さくらと新潟。
まずはEOS 5D Mark III + EF24-70mm F4L IS USME
「なんでそんなに?」と家人に問われる前の質問は「えっ!?カメラ5台持ってきたの?」でした。クルマであれば特段問題ないはずです。ちなみにこの車種は、他の多くのメルセデスと異なり、エンジンをかけたまま鍵を持って車外へ出るとアラームが鳴り続けます。設定も変えることができないようで、同乗者がいるときは鍵を車内へ残しておくことになりスマートキーの意味が薄れるように思うところです。なお
先般のリコール対応時に書き換えられたCOMANDシステムのプログラムは使用上、改悪方向だと思います。併せて、最新版では修正されていることを望みます。
子供が寝ている間に距離を稼ごうと200キロほどノンストップで走っているとこのクルマに乗るようになってはじめてアテンションアシストのマークが出ました。70におよぶ項目をリアルタイムにチェックし、集中力が落ちたたり、疲労を感じると休憩を促してくれるそうです。突然「ビビビ」とメーターパネルが共振する低級音がけたたましく鳴りだしたと思ったら、ばぁばが「クルマが休憩したいと言っているのでは」と言った瞬間に、このマーク。さすがインテリジェンスなクルマです。休憩後は低級音など微塵も鳴らなくなりました。さりげなく主張し、人の話も聞いていて頭がいいクルマです。さして気になるところはなく来ていますが、ディーラーによればクレームの多い車種とのことです。とてもいいクルマだと思いますが、最新デバイスてんこ盛りゆえ、加えて経年変化での故障率も向上するであろうと思われたりもします。
昨年もここで撮った桜吹雪を期待して、赤城高原SAで休憩。少々葉桜になりつつも、満開時でした。
風が強ければもっと舞っていたと思いつつ、昨年よりは北上する桜前線が若干遅いように感じました。
工事も終わり綺麗になっていた谷川下りPAをしり目に、関越トンネルへ突入。首都高C2トンネルへ日本一の座を明け渡し、日本で二番目に長いトンネルです。
トンネルを抜けると曇り空。週間予報を見て晴れ間が続く日程を選んだのですが天気は難しいものです。車中、高速道路から見える白やピンクの満開系のさくらに
山桜を楽しみながらのドライブです。今冬は雪が少なかったせいもあると思われますが、残雪は少な目でした。
越後川口SAで新潟郷土料理のひとつ、へぎ蕎麦を頂きます。「すみません大盛はやっていないんですよ」と5分おきにそんな会話が聞こえてきて。年がら年中、そして長年されてきたやり取りだと思うわけですが、そばの大盛ぐらいできるような経営努力、は努力レベルとも言えず、既得権益におんぶにだっこなのかもしれません。という環境から察するレベルの味ですが、他にさして美味しそうなSAもないので、雰囲気だけでも味わうために。
食前のがちゃがちゃも終え、食後は少しSAで体を動かしていきます。
越後川口SA展望台から「雄大に見える」という、信濃川。信濃川は雄大かもしれませんが、ここからの景観レベルはそれなりです。
目指す旅館近く。チェックインの前に福島潟に「とりあえず」寄って、旅行中青空が広がるときにもう一度来よう、と結局ここへはこの一度しか来ませんでしたが、
一面に広がる菜の花畑が綺麗でした。菜の花の香りも漂っています。
山も入れて撮りたいところですが、曇り空と湿度で霞んでさして写りませんでした。
よそのお子さんにモデルになってもらい一枚。
そして旅館へ到着。新潟県、月岡温泉です。
案内の女の子とは別に、部屋のお世話をしてくれる女性は三年連続同じ人で、昨年のことも覚えてくれていました。昨年はアンパンマンのおもちゃをもらいました。
RX100M4
部屋風呂をばぁばと入ったあとは、私と大きなお風呂へ。大浴場正式デビューです。ここのお湯は万座に次いで日本で二番目にイオウが多いとされており、基本はエメラルドグリーン、気温などによっては白濁し、非常に気持ちの良い、最高のお湯、その一つです。
