それは突然にやってきた。
メーター中央に見たことのないエラー表示が・・・
心臓に悪いハラハラする警告・・・
「755km デエンジンガスタートフカ。ディーゼルエキゾーストフルードノシツガフテキセツ」
翻訳すると・・・
「755km でエンジンがスタート不可。
ディーゼルエキゾーストフルードの質が不適切」
これはなんだ!アドブルーが悪いということか?交換すれば治るのか?いやいや、アドブルーの保管状態はよかったはずなのに!なぜだ?どうしたのだろう?
ジャガー店に修理をお願いすると何万も取られそうだ。
そんな余裕なお金はない!ホイールにお金いっぱいかけているんだ。
こうなったら、DR30鉄仮面修理DIYで治してやろう!
原因を調べるため、日本語のサイトと動画を対象にネットサーフィンする。
どこも答がない。困った。誰もDIYで治さないんだ!
海外はどうなんだ!
英語でユーチューブで探すと見つかりました。
アドブルー噴射装置の不良でした。
真似ながら、外してみる。
エンジンから出てくる排気管の途中にある装置がアドブルー噴射装置です。
カバー無ので、すぐ見えます。
外すと、白い山が見えます。ディーゼルエンジンのドラブルが多いと言われる尿素の結晶化です。
噴射装置側にも白いものが付着している。
これを清掃します。
白い固定物を落としています。
綺麗になりました。
こちらもすっきりとなりました。
最後はエンジンコンディショナーでアドブルー噴射装置をきれいにします。
注意!アドブルー装置側にはめている金具ですが、これがボロッと外れやすいので、見失わないように。これがなかったら、排気漏れの原因になります。気を付けて!
警告リセットをするため、故障診断機を購入。これはすごいですよ。
日本語対応なので、便利です。一発でできます。
エラーが消えません。
新たな警告が表示!
ディーゼルエキゾーストフルードドーズコショウ
翻訳しても
ディーゼルエキゾーストフルードドーズ故障
なんだこれは? 「ドーズ」って何?
これは困らせました。下手な日本語なので、意味がさっぱりわからん。
一生懸命考えました。
「ドーズ」・・・英語でDowsだろう?
日本語でネットサーフィンするかみつからず!
英語で探してみると、ありました!
検索キーワード 「reset adblue ecu Jaguar XE Dows」
フムフム、身振りや下手な翻訳で勉強しました。
故障診断機と動画の説明を併せて考察の結果、「ドーズ」はNOXセンサーの意味であり、これが故障という意味でした。
でも、アドブルーの質が不適切から始まり、NOXセンサーが故障はありえないと思いましたが、念のため、チャイナ製のNOXセンサーを購入しました。
また、あるサイトに同じ内容を投稿し、アドバイスをもらったのですが、エンジンとマフラーに負荷をかけての走りをして、というコメントにヒントを感じて、負荷をかける走りをして、センサーを回復させてみようと思いつき、実際に走りに行きました。
有田の山へゆっくりと攻めたよ
その後、故障診断機で警告解除する。
恐る恐る気持ちでエンジンをかけてみる。
結果は・・・
おおっ、あの黄色の警告表示が消えている!
しばらくして、
エラー内容の表示が消え、いつもの画面が表示。
やりました!
車の調子も購入より絶好調となりました。特に加速力が増えました。
なぜだろう???
修理費用は
故障診断機 2万
NOXセンサー 1万
これだけです。
NOXセンサーを買わなくてもよかったかもしれませんが、念のため保険として買って置いたほうがあとあとになって困らなくてすむと思います。
調べてわかったことですが、アドブルー噴射装置はこまめに清掃したほうがよいとのこと。
皆さんも一度外して清掃することをお勧めします。
私も1年に一回は外して清掃しようと思います。
また、中古車を買う時、長く乗らない人のディーゼル車で走行距離の少ない車であるほど、噴射装置の詰まりも気になりますね。やっぱりガソリン車がメンテしやすいのだろう。
どっちにしろ、高トルクで燃費のよいディーゼルの上にジャガー精神のエンジンは最高ですね。
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Posted at
2023/03/26 09:44:22