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2021年12月23日 イイね!

今年の最大級の判断ミス

長文です m(_ _)m

先週、札幌で大雪が降った。 その翌日 ( 土 ) の翌日 ( 日曜日 ) のこと。

土曜日には岩見沢へ行き、意外な程に雪が降らなかったことを知った。
我が家周辺でも岩見沢同様に降雪が少なく、12月の後半にしては積雪が少ない状態。
日曜日の朝になっても、雪は降っているものの多くはなかった。
昼前になると雪は止み、空も明るくなってきた。
これは平和に雪道を楽しめるにちがいない (^_^ . . . . . そう思った。

3号機 ( NBロドスタ ) のエンジンを始動 ・ ・ ・ ・ ・ セルの回転が遅い。
どうにか始動に成功 (=_=; . . . . やっぱ、バッテリーが弱ってるなぁ。


さて、
今シーズン初の まっとうな雪道走行となった3号機。
いつもの周回路へと向かった。
ハードトップを載せてから、なんと つまらないクルマになってしまったことか( ̄へ  ̄ と嘆いていたけれど、雪道だというだけで面白さが復活。

おNewな冬靴である WINTERMAXX02 の感触を探りながら走る。
雪への喰い付きは良好。 なかなか良い感じ。
交差点で少し振っても、まったく問題無し。

アイスバーンは怖いけど、雪道は心地良い (^_^


2月に借りた代車のMazda2が、WINTERMAXX02 を履いていた
その少し前に代車で借りたデミオがブリザックを履いていたので WINTERMAXX02 との比較ができたのだけれど、WINTERMAXX02 は妙に左右に落ち着きが無く、片方向へ 行こう行こう とする傾向が強くて疑問に思った記憶があった。 正直、印象としては良くは無かったのだけれど、それが車両の特性だったのか タイヤの特性だったのかを確かめたいという気持ちにもなった。
そして、3号機に WINTERMAXX02 を履かせた。
その3号機の WINTERMAXX02 はと言えば、いたって素直な特性に感じられている。
ただ、3号機が2駆だからという可能性は否定できない。
4駆はタイヤにかかる駆動力のバランスで、2駆に比べて挙動が微妙なことになる。
逆には、2駆は駆動輪が2本だけだから、タイヤによる挙動への影響は小さい。

農家さんが点在するエリアを過ぎ、本格的な山中部の導入部にまでやってきた。
雪が降り出し、風まで出てきてしまった。
少し悪くなってしまった視界だけど、まだ見える。
なんとなく反対車線の除雪だけが甘いように見える???



短時間だったけど風が止み、視界が回復すると、やっぱり対向車線上の雪が多い。
こちら側の車線だけに除雪車が通った後のように思われる。

間違いなく、早朝には除雪車が往復していると思う。だから、早朝から今 ( 正午頃 ) までの間に大量に雪が降り、急遽、再び除雪作業が行われている最中なのか?
これはヤバイかな?
対向車が見えた。
道路維持を請け負った土建屋さんの黄色い車両。
ハイラックスだったりエクストレイルだったりするケースが多い。
正面から走ってきたが、こちらを発見して自車線に戻った様子。
もの凄い雪煙を上げて近づいてくる。 先代エクストレイルであることが認識できる距離まで近づいたが、フロントバンパーの下端は雪の中っぽかった。 とてもではないが、3号機では走行不能な雪が反対車線を埋めていることが判った (-_-
ヤバイ。 ヤバイんだけど、引きかえすことも不可能だ。 もしもこの道を引きかえして対向車が現れたら3号機では確実に立ち往生になる ・ ・ ・ ・ ・ 進むしかない。

