
いちにち早いですが、、、
毎年恒例、
年越しの天磯おろしを食べてきました(笑
大晦日の一日前だったのと、お昼過ぎの中途半端な時間に行ったので、行列することなくチョイ待ちで席に着くことが出来ました(^^)
駐車場も、お店のすぐとなりが空いてたよん。
ラッキー♪
でも、本当にラッキーだったのは、
朝から一日中、クリアな富士山を見ることが出来たってこと。
何度もブログに書いているけれど、
静岡で生まれ育った人間にとって、富士山の存在は空気も同然。
朝に昼に晩に、毎日まいにち目にする当たり前の風景。
小学校に通う頃から、朝の挨拶と言えば
「おはよー!今朝の富士山は雪が宝永山までかかってたねー!」
「そういえば、昨日の夕焼けの富士山見た?」
などとなるわけです(笑
右に宝永山のトンガリがある、裾野まで綺麗に流れる姿こそ、
「表富士」と言われる静岡富士の美しさ。
関東から見る富士山は少し左に傾いているのですが、
静岡からは綺麗なバランスに宝永山のアクセントがなんとも特徴的。
おそらく、山梨の方々は
大沢崩れの荒々しさと富士山の優美さの対比こそが
美しいとおっしゃるのかもしれませんが。。。(^^*)
そんな微妙な違いによる「ご当地富士」の姿があるからこそ
郷愁を誘うのかもしれませんね(^^)
富士山の画像を目にすると、
これは山梨側だ、これは伊豆から見た富士だ、と
頼まれてもいないのに富士山解説を始めてしまうのも
静岡人ならではなのかも(笑
それだけ、故郷の景色として魂に焼き付いているのだと思います。
これは富士の見える地で生まれ育った人独特の感覚なのかな。
だって、富士山に馴染みの無い土地の人にとっては
「どこから見たって富士山は富士山」で
それほど拘りはないでしょう?
世界遺産だなんだと日本中が騒いでいるけれど、
そんな勲章はとりたてて気にならないしピンと来ない。
自分にとっては、世界の人たちがその姿を賞賛しようがしまいが関係なく
ただの「故郷の当たり前の風景」なんですよ。
以下、静岡人の富士山自慢w
これは、富士川SAからの富士山。
※画面をクリックすると、解像度は低めですが少し大きな画像がご覧頂けます。
駿河の海側から臨む富士はその姿を遮るものがなく
のびやかに裾野を広げる様相は優美そのもの。
そして、静岡側には日本最高地点である剣ケ峰が。
お約束のズーム↓(笑
※画面をクリックすると、解像度は低めですが少し大きな画像がご覧頂けます。
剣ケ峰の測候所跡がハッキリ見えますね。
太陽の角度によっては、この鉄塔に陽が反射して光るのが
静岡市内からも見えることがあります。
故郷の風景といえば、もうひとつ。
駿河湾と霞む伊豆半島。
※画面をクリックすると、解像度は低めですが少し大きな画像がご覧頂けます。
今日はイマイチだった(>_<)
年に何度か、空気が澄んでいる日には
入り江の凹凸がわかるくらいクッキリと見えることがあります。
そういうときは、ちょっと得した気分(笑
神奈川でも、ベイブリッジから房総半島がクッキリ見えることが稀にあって、
そんな時は、清水や静岡の浜辺から伊豆半島を眺めた時のことを思い出します(^^)
昨日、お台場のゆりかもめの車窓から富士山や房総半島が物凄くクリアに見えて、
やっぱり静岡の懐かしい風景を思い出したりしました。
生まれ故郷を遠く離れても
人はふるさとに似た景色に郷愁を抱くのでしょうね。。。
はやくおそばを食べに行きたかったけど、
あまりに富士山が綺麗なので、ちょっと足を延ばしてお気に入りの場所へ。
大崩(おおくずれ)という場所なのですが、
