
DR30にリサーキューレーションバルブを流用してから、ずっと悩まされていた現象
つまり、吹き返しによる次の現象は困ったものである。
吹き返しによる困った現象
1.停車するとき、エンジンストールする現象
→ R35エアフロ流用によって、全回転にわたって、アクセルオフにしたとき起こるというのがなくなった。
成功である。
2.日産コンサルトによる故障診断でエアフロに異常ありと表示される現象
→ 解決できていない。
(全回転において、アクセルオフのとき、エラー発生)
対策として、ネットでよく見かける対策・・・目の細かい網で吹き返しを抑える作戦をする。
手元にRBのエアフロがあるので、網の部分だけ切断し、次のように試した。
RBエアフロの構造に倣い、
タービン → エアフロ → 純正網 → エアクリ という順で組む。
(結果)
デチューンとなった。加速が鈍い、O2センサーが濃いなど望ましくない状態。
日産コンサルトを確認すると、
エアフロセンサーが不安定になり、信号待ちでエアフロセンサーエラーが頻発に出る。
エラー解除をしても再発する。
結局、ボツとなった。
作戦を練り直し、ネット情報を研究し、次のように試した。
タービン → 100円網 → 純正網 → エアフロ → エアクリ という順で組む。
100円網は味噌を溶き入れる網です。
純正網から網を外し、エアフロアダプターに瞬間接着で固定
100円網を純正網の上に被せます。
こんな感じでサクションパイプへ差し込みます。
(結果)
1.高回転・高ブーストとき、シフトチェンジで発生する吹き返しによるエアフロセンサーのエラーは消えたように見える。
2.赤信号による停止に向けての減速シフトチェンジのときアクセルオフにするとエラーが出てくる。
おまけとして、加速がピンピン元気に感じた。
残るは、2の解決のみ!
もう、悩まされますなあ。
エアフロ周辺の対策は万全尽くしたので、今度は冷静になってよく考えてみよう。
ネットでもっと調べてみよう。
走行しながら、日産コンサルトの診断結果を観察する。
さらにROMチューンをしてもらった業者からのアドバイスも参考にする。
シフトチェンジのとき、エンジン回転が落ちると、エアフロセンサーの電圧が一瞬1V以下に振る。
おかしいなあ。
家に戻り、AACバルブ調整をするとき、600回転にしてみると、エアフロセンサーの電圧が1V以下に振り、そのとき、エアフロセンサーのエラーが表示された。
1V以下に振った状態でエラー解除をしようとしても解除できない。
エンジン回転は800回転を目標に調整しているのだが、トモマシーンはROMチューンなどいろいろチューンをしているので、850~900回転に調整しなおした。
これで再び走行テストに行く。
(結果)
エラー発生は解消したと思います。
ストレスなく走ることができ、エラーにひやりする気持ちが消えた。
でも、油断はできない!
高速道路、峠など、高負荷における走行テストで再確認したいと思います。
やれやれ、奥深いです。
メーカーがどれだけ悩んだか苦労がよくわかります。
デチューンにならないように一生懸命にチューンすることがブライベーターチューンの目標ですね。
Posted at 2017/10/01 19:58:48 | |
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