km4回目、5周目に脚がつってりタイヤ。
10km5回目、6周目に脚がつってリタイヤ。
うーん脚がつってばかりで全然距離が走れない。
これはいかん。一度ペースを落として8周完走しておこう。
今年の目標は、10km1時間以内完走というのは昨年同様ですが、昨年よりタイムアップとか、順位アップという目標は立てていません。それより、将来的に、10kmからハーフマラソン(21km)にクラスアップして完走するために、トレーニング中に13km(10周)走るという目標を立てていました。
8周完走のためペースを落として走っている時に、ここで10周走ってやろうと思い、10周13km完走しました。ここでひとつの目標は達成したのですが・・・・・
それで左ひざをいためてしまいました。本番まであと3週間のところで。
いためたといっても昨年ひざを痛めたときに比べれば軽かったので、すぐ直ると思っていましたが、意外と直らない。そろそろいいかと軽く走ってみると、ひざに違和感が。これはまずいと走るのを途中でやめる。ということを2回行いました。
そして本番前日。
昨年は最後の2週間半で逆転勝利した感じだったけど、今年は本番前1度も1時間以内というか1時間ぐらいで10km走れてない。ひざはまだ完治してない。今年は最後の3週間で逆転敗北か。
このころは、ちょうど
GRBをGT2のチューンアップしたころだったので、そのうれしさから、完走できたらめっけもの。途中でリタイアしてもいいや、と開き直った気持ちになれました。
車でコースを1周し、ライン取り等コースを確認する。完走できるできないにかかわらず、今年も昨年と同じ作戦のライン取り。アウトインアウトではなく、インベタで最短距離を走る。難しいのが緩やかでほとんど直線のS字。遠くを見ながら、最短距離の目標物を見ながらそこを目指して走る。
その日の夜は、エントリーしたとメールをくれた友人と、もう一人大学時代の友人が私の家に来て、前日宴会。
本番当日。
今回は会社の同じ部署の女の子も始めてエントリー。その子の方が普段私よりよっぽどトレーニングをしている。ところがその子も足首を痛めて、完走できるかどうか分からない状態に。
昨年はCグループのスタートで、スタートラインから結構遠かったが、昨年の実績で今年はBグループのスタート。スタートラインが見える位置。今年も昨年同様暖かい。
コース
いよいよスタート。
昨年はスタート直後は回りのゆっくりペースに合わせてゆっくり走っていたが、今年は回りが速い。このペースに合わせていたら・・・すぐ脚がだめになってしまいそう。どんどん抜かれていくが、完走を目指して自分のペースを守って。今年は1時間で完走ペース(1km6分)で走ると最後まで持たないと思われるので、それよりゆっくりと。
1km地点
ゆっくりペースのつもりだったが、6分をほんの数秒しか越えてない。こんなペースで走っていいのか?ひざがやばくならないか?
2km地点
12分をきっている。こんなペースでいいのだろうか。でも苦しくない。そのペースを維持しながら、ほとんど直線の大きなS字を最短距離で。
キロ6分きっている。このペースが維持できるのか?維持していいのか?不安に思いながらもそのペースを維持する。このペースでも、抜くことは少なく、抜かれることが多い。
5km地点
1分前後先行している。うれしいような不安なような。本当にこのままのペースでいいのだろうか?不安もあるが、今のところひざはなんともない。ペース的にも全然苦しくない。
7km地点
1分以上先行。この辺から、ひざに違和感を感じてくる。ペースを落とすべきか、このペースを維持するべきか悩む。この辺になってくると、回りの人たちはほとんど同じペース。
8km地点
給水所で少し歩いて水を飲む。その後ひざの違和感は軽くなったような。ひざの違和感が軽くなったとはいえ、違和感が消えたわけじゃない。さすがに脚も疲れてきている。脚がつらないかという不安もでてくる。若干ペースが落ちたような。
そんな時、「GRBさんがんばってー」という声が!
同じ部署の女の子がエントリーしていたので、部署の女の子2人が応援に来ていて、その子たちの応援の声。一気に元気が出てきた。
9km地点
2分近く先行している。これなら今年も1時間切れる。あとたった1km。ペースアップしたい。だがここでペースを上げてひざを痛めたり、脚がつったりするといけないのでペース維持。昨日確認した最短距離のライン取りに集中する。
最後の右コーナー立ち上がり
残り350m。ラストスパートをかけたい。
でもここで、いきなりペースを上げて、てひざを痛めたり、脚がつったりするといけないのでペース維持。
ゴール
やった、完走できた。それも1時間を切って。腕時計のストップウォッチで58分11秒。
今年はトレーニングで、10kmを1時間前後で走れたことないのに、なんでこんなペースで走りきれたんだろう。不思議だ。
昨年は走っている時、楽しくてしょうがなかった。しかし今年は不安でしょうがなかった。そんな状態でよく1時間を切って完走することができた。
最後9回表で逆転され、9回裏2アウトまでいったところから逆転した感じ。
今年も感激でいっぱい。
表彰式
結果
記録 58分29秒 (昨年より-9秒)
ネット 58分08秒 (昨年より+27秒)
50代男子順位 134位/271位 真ん中よりほんのちょっと上
(昨年は真ん中よりちょっと下)
10km総合順位 1150位/2972人 昨年ははっきり真ん中より上といった感じだったが、今年はもう少しで1/3以内じゃんといった感じ。
昨年とほぼ同じタイムで、順位は少し上がっていました。
会社の同じ部署の女の子はなんと54分。私同様足首に故障を抱えていたにもかかわらず、私より4分も早く完走。すっごーい!ネットの結果表では52分になっていましたが、本人にすごいじゃんと言ったら54分だといっていました。
大学時代の友人は、ハーフで
50代男子 10位/750人!3年前の8位に引き続き入賞
すっごーい!
さて、川越マラソンは、無事目標を達成して終了。
12月からはサーキット走行に集中しよう。