
SIMOTAフィルターインテークボックスに交換しました。
ところが、問題発生です。
燃調が濃くなり、マフラーから黒煙が出ました。
故障診断の日産コンサルトで調べると、アイドル状態で次のようにガソリンを多く出していました。
インジェクターの噴射時間 3~4を指す(正常は1~2くらい)。
AACバルブの数値が30前後を指す(正常は8くらい)。
ブースト計は負圧側40を指し、エアーの吸い込みに抵抗がある感じ(正常は50くらい)。
原因を探すのですが、元のエアクリに戻すとと正常になる。
SIMOTAのエアクリに変えると燃調が濃くなる。
なぜだ!!
今までやってきた作業を振り返ると、次の画像にある金網を思い出した。
この金網を取っ払えば、抵抗が減るはずだと判断したが、実際は別にあった。
金網の取っ払い作業と同時に次の製品も温存していたので、これを流用活用していくとなった。
RB向けと思われるサクションパイプ
ネココーポレーション 吹き返し防止アダプター
早速ですが、サクションパイプは自作品のようなので、FJエンジン向けに長さをカットし、吹き返し防止アダプターを取り付けしました。
SIMOTAのエアクリと合体しました。
このとき、燃調が濃くなる原因を探り、あることが判明しました。
それは次の自作吹き返し防止アダプターの取り付け場所を変更です。
ネココーポレーションの吹き返し防止アダプターを付けるとなったので、上記の金網と自作吹き返し防止アダプターはもう要らないやと取り外し、SIMOTAエアクリを取り付けると燃調が正常にならなない。
そこで、エアクリレスの状態で日産コンサルトを調べると、正常になる。
ということは、SIMOTAエアクリとR35エアフロの中間に乱気流のような現象が起き、エアフロが正常に動作していなかったのだろう。
その中間に自作吹き返し防止アダプターを挟み、SIMOTAエアクリを付けて、日産コンサルトを眺めると正常になりました。
つまり、SIMOTAエアクリBOXの構造関係でエアフロへ流れるエアーに乱れがあったのを自作吹き返しアダプターの網目で整えることで、エアフロが正確に計算できるようになったということなのだろう?
しばらく近郊を走行テストしたのですが、全体的に安定している。
燃調が濃いことで走りが重く感じたのが消え、さっぱりとした走りに戻った。
それより、SIMOTAエアクリはネットでの評判のとおり、レーシーな音を出してくれる。
外気を吸い込むことができる構造であるので、トルクもパワーもモリモリと出ているのがはっきりとわかる。
今までエアクリをいろいろ試したが、こんなに効果をはっきりと感じさせるエアクリに出会えるとは思わなかった。
さらに、80パイのアルミサクションパイプの効果もはっきりと感じた。
純正に比べて、全体的にトルクがモリモリと出てくる。
はー、こんなに大きく変化するとは勉強になりますなー。
ブライベーターチューンをする上で、いろいろ問題にぶつかりますが、
DR30にS13コンピューターを流用したおかげで日産コンサルトで
補器類の調子を診ることでエンジンの状態からドラブル原因を探りやすくなりました。
もし、日産コンサルトが使えなかったら、何が原因なのか分からないままお手上げ状態になっていたか、いろいろな部品交換にお金を投資して苦しくなっていたと思います。
今年のエンジンチューンはこれで終わりにします。
長距離ツーリングに参加したいので、そろそろハーネスの整理に取り掛かろうと思います。
トモマシーンの進化でした。
またまた、ブライベーターチューン進化は続きます。
Posted at 2017/11/13 21:31:28 | |
トラックバック(0) |
エンジンルーム | 日記