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今回の旅行では、直接ドイツの空港に降りると税関など手続きでのトラブルが多いとの事で、敢えてロンドン経由でアムステルダムに降りました。またその後の旅程ではベルギー国境付近を走ったり、フランスにも少し滞在したので全部で5ヶ国を通過したことになります。

ロンドンは経由オンリーで空港内しか知らないので実際に見てませんが、ドイツを中心とした感じでは全体的に緑が多く、大都市中心部以外はヨーロッパらしい伝統的な建物が多く、第2次大戦で焼け野原になった跡に欧米寄りのデザインに走った日本よりも古風な雰囲気を感じました。

これはアムステルダムの市街地

これはGFさんのご自宅付近

どちらか言えば新興住宅地でレンガ造りのよく似た家々が並び、すっきりとした街並みでした。

これはいわゆる大聖堂

やはり宗教建築って言うのはどこの国のどんな宗教でも”圧倒的存在感”がありますね。

その内部。

この広く高い空間でパイプオルガンが響き渡るのですから、心に染み渡るのでしょう。

これは先日も紹介したモンシャウの古風な街並み。


ここはモンシャウの古いアパートを改築したホテル内のドア。

部屋に入って数歩歩いたらめまいがして”やっぱり熱が下がってないんだ”と思ったら、実は床がかなり傾いていたせいでした。ドアの下を見ると床に合わせてオーダーメイドされてることがわかります。また上の街並みの写真を良～く見ると、それぞれの建物の壁や屋根が歪んでいるのがわかります。強度的に不十分で古くなった構造体が自重に耐え切れず歪んでしまい、何とか補修しながら使ってきた感じなのでしょう。

それからこれはガソリンスタンドに常備されてる窓拭きセット？

緑が多く、走行時の平均車速が高いのでフロントグラスは虫の死骸だらけになり、下手にウォッシャーを掛けると汚れが取れずに広がってしまうため、洗剤入りのバケツ+ハンドワイパーが常備されてます。

また意外だったのが、公共スペースの使い方。

道端に吸い殻が捨ててあります。日本ではもうほとんど見られなくなりましたが、こちらではちょっと人目に付きにくい所はこんな風。私もガン発覚前まで愛煙家でしたが、携帯灰皿は必ず持ってましたし喫煙可能な場所でしか吸いませんでした。

それからこれはなんだかわかりますか？確かアムステルダムではありましたが。

はっきりはしませんでしたが、どうも”立ちション用簡易トイレ”らしいのです。道端に何気なしに設置されてますが、どうもそのまま下水に垂れ流し？

また日本では売ってないような東欧や韓国製の車を良く見かけました。

こう言った公共の駐車場は押しなべて駐車スペースや通路が狭く、GFさんでもVクラスを停めるには苦労してました。
ドイツではこんな公共の駐車場であってもアクセスする階段の踊り場には”立ちション跡”が必ずあって、それなりに匂いもします。トイレと言えば皆さん体格が良いので、男性用小便器の高さには慣れが必要でした。またドイツのホテルではトイレの水槽が壁の中に埋め込んであって、流す音はとても静かでしたがメンテはサービスホールがどっかにあるのか心配になってしまいました。

こんな公共マナーの悪さについての予備知識がなく、予想だにしていなかったのでがっかりしました。

”締め”が”下ネタ”では申し訳ありませんので、せめて最後はアウトバーンらしい一コマで。

4月の頭に発注したツインの車高調が到着しました。どうも受注生産らしく、納期はおよそ1ヵ月との事でしたが、結局50日ほどかかりました。でも肝心の車がまだ仕上がってないため結果オーライ。メーカーはツインの専門店（だった？）FORCREWさんのピロアッパー仕様です。


早速中身の確認です。

大手チューニングパーツメーカーと違って、無地の段ボール箱に入っていて詳しい取説は全くなし。大ネズミ（チュー太郎）のHKS車高調の取説を参考に取り付けることになりそうです。一応”初期設定済み”と書いた紙が入っていたので、まずはそのまま取り付ければ良さそうです。
ただリヤスプリングの調整式ブラケットの片側のロックシートがユルユルでした。
フロントサスのスラストシートはしっかりした金属製だったので安心です。せっかくなので一通りシリコンスプレーで磨いておきました。