本格的な山中部へと進入する分かれ道が近づいた。
が、本格的な山中部への進入口がグレーダー3台に占拠されていた。
進入できないので減速して通過したが、横目で見た範囲ではグレーダーの後方は除雪された様子がなかった。 本格的な山中部の第1ステージが除雪されていないということは、あのグレーダー達は3号機で走ってきた道を除雪してきて あそこでUターンをしていた?
ということは、この先は除雪されていない?
でも、3台集まっているのはおかしい。 片側2車線の高速道路じゃないんだから、3台が連なることは不自然だ。 両端から攻めてきて、あそこで合流したが正解ではなかろうか?
てな無駄なことを考えながら、前方に進むしかない状況を過ごした。
そして日本海にぶち当たり ・ ・ ・ ・ ・ 北上すべきか、南下すべきか (=_=

海岸線に長いトンネルが多いのは冬に限ってはありがたい。それは北上も南下も大差ない。
天気予報を思い返す。 北上しても南下しても雲の中であることに変わりはない。
交通量の多さでは、南下だな。 雪が多いなら、交通量が多い方が路面は走りやすかろう。
国道231を南下開始。
風も雪も無い、長いトンネルの中が冬道のオアシス。 感謝 m(_ _)m

厚田の道の駅が近づいて、考えてしまった。
道の駅を過ぎた先にある交差点を左折して小さな峠を越えると いつもの周回路に合流する。 その合流した近くに除雪車の基地がある。 その基地から何台もの除雪車が管轄区域の除雪へと向かう。 だから、その基地から1本道な 小さな峠は除雪されているに違いない。
その交差点を左折した。
住宅があるエリアは、勿論除雪されていた。
が、民家が減るに比例して路上の雪が増えてきた?
なんか、だんだんとヤバイ雰囲気に ・ ・ ・ ・ ・ ・ 対向車が来た。
2台、ジムニーと軽トラが連なって けっこうな勢いですっ飛んできてすれ違った。
な~んだ、ちゃんとこの先も走れるんじゃん (^_^
しかし、だんだんと路上の雪が増え、路上に見えるクルマの跡 ( 轍 [ わだち ] ) の本数が減り、ついには2台分の轍しか見えなくなったような・・・。
Uターン可能そうな所を探しながら進むが、発見できないままに・・・。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。 もうこの積雪量ではUターンは不可能だ。 進むしかない。
しばらく登り勾配が続く。
止ったら終わる。 この積雪量で登り勾配では再発進は不可能だろう。
右端に見えるはずの2台分の轍 が、どう見ても道の中央付近に見えている。
ジムニーと軽トラが、下り勾配でわざわざ道の真ん中を進んで来たというのは妙なこと。端に寄れなかったってことは、軽トラの走破性が道路の端に追従できなかったってことか?
対向車が来ない事を祈りながら、少しは雪が浅くなっているのであろう2台の轍を狙って、目を凝らして道の真ん中付近を登っていった。
流れてしまう。 直進でも軽い右カーブでも軽い左カーブでも、車体は左へ左へと回ろうしている。 細かく舵とスロットルを操作して回らない様に抑えながら進む。 どこまで進んでも左へ左へと回ろうとする。 これは絶対にタイヤの特性だ。 前方からの負荷で駆動輪だけじゃなく、操舵輪もタイヤの特性が顕著に顔を出したのだろう。 2輪ではなく4輪が喧嘩をすると、4駆でと同じにタイヤの特性が顔を出した (-_-?

積雪量が増え、ロドスタの先端形状では雪をボンネット上に這わせるようになってしまった。 先端からボンネット上を這い上がってきた雪がフロントガラスを覆いハードトップ上まで流れていく。 ワイパーは効かない。 ワイパーの排雪能力を超えている。
減速するしかない。
減速して、先端がすくい上げてしまう雪の量を減らすしかない。
減速すると積雪で負荷の大きい登り勾配を登ること自体が苦しくなる。
ぎりぎりを探りながら進む。 対向車だけは絶対に来ないでと願いながら進む。
長い、登りが長い。 せめて下り勾配になれば、止まっても再発進できる可能性がある。
峠を登るに従って積雪が増える。 見えている轍に3号機のタイヤを合わせていては 20km/h でもワイパーの能力限界を超えてしまう様になり、路上で最も積雪が少ない轍を3号機の中心に合わせて走る。 視界を塞ぐ雪は減るけど、進みを拒む負荷が増える。
車速も落とさざるをえないが、止めようとする圧と鬩ぎ合いながら、でも? だから? ついにGPS計測で 15km/h まで車速が落ちている。
こんな所で立ち往生したら、
・ レッカーを呼んだって、ここまで来てくれるはずはない。
・ こんな所に3号機を放置したら、翌朝の除雪を邪魔することになる。
・ 除雪の邪魔だし、埋もれて見ないだろうから重機に押されて廃車ね。
・ ここから歩いて人里まで1時間で行けるのか?

