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Kaz@VABのブログ一覧

2014年11月15日 イイね!

LSDからトルクベクタリングへ

LSDからトルクベクタリングへレヴォーグに採用されているトルクベクタリングが、つい最近発表されたレクサスRC Fにも採用されています。


RC Fは5リッターV8エンジンのスーパースポーツモデルです。
TVD: Torque Vectoring Differentialという名称で、FR車としては初の採用になるそうです。


このトルクベクタリングですが、デフの差動を制限することで外側に駆動トルクをかけるLSDと違い、50:50の領域を超えて、積極的に外側の駆動輪にトルクをかけることができる機構です。

LSDは内輪が空転し始めた時にデフの差動を制限し、究極はデフロック(50:50)する形で、LSD無と違い、FRだと車が前に進む、FFだと旋回性が増します。
ただ、内側40:外側60といった外側により多くのトルクを配分することは機構上できません。
(内側のタイヤが空転していなければ、普通にデフが動作して40:60にはなります。)

それに対してトルクベクタリングは、意図的に内輪にブレーキをかけて回転を抑えることで、外側により多くのトルクを配分する形です。
ターンインの際は内側に減速トルクを多く発生させたり、立ち上がりでは外側に加速トルクを発生させて、旋回性を良くする機構です。

気になったので調べて見ると、ポルシェ/BMW/アウディ/トヨタ/日産/スバル/三菱といった主要なメーカーで、既に一部の車種で採用されているようです。


まだまだモータースポーツの世界では機械式LSDが主力ですが、近い将来トルクベクタリングが主力になるかも。

そうなると、荷重移動、タックイン、フェイントモーションといった機械的なテクニックではなく、いかにトルクベクタリング使いこなすか、電子制御を操る技術が鍵になってくるかもしれません。
確か10年以上前にランエボがAYCで武装して良く曲がるようになった時も、似たようなニュアンスで批評されていたように思います。

まるでゲームの操作をしているような感覚になっていくのか・・・
個人的には車で走ることに興味を感じなくなってしまいそうで怖いです(^^;)
Posted at 2014/11/15 23:15:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | 考察 | 日記
2014年11月15日 イイね!

新型デミオ試乗

新型デミオ試乗今日は新型デミオを試乗してきました。
1.5Lディーゼル車のみを乗るつもりだったのですが、営業の方から1.3Lガソリン車を乗ってからディーゼルを乗って欲しいとお話があり、両方乗ることにしました。



SKYACTIV-G 1.3

1.3Lガソリン車に乗った感じは、コンパクトカーとして十分な出来かなと思いました。
パワー感はなかったですが、街乗りするには十分でした。
特に今どきの車にありがちな、燃費をよくするために、スロットル開度をやたら絞って踏んでも加速しない感じではなかったです。



SKYACTIV-D 1.5

1.5Lディーゼル車は低回転から強力に加速します。
以前乗っていたエスティマ2.4L(現行型ACR50W)と比べても加速感があります。
もしかして今乗っているロードスター(NB8C)よりも速いのでは?と思ってしまいました。

それもそのはず、トルクウエイトレシオで見れば、その差は一目瞭然です。
エスティマ2.4L  1770kg 22.8kgf•m/4000rpm
ロードスター1.8L 1040kg 16.6kgf•m/5000rpm
デミオ1.5L 1130kg 25.5kgf•m/1500-2500rpm

エスティマでも高速道路で力不足を感じたことはかったので、このディーゼルは高速ツーリングも楽にこなせるのではないかと思います。

ただ、やはり明らかにターボラグがあったのと、20〜30kmぐらいからちょっと加速しようとアクセルを踏み込んだ時に、思ったよりトルクが出て加速するところがありました。
この点はレベルアップできたら、もっと良いのかなと思います。


乗り心地については1.3L、1.5Lに共通して言えますが、ボディがしっかりしていて、足回りはバタバタせずにしっとりした感じで快適でした。


次に内装です。高級感は写真で見ていた通り良かったのですが、それよりも印象的だったのはシートでした。
ホールド感がほど良く、長時間乗っても疲れなさそうでした。
今乗っているレヴォーグのシートとかなり似たフィーリングです。
価格を考えると良く頑張っていると思います。


逆に残念だったのはハンドルです。
チルトのみでテレスコピックがないので、若干ハンドルが遠く感じました。
ここだけなぜコストを抑えるの?という感じが否めなかったです。
営業マンの方にお話したところ、同じくそう思われたそうです(^^;)

(すみません。間違えだったようです。)


試乗が終わり、営業マンの方がカタログをベースに車の説明をされたのですが、細かい所まで良く勉強しておられ感心させられました。
おかげで、デミオは機能も充実していることが良くわかりました。
その中でも目を引いたのがこれです。


ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)

対向車や先行車がいない時にハイビームに自動で切り替わるシステムです。
暗い山道でそこそこ交通量がある道や、暗い高速道路を通る時に、ハイローを切り替えるのに気を使うのですが、これがあれば楽に走れます。
かなり欲しい機能です。

最後に、これだけ走りや機能が充実していると、コンパクトカーの枠を超えてというよりも、普通に車として良くできていると感じました。
カラーバリエーションが渋めに偏っているように思うので、もっとコンパクトカーらしい明るい色が出てきたら更に盛り上がっていくのかなと思います(^^)
Posted at 2014/11/15 15:42:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

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