もしバネ音が出るようならまたテフロンシートで輪っかを作るつもり。今まで弄った車高調は4セット目になりますが、スラストシートがペランペランのナイロン製で2年経たずしてはみ出てちぎれたのはTRUSTだけでした。メジャーな会社だけに残念ですね。

肝心のこねずみ君ですが、まだエンジンやミッションが載ってないようです。3月に預けて既に2カ月半になりますが、フェラーリなんかが1年以上リフトに乗ったままとかよく見かけるので、気長に待ちます。
でも、もうそろそろガンが発覚して1年ですから、チャットGTP の答えなど統計データ的には危なくなってきました。

まあ今のところ悪化した様子もなく、運動しないと太り過ぎに要注意なくらいなので車高調の取り付けは元気にやれそうです。

そういえばGFさんから、ドイツ滞在中の足車であるベンツVクラスのデータが届きました。総走行距離が2681kmで使った軽油は239L、平均燃費が11.2km/Lだったとの事。以前のブログでも書きましたが、トータルの半分以上がアウトバーンでその4割が無制限区間だったことを思うと、車両総重量約3tで長さ5.4×幅1.9×高さ2.0ｍと言う巨体ですから、非常に優秀な値と言えるでしょう。

無制限区間では最高210km/ｈを記録し、150km/h付近からフル加速っていう状況がしょっちゅうだったことを考えても、ベンツの2Lターボディーゼルがいかに効率が良いかわかります。

以前W212のE350ブルーテックが欲しい時期があって、その後W213　E220dが出た時「2Lじゃあ魅力ないよな」と思いましたが、Vクラスより1tも軽いのですから2Lで十分なんでしょう。


それからTAYCAN GTSを借りたシュトゥットガルトの空港近くには、レンタカー専用のパーキングタワーがあってその数が多いのには驚きました。

これもGFさんが送ってくれた写真なのですが、各フロア250～300台前後はあってそれが7階あるのでトータル2千台前後はあるんでしょう。

羽田近くには何台あるのでしょうか？

これはネットから引っ張ってきた写真ですが、なんだか妙な雰囲気のフィアット500ですね。リヤホイールのアーチが加工されていて実態は良く分かりません。パッと見フィアット500のスリーホイラー？？
同じサイトの別写真を見てみると、もう少し様子がわかります。


リヤタイヤは2本ありましたが、なぜこんな車が存在するか意味不明。

そしてこれは日本では子供の日に当たる5月5日に撮影した実物です。

GFさんご家族とベルギー国境近くをドライブしていた時、GFさんが見つけて「アッ、あれ、あれですよ！ドイツでたまに見かける変なフィアット500！」
道端に車を止めて撮影しました。

写真を拝借したサイトによれば、ドイツのEllenator社と言うところでカスタムされた車との事で、このように改造しエンジン出力を20hpに抑えることでドイツにおける”3輪クラスL5e”と言うカテゴリーになり、16歳になると運転できる車両となるとの事です。
費用は車持ちこんで約6000€かかるそうですが、不要になれば元に戻すこともできるそうです。


またついでにこんな車も。

1.3Lエンジンの欧州仕様なのでしょうね。石畳の道路が良く似合います。
モンシャウという古い町並みが残る田舎町で撮った写真です。

昨日のブログでパナの新モデルバッテリーCCA値が低いと言ったのですが、どうもそのCCA値自体に良く分からない部分があることが判明しました。
バッテリーテスターを使い始めて1年余りですが、いつも何の気なしにENTERを何度か押してテストしていました。



よく見ると途中でこんな表示が出てきます。”SELECT STANDARD”つまり基準を選ぶってことです。

それでこのたくさんある基準ってどういうこと？と調べると、テスターメーカーのページからこんなのが出てきました。

私のテスターに表示されるものすべてではありませんが6種類出ていました。EN（ヨーロッパ）とDIN（ドイツ）の規格は同一なので、両方で同じバッテリー（ほぼ5年落ちのカオスWD)を測ってみました。

今まで使用した感触ではこのバッテリーテスターの再現性はかなり高く、測定機器誤差は少ないと思います。ただワニ口を端子に咬ませる時にきっちりやらないと、測定方法による誤差は少し出ます。
これを見ると、ENとDINとは明らかに異なり、ENとCCAは近い値が出ています。上の表との整合性が取れません。