なんだかもう、これで3号機の最後な気がしていて、記念に無理やり1枚。

お~、やはりデジカメだと雪の隙間から前方が見え易い。

どうにか、最長の上り勾配を登り切り、いったん下り勾配へと入った。
ホッ とした・・・。
短時間だけど気を緩められて楽にはなった。
ワイパーを止められるくらいにまで減速。
10分以上も Hi で動かし続けていたワイパーのモーターを休ませる。 20年以上も前の古いモーター。 普段でもなんとなく弱い気がしていたから、焼けてしまうのが怖い。
そして再び、先程までよりははるかに短いけど 登り勾配に突入。
対向車が来ることもなく、どうにか登りきって、再びの下り勾配。
ここからは、下りと、水平?しかない。
止っても再発進できる可能性があるから、慎重に ゆっくりゆっくりと。
下るに従って、少しだけど路上の積雪量も減ってきたように感じられる。
そしてついに、除雪されているはずの道と合流する標識が見えた。

年末になって、とんでもない判断ミスをしたもんだ。
登り勾配で対向車が1台でも来たら一巻の終わりだった。
でも、あそこまで行ければ助かる (^_^
慎重に慎重に、気を抜いて回してしまって立ち往生なんて馬鹿なことにならない様に・・・。

ようやく合流して右折。
ちゃんと除雪がされて ・ ・ ・ ・ ・ いる?

勿論、さっきまでの峠よりは圧倒的に路上の雪は少ないけれど、それでも多い。
40km/h まで加速すると、路上の雪をすくってしまってフロントガラスが雪に覆われる。
視界が確保できる上限で進む。
後方は、サイドミラーでしか見えない。
リアワイパーが無いから、ハードトップの後方窓?は雪に覆われていて視界無し。 停めて車体から雪を落とすべきなんだろうけど、なんだか停めたくなくって、そのまま進んだ。

分帰路まで来た。
どちらの方が、より綺麗に除雪されているだろうか?
分岐の先は、それぞれに管理元 ( 管轄 ) が違うらしい。
昨シーズンの実績でいえば、いつもの周回路本格的な山中部第2ステージへと向かう道の方が除雪が徹底されていた。 もう1方の方が道が広いんだけど、生活道路として使う人が少ないせいか除雪が甘かった。 幹線道路への合流も、いつもの周回路側の道の方が近い。
というわけで、
いつもの周回路の本格的な山中部第2ステージへと向かう道を選択したのだが、カーブ2つ曲がったところで無理だと悟った ( ̄□ ̄;
カーブ3つめまでに減速して停止。 Uターンを試みた。
ちょっとだけ舵を切って、ちょっとだけ積雪の厚い所に鼻先を入れて ・ ・ ・ ・ 動けない。 前にも後ろにも動けない。 舵を真っ直ぐに戻して ・ ・ ・ ・ 動けた (=_=;
数mだけ前進して、再び試みた ・ ・ ・ ・ 動けない。
舵を少しでも切ると前にも後ろにも動けなくなる。
後進で戻ろうかとも考えたが、後ろを確認する術が無い。
サイドミラーでは視界が狭い。 後続が来ないと断言もできない。
ドアを開けて後ろを見る? . . . . . 積雪がドアの下端よりも深いから無理なんだな (0_0
再び とんでもない判断ミスをした。 まさか続けて2回も判断を誤るなんて・・・。

