先代2号機を 私は
可愛い可愛いキャロルちゃん と呼び続けた。
あれ ( アルト ) のCMを初めてTVで観た時の衝撃は今でも忘れていない。
軽自動車なのに見事な造形。
軽自動車であるがゆえに各々のパーツを極力単純な形状とすることで製造コストを抑えていることは見て判るが、その厳しい絶対条件下で産み出された本当に見事としか言いようのない美しさ。
ハスラー からの
クロスビー ではなく、
かつでの
ワゴンR からの
ワゴンRワイド の様に
要らぬ形状変更はせずに、
アルトをそのままに拡大してほしい とすら願った。
まさか本当に自分がアルト ( キャロル ) を買うことになるとは思っていなかったが、好きである気持ちが絶対なものだったから周囲の目なんぞは気にせずに 「 好きで乗っている 」 と心から思えていた。 自分の2号機となっても、美しいと感じることが変わることは無かった。
ただ、
気密性が低すぎる事が北海道向きではないと ( 心底 ) 思えたことと、
吹雪いて視界不良の中において絶対にこちらが負けるという恐怖心、
この2つに負けて2年で手放してしまった。
暑さ・
寒さ と
恐怖心 に負けた言い訳かもしれないけれど、20数リットルしかない小さなタンク1杯で1日を終えることができない生活をしているうちは、軽自動車生活はまだ早いと悟った。
さて、
まもなくデビューの新型アルト。

悪くない。
ここ10年のスズキのデザインを集約した様な まとまり感がある。
どうしても先代から変えなくてはならない という絶対な課題に対して、飛び道具を使わずに正面から真面目に取り組んだと感じられる。

悪く無い。
でも、衝撃は感じなかった。
もしかしたら、レーダーオートクルーズが ・ ・ ・ ・ ・ ・ 無いのね (-_-;
最廉価を守るべきアルトには、奢ることができない装備なのかしら?
どうせ運転手の意思なんて反映させる気が無い エンジンとトランスミッションの制御なんだから、アクセルペダルから運転手を解放してくれたっていーじゃんね。 そしたら、右足を自由に動かせるから 膝 も寒風から逃がすことができるのに・・・。
ほんの数枚だけど 新型の画像を見ていると、
先代 ( まだ現行 ) が偉大だったと知る
ことになってしまったのかもしれないとも感じる。
アルト = 営業車 [ 商用車 ] . . . . . そんなイメージを持っていた自分としては、CMキャラクター にわざわざ女性を起用した意味が当初は不明だった。
「
アルトの成り立ちを考えれば女性は無視できないんだなぁ 」
なんてことをあらためて思った程に、この36型アルトが出るまで私はアルトに興味が薄かった。 派生車であるはずのアルトラパンには魅かれたけど、本家アルトにはまったく魅かれなかった。
外観って重要なのね ( ̄▽ ̄;
Posted at 2021/12/06 06:47:55 | |
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