Cartube記事抜粋
>最高のレザーはロールスロイス/ベントレーとともに…
高級車の要素として欠かせないのは、やはりレザーであろう。シートはもちろん、ダッシュボードやルーフライニングなどにレザーが奢られていたらそのクルマの高級車らしさはぐっと増す。一般庶民からするとレザーが使われているだけで大満足だが、その中でも品質には大きな差があるのはご存知だろうか。
自動車の王様といえばやはりロールスロイスだろう。一切の妥協を許さないクラフトマンシップは、世界中の高級車の中でも群を抜いている。そんなロールスロイスが使用しているのは、高級レザーメーカーとして知られるコノリー社のレザー、「コノリーレザー」である。しかし、ただのコノリーレザーではない。コノリー社が扱うレザーの中でも上位10%に入るクオリティのものしかロールスロイスには使用されない。ちなみに、このレザーはロールスロイスとベントレーにしか使用されない。つまり、世界最高級のレザーは世界最高のクルマに使用されているのである。
コノリー社のレザーはまだ牛が生きている段階から厳格に管理される。皮に傷がつかないように、飼育される牧場には有刺鉄線などは一切張られていないというから手が込んでいる。だが、間違えてはならない、ロールスロイスが最高品質のレザーを使用しているのではなく、ロールスロイスが使用したからそれは最高品質のレザーと呼ばれるようになったのである。
しかし、このコノリー社はもう存在しない。BMWおよびVWへと譲渡されたロールスロイス/ベントレーは、経営再建のためにドイツ流の採算主義を強いられた。その結果、過剰品質とも言えるコノリーレザーは使用されなくなってしまった。世界最高のレザーの卸先を失ったコノリー社は、ほどなくして看板を下ろしたのである。
だそうです。
僕は、1990年代モノのベントレーRの後部座席で、コノリーレザーを体験したことがありますが、なんか凄かった。
というか、ベントレーのシートに座れただけで舞い上がってしまったので、コノリーレザーの細かいことはわかりませんw
それにしても、コノリーレザーがもう無くなってしまったという話は知りませんでした。
Posted at 2014/11/06 23:40:28 | |
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