EN

DIN


CCA520でセットした場合ENでは500、DINでは300と勝手に表示したので500にあげました。ますます訳が分かりません。

同一条件下のCCA基準を500に変更し（ややこしいですね、CCA規格のCCA?）測った結果がこれです。

こうして比較すると、上の表との整合性は取れておらず、CCA値のENとDINとでは”349/212＝1.64”、CCAとDINとでは”377/212＝1.78”の差があります。
ますます訳が分からない！

ただ、もしも新型カオスのENモデルの表記CCA値がDIN規格だった（もしそうならカッコ内にDINと併記してちょうだい）とすると、仮にCCA値に換算すれば”350×1.78＝623”となって、WDの約2割アップとブッチギリの大容量で、”業界最高水準の大容量”と胸を張って言えそうで、人によっては価格4割アップも飲むかもしれません。

いずれにせよ、いい加減に世界統一基準を作ってほしいですね。またバッテリーそのものも統一規格にする方向で各国協力してまずは体制作りから始めてほしいものです。

どなたか自動車関連にお勤めの方でバッテリーに詳しい方がおられたら、わかりやすいようご説明いただければ幸いです！！！

チュー太郎のバッテリーを交換しましたが、今まで使っていたcaos WDに特に不満もなかったのでリピートするつもりで、半年ほど前からネット通販をチェックしていて値上がり傾向なのはわかってました。まあ諸物価値上がりのご時世であきらめムードでしたが今年に入ってからはさらに上がって、もともと高価だった物が8年ほど前の100Aクラスの価格に・・・

それでパナソニックのサイトでラインナップを確認してみたら、カオスWDシリーズが無くなってました。またここ10年来使っていたLifewinkの価格も爆上がりで、最近見た価格は従来のほぼ2倍となっていて購入をやめましたが、今しがたもう一度確認したら「カオス　アイドリングストップ車用バッテリー　保証延長キット専用」となっていて単品購入はできないようでした。

これがLifewinkのメーカーサイトの文言です。

ご購入前に必ずご確認ください
対応車種 標準車（充電制御車）/ アイドリングストップ車＊ディーゼル車＊/ 業務車＊
＊24V仕様車、バッテリー2個使用している車両には対応しておりません。同一店舗で同時購入したパナソニック製新品バッテリーと同時にお取り付けください。ハイブリッド車（補機）用バッテリーには装着できません。

販売事業者とはちょっと違うようで、消費者としては混乱しますよね。

2016年にパナソニックは鉛蓄電池事業をGSユアサに売却しましたが、パナソニックバッテリーはそのままブランドとして継続されてパナソニックの総合サイトが入り口で、GSユアサブランドとは別扱いになってます。どんな事情でそうなってるかはわかりませんが何かわかりにくいですね。

またカオスのWDが無くなった代わりに、LN規格品には日本車用ENタイプって新シリーズがカタログにはありました。

カタログには「業界最高水準の大容量」と大きく書かれていますが、私が使ってるLN1サイズでは以前は記載がなかったCCA値が350とあり、私のWDの実測値の520より大きく劣っています。ちなみに350であるなら4年10カ月使った古い奴（CCA380）の方がまだよい状態と言えます。CCAは内部抵抗とともにバッテリーの状態を表す重要な数値の一つ理解してますが、間違ってるのでしょうか？

古い奴は装着後2年ほどでLifewinkのLEDが1個付かなくなり、以降乗らない時はメンテ充電していたので今まで使えましたが、仮にN-355LN1/ENに交換してメンテ充電せず、1.5Lクラスでは300CCAが必要と言われているなか2年以上持つとは思えませんが如何でしょう？
ちなみに現在のネットでの販売価格は3万円前後で3年保証が付いてますけど…

BOSCHのSLX-5Kの約2倍近い価格なのに、カタログスペックでは劣る新型バッテリーにしなければいけない理由が見つかりません。

どうもメーカー側の商品展開の判りにくさがネックになり、今後パナソニックにすべきか迷います。

またNボのアイスト車用純正バッテリーが42B19Lサイズで年間2千キロのチョイ乗り低走行にもかかわらず、1年経過後400CCAもあってセルボーのカオスより多かったので、GSユアサやFBブランドの方が信頼できそうな気がしてきました。