あきらめて前進あるのみ (;_;
1速では発進できないから、2速←→3速を切り替えながら少しずつ加速。
入口からカーブ4つを過ぎたら、しばらくは登り勾配。
甘かった。 あまりにも判断が楽観的過ぎた。 登り始めた早々に、先程の小さな峠での最深部分よりも積雪が深かった。 登り始めた早々に 15km/h 前後でしか出せない。
フロントガラスに覆いかぶさってくる雪を ワイパーの Hi 動作で凌ぐが、ワイパーに押された雪がフロントガラス上の Aピラー側とガラス下端側に溜まり固まっていった。 ワイパーブレードが、フロントガラス上に溜まって固まった雪に乗り上げて、可動範囲の両端が視界を失っていった。
夏場の 十倍 もの時間を要した気がするくらいの時間を
対向車来るな~、止るな~、対向車来るな~、止るな~ と願いながら過ごした。
ようやく登りきり、軽い下り勾配の後に 長~い 下り坂に差し掛かった。
一安心( ̄_ ̄
がしかし、ワイパーが左右ともに停止した(・_・
終わったかも・・・。

モーターが焼けた (;_;?

ワイパーを OFF にして、運転席ドアを開 ・ ・ ・ ・ ・ かない。
無理やりに押し開けて、ワイパーを挙げ ( 立て ) て、
フロントガラス上の雪を除去して ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ホント、祈っちゃうよね (;_;
ワイパー ON。 動いた \(^_^)/

ゆっくり ゆっくり 走らせて、山を下りきった。
吹雪で視界は悪いけど、ここからは農家さんが点在するエリアだから
除雪された道を ・ ・ ・ ・ ・ されてない。
平らな道 ・ ・ ・ ・ ・ 道があるはずの所を、左右の電柱の間に道があると信じて進む。
両側に農家さん家が確かに見える。 なので、後続車がくる可能性が山の中より圧倒的に高いんだけど、ここでも速度を上げるとフロントガラスが バンパー先端からボンネット上を這って上がってきた雪に覆われてしまう。 なので、ゆ~っくりしか進めない。

どこまで進んでも除雪がされていなかった。
いつものセブンイレブンが見えた辺りで、それなりに除雪されているっぽくなった。
セブンイレブンの駐車場は、満員御礼。
車内に人の見えるクルマが二十数台。
お客というよりも、一時避難してきたって感じのクルマ達?

端っこに無理くりに停めて、テールランプを含めて全周の雪を落とした。
駐車場にいても、降りしきる雪で視界が悪い。
ホット珈琲だけ飲みたかったけど、夕方が近づいてきていたし、吹雪だし、天気は好転するより さらに悪化するとしか思えなかったし、時間が勿体ないと感じてしまったので出発。
何も買わずに駐車場だけ使わせてもらってしまった。
この分は、近々お返しします m(_ _)m

いつもの周回路なら農道を進むところだけど、ど~考えても畑に囲まれた道は地吹雪だろう。 これ以上の判断ミスをしたら逝ってしまいかねないので、家までの最短距離でもある幹線道路を選択した。
幹線道路も吹雪で視界が悪かったけど、フロントガラスが雪に覆われないだけでも楽 (^_^
日曜日の日中だから無茶苦茶な人が多くて、吹雪いて視界が悪いと言ったって平らな幹線道路を走っているだけなのに、それでも色々な事が視界に入ってきたけれど、誰もいない山の中で立ち往生かもと思えた時間に比べれば何を見ても まぁまぁまぁ (笑

どうにか無事に帰宅して思う。
今年に始まったことじゃないんだけど、兎に角、ボンネットを這いあがってきてフロントガラスを覆ってしまう雪への対策が今シーズン中に急ぎ必要 ( ̄へ  ̄
あと、甘くみない、油断しない、うぬぼれない・・・。
Posted at 2021/12/23 06:16:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 再びロドスタ | 日記

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