2019年12月20日
先日、自動ブレーキの搭載義務化の話を書いたのだけど、高齢者の事故が多い事で、その高齢者の運転免許をサポカー(自動ブレーキなどが搭載された車)に限定する等の案が出ているようですね。
まあ、分からなくもないですが。
報道で出てくるような事故というのは、大抵えげつないものが多かったりしますので、当然印象は非常に悪いでしょうね。
つーか、事故の報道で印象がいい事なんてないでしょうけど。
今日の帰りでも、家の近くの国道から幹線道路に分岐する交差点で事故してましたからね。
救急車が1台だけでは足りなかったのか、もう1台来て、消防車まで止まってたし。
話を戻します。
高齢者に限りませんが、自分が悪くない事故というのもありますよね。
最近目立ったのが、煽り運転による被害と事故。
朝のラジオでも言ってたんですが、高齢者の事故に関して、厳しい事を言ってたわけですが、どうにもこうにも視野が狭い。
言わんとしてることはわかるんですけどね。
そもそも、自分が悪くない場合は、ほぼどうしようもないわけです。
そういう事に対しての視点が全くない。
事故の防止や抑止というのは、0次安全、1次安全、2次安全というふうに、段階に応じてそれぞれ対応策を取る必要があります。
ならば、運転をやめさせて、公共交通機関を使えといっても、公共交通機関もあてにしにくくなるでしょう。
タクシーにしてもバスにしても、運送にしても、ドライバー不足は現実としてあるわけですし。
大阪市のバスですら、ドライバー不足で自動運転バスの実証実験をしているくらいですしね。
そもそも、公共交通機関のない、あるいは遠い場所はどうするのか。
深夜等の公共交通機関が動いていない時はどうするのか。
完全な自動運転はまだ実用化には時間がかかるでしょうから、それまでの繋ぎになる対応策も必要でしょう。まあ、それがサポカー限定免許とかなのかもしれないですが。
特に、直系の家族とかに事故や病気で体が不自由になった人が出てきたら、車とか交通機関の利用に対する見方が変わります。
これは実際に体験してみないと分からないでしょうけどね。
さらなる安全対策装備の性能向上が欲しいところです。私個人としては。
それまでは、高齢者の事故はまだまだ起こるでしょうね。
老老介護状態になったら、かなりきついと思います。
完全な自律走行自動運転が実用化出来ないと、状況の緩和は難しいだろうな。
Posted at 2019/12/20 22:08:04 | |
トラックバック(0) |
車 | クルマ