
今日は、ミニのスピードメーターケーブルの洗浄とグリスアップをしました。
昨年年末から朝の冷え込みで、走り出すとシャカシャカ音がして速度に応じて音が変化します。
出勤時に音がして、帰宅時は音が止みます。
ぽおるさんのブログでクルマは違いますが、中のグリスが凍って同様な事が起きるらしい内容を拝見し、多分コレだなと直感しました。
早速、ジャッキアップして手術台にクルマを載せ、

センターメーター裏のカバーを外します。
スピードメーターケーブル側のナットを緩め、ギアボックス側のナットも

エンジン下から緩めますが、全く見えないブラインド作業で写真も撮れません。
何とかケーブルを摘出しました。

こんな所を外すのは、多分10年振り位か?
インナーケーブルを引き出すと、中は古グリスでギトギト、

この後、パーツクリーナーで洗浄しました。
グリスは何が良いか探してみると、奇跡的にバイク用のワイヤーグリスなる物を

サルベージできたので、インナーとアウター内側に吹き付けて復旧完了
と簡単に書いていますが、ギヤボックス側のケーブル取り出し口のナットが

中々締め付けできずプチ往生しましたが、洗浄含め2時間程で完了しました。
しかし、嫌なものを見つけてしまいました。

ステディロッドの下側(ボディー側)のブラケットにクラックが!
分かりますかね?もう少しアップ、ロッド下側のブラケット、ここの修復は

ボディー側の溶接しか方法がありませんが、今年30年目なので良く持った方か?
当然、直ぐには対応できないので、暫く見なかったことにするしかありません。
こんな状態でも、エンジンの前後方向の振れはしっかり止まっているので、急加減速を慎んで、暫く持たせるしかないな。
その他、オルタの発電電圧は14.4V近く出ているので、
自己OH後約6年、問題なく発電できているようです。
先程、試走しましたが、メーターケーブルは滑らかで、針の振れも小さく

なりましたが、あのボディー側ブラケットのクラックは痛いなぁ。
クラッチマスターを外して、溶接するとなると費用が結構掛かりそうだし。
参ったな。
Posted at 2023/01/07 18:32:07 | |
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