2021年12月04日
我が家では、
融雪槽を設置したおかげで冬季でも2台のクルマを停めるスペースが確保できている。
その融雪槽は、火力で強制的に雪を融かす方式では無く、地下水で融かす方式。
なので、敷地内に井戸を掘って地下水が出ないと使えない。
地下水は掘ってみなけりゃ出るか分らないという博打の要素がある。
我が家の場合、ご近所さんが何軒も同様に地下水を利用しておられたので間違いなく出るだろうとの安心感 ( 期待 ) があって業者さんに井戸掘りを依頼できた。
完成後は、
冬が過ぎ去っても月に1回は必ず、3~4時間は槽内への散水を ON にしている。
上方が密閉されているわけではないから、雨が降れば雨水が入り込む。一定の水量になると排水ポンプが自動で ON になる仕様だから、溢れてしまわないように主電源は通年で ON しっ放し。
それに、給水管の中も 排水管の中も、空にして良い事は何も起きないから、雨水が溜まらなくとも 月に1回は必ず手動で井戸の汲み上げポンプを ON にして散水して、排水ポンプも ON になるように仕向けてきた。
だから、定期的に井戸も融雪槽も 正常であることを確認してきたことになる。
そして今年、というか先月末。
ご近所さんのお1人が
「 融雪槽を使おうとしたら水が出ない(0_0; 」
と・・・。
雪が積もったから、春以来で ON にしてみたそうな。 そしたら出ないと・・・。
幸い、我が家も、我が家のお隣さんも、今年も地下水が使えている。
横方向に1つ隣の水脈なのか、
上下に1つ離れた水脈なのか、枯れてしまった水脈が生じたっぽい (=_=;
原因は ・ ・ ・ ・ ・ と考えて、皆が同じことを思い浮かべた。
近所に、本当にすぐ近所で大きな公共施設が今年から稼働を始めた。
その施設では、エコを謳って地下水を冷暖房の一部に使用しているという。
建設の開始直前に、近隣住民への説明会だとして ( 桜で ) 私も呼ばれた。
ちゃんちゃん で終わるかと思った説明会は、意外な程に紛糾した。
日照問題、騒音問題、粉塵問題、そして地下水。
普段は大人しい方々が、怒ってらした (=_=
でも結局、
本体の設計図が完成してからの説明会で本工事が変更になろうはずはなく、
「 貴重なご意見をありがとうございます。 持ち帰って検討します 」
と言い残して去っていった役人からは、要求しておいた議事録が送られてくることもなく、工事が終わってみれば、 周辺の小さな建物が移動になっただけだった。
そして、
施設の運用が始まった年から、地下水の井戸が枯れてしまった家がある。
訴えてやりたいわ!
とおっしゃるその方に私は、
井戸を掘り直す費用は、請求すれば素直に払ってくる気がしますよ。
と、気楽なことを言ってしまった。
実際、私なら堂々と請求する(-_-メ
どう考えても 役所だって、
原因調査費用を捻出するより、井戸掘り工事をしてしまった方が安く済むんだし、
要らぬ失点を残したくはないだろうし・・・。
Posted at 2021/12/04 06:20:08 | |
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本当に独り言 | 日記