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昨日のブログでパナの新モデルバッテリーCCA値が低いと言ったのですが、どうもそのCCA値自体に良く分からない部分があることが判明しました。
バッテリーテスターを使い始めて1年余りですが、いつも何の気なしにENTERを何度か押してテストしていました。



よく見ると途中でこんな表示が出てきます。”SELECT STANDARD”つまり基準を選ぶってことです。

それでこのたくさんある基準ってどういうこと？と調べると、テスターメーカーのページからこんなのが出てきました。

私のテスターに表示されるものすべてではありませんが6種類出ていました。EN（ヨーロッパ）とDIN（ドイツ）の規格は同一なので、両方で同じバッテリー（ほぼ5年落ちのカオスWD)を測ってみました。

今まで使用した感触ではこのバッテリーテスターの再現性はかなり高く、測定機器誤差は少ないと思います。ただワニ口を端子に咬ませる時にきっちりやらないと、測定方法による誤差は少し出ます。
これを見ると、ENとDINとは明らかに異なり、ENとCCAは近い値が出ています。上の表との整合性が取れません。

EN

DIN


CCA520でセットした場合ENでは500、DINでは300と勝手に表示したので500にあげました。ますます訳が分かりません。

同一条件下のCCA基準を500に変更し（ややこしいですね、CCA規格のCCA?）測った結果がこれです。

こうして比較すると、上の表との整合性は取れておらず、CCA値のENとDINとでは”349/212＝1.64”、CCAとDINとでは”377/212＝1.78”の差があります。
ますます訳が分からない！

ただ、もしも新型カオスのENモデルの表記CCA値がDIN規格だった（もしそうならカッコ内にDINと併記してちょうだい）とすると、仮にCCA値に換算すれば”350×1.78＝623”となって、WDの約2割アップとブッチギリの大容量で、”業界最高水準の大容量”と胸を張って言えそうで、人によっては価格4割アップも飲むかもしれません。

いずれにせよ、いい加減に世界統一基準を作ってほしいですね。またバッテリーそのものも統一規格にする方向で各国協力してまずは体制作りから始めてほしいものです。

どなたか自動車関連にお勤めの方でバッテリーに詳しい方がおられたら、わかりやすいようご説明いただければ幸いです！！！