
今さらなハナシでアレですけど、みなさんミニをガレージジャッキで上げるとき、どこに当ててます?
前も後も真ん中にジャッキ当てていい場所がないですよね。
←お試しさんミニをコイル化したときの写真ね。
このときもそうしましたが、私はいつもジャッキを2つ使って、例えばリアならサブフレームの前の方を左右同時に上げて、サブフレーム真ん中辺りにウマを掛けます。
フロントも同じようにタイヤハウス内側の角にジャッキを当てて左右同時に上げます。
んが、こないだお試しさんミニのコイル化作業したときに、この白いミニジャッキがお亡くなりになったようで。
Youtubeとかではフロントは左右どちらかのテンションロッド