お風呂で初老の男性と話しもしてみると、だいたい例年新潟県内の方が2~3ヵ月に一度泊まりに来るというケースが多いように思いますが、東京からも4時間ほど掛けてツアーや、あるいは信金系の会合的旅行にも使われたりする温泉街だそうです。お風呂のあとは館内を散策しながら部屋に戻り、
このあたりから少し
EOS 1DX + Carl Zeiss Otus 1.4/85 ZE
このたまらない田園ビューを眺めて、
またお風呂。この日は付添人が代わる代わるで結局四回お風呂へ入りました。かなりお風呂好きに育っており、家でも子供からお風呂へ誘ってくるばかりか、日に何度も入りたがり、一度入ろうものならお風呂から出たがりません。こちらがヘトヘトになってしまいます。なおここの部屋風呂は温泉ではなくシルクインバスというきめの細かい泡ぶろ機能がついていて、これが温泉に負けじとお肌がすべすべになります。部屋風呂が温泉でなくとも、来てしまうこの田園ビューを見ながらのお風呂と大浴場の温泉のよさ。
月岡温泉へは年に一度親孝行も兼ねて来ています。今は車中も子供が中心ですが、前はそれなりに長い道中いろいろと話すきっかけにもなりました。近年は我慢しきれずに雪解けも十分に済んだ4月中に来るのですが、6月に来れば旅館の横にある小川でホタルを鑑賞することもできます。
時間がかかると子供が動き出すので夕食は部屋食プランにて。
料理がどうこうよりも、このレンズで撮りたくて。
だんだん外も暗くなり街灯がついてきました。この景色にも味、あるいは思い出を感じます。
今年の部屋は景観が少々今一でした。
白玉の湯 華鳳 越の里に泊まる際は、5F以上、または田園ビューが広がる東側の部屋がいいと思います。角部屋には露天風呂タイプとなりこれが希望だったのですが、階数が低いと写真のように北東側に民家なども見えることになります。5F以上になると角部屋でも気にならなくなると思います。部屋タイプ希望との兼ね合いも出てきますが、予約時にできるだけ指定するのが望ましそうです。
部屋でふらふらしながら食事が終盤辺りでまたお風呂。上がると焼きりんごのデザート。子供のころ作ってもらった味も思い出しながら美味しくいただきました。
翌朝は食事を済ませて、観光名所があまりないという新潟の観光へ。
午前は天気はよいものの、午後から雨の予報となり、こればかりはどうしようもなく。
otus85は持ってきたもののあまり使わないかと思いきや、やはり楽しくてコンデジ+マニュアルフォーカスで出動。
参考にトリミング。
普段撮れない被写体が盛りだくさん。撮りながら家族待ち。なかなか来ないと思っていると途中の売店で引っ掛かっていました。
大旅館。月岡温泉は年間70万人ほどの旅行客がいた中で、中越地震時には60万人を割り込み、その後は65万人レベルに戻り、近年では金沢新幹線の影響もあるようで、57万人にまで観光客が減少しているようです。
この旅館は地元の就職先として優良なその一つに数えられ、300名の従業員で回される超大箱です。イージス艦一隻と同じ運用人数です。
日本航空ジェイエア ボンバルディア CRJ-200 と思われます。羽田でもあまり見られなそうな機体も時おり目にしました。
月岡温泉から約50キロ。一度来てみたかった村上へ来ました。
鉄道マニアの世界では「新潟色」と呼ばれる
そのいちバリエーションな電車も撮り
ここら辺で小雨がぽつりぽつり降り出したので、
防塵防滴ではないotusはクルマへ仕舞い、
RX100M4
コンデジに交代。
次回はさらに連絡が届いているブラジルの実情や社会なども織り交ぜつつ、
予定は未定ながら日本や日本人なども考えてみたく、
村上編へ。
日本のどこかに
ドライブへ行こう。
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新潟ドライブ | 日記
Posted at
2016/04/26 23:35:54