静岡の用宗港から焼津港へ抜ける、いわゆる「旧道」と呼ばれる古い幹線道路。
海沿いの崖に沿って続くみちなので、台風の時は通行止めになる場所です。
静岡に居た頃は、バイパスを使わず好んでこの旧道を通っていました。
その旧道の静岡側、
トンネル手前に数台ほど車を停められる場所があったのです。
「あった」というのは、
3年ほど前からここのコンクリートに隙間が出来てしまって
今は立ち入り禁止になってしまったから。
でも、ここから見る駿河湾越しの富士山は
とっても綺麗なんですよ。
今日は、小浜海岸から先の崖が崩落して通行止めとなっていて
焼津側に抜けられなくなっていたため、
ほとんど車が通らない状態だったおかげで
僅かに空いた、車1台ほどのスペースに駐車して素早く1ショット。
ひさびさの旧道ドライブが出来なかったので、
港の近くへ降りて、もう1枚。
※画面をクリックすると、解像度は低めですが少し大きな画像がご覧頂けます。
用宗海岸越しの富士山と、日本平。
画像の富士山の右にある丘は「日本平」という静岡の景勝地。
静岡人にとっては、富士山、駿河湾に次ぐ3番目の「故郷の風景」です。
みかん畑や茶畑が点在し、海側の久能海岸にはイチゴ畑が広がり、
山腹の久能山東照宮には
日光東照宮が完成するまでの間、徳川家康公のお墓が置かれていました。
そんなわけで、富士山、駿河湾、日本平をいっぺんに眺められるこの場所が
私はとっても大好きなんです(^^)
寄り道を楽しんだ後、予定通りお蕎麦を食し、
お年賀用のお茶と夕飯を買いに。
夕飯は、お約束の「天神屋のおでん」と「黒はんぺんのフライ」です♪
It's my SOUL FOOD!!(≧ω≦*)
ここでひとつ、大事なのが、
静岡人にとっては
「黒はんぺん」が普通のはんぺんで、
世間一般で「はんぺん」と呼ばれているものは
「白はんぺん」と呼んで区別しているということ。
静岡では「はんぺん」と言ったら、黒いのが普通なんですよ。
だから、売り場でも「はんぺんフライ」として
黒はんぺんを揚げたものが普通に置いてあります。
関東に来て、スーパーの惣菜売り場に
黒はんぺんのフライが置いてないとわかった時のショックたるや。。。
かわりに白はんぺんにチーズを挟んで揚げたヤツなんかがあったりして、
ぼくもうがっかりだったよ!!(T△T)
例年通り滞り無くソウルフードを満喫し、往路は少し遠回りをして第二東名へ。
清水SAの
クシタニのショップをチェックしたかったので(^_^ゞ
第二東名からはあまり富士山が見れないなぁ。。。と思っていたら、
ちょうど富士山が見えるポイントで
夕陽を浴びてピンクに染まる頂を見ることが出来ました(^^)
※画面をクリックすると、解像度は低めですが少し大きな画像がご覧頂けます。
やっぱ美しいわ、静岡富士。。。。(*´Д`*)
横浜からだとシルエットになる夕富士ですが、
静岡では夕方にこんなふうに赤く焼けるんですよ。
ああ、なんか、懐かしくてホッとする(*´∇`)
いちにち富士山を堪能し尽くして、
さらに帰りの海老名SAにある天神屋でもおでんを喰い荒らしw
厚木まで事故渋滞18kmとかだったので、サクッと秦野で下道へ。
R246から平塚経由でR1に抜けて、まったりトコトコ帰りました(^^)
日帰りのんびりドライブだったけど、
故郷の景色はいつも疲れた心を癒してくれます。
帰路は、幸せな気持ちいっぱいで
夕闇に滲む街灯やテールランプも優しく弾んで見えました(^^*)
おかげさまで、今年も無事に一年を締めくくることが出来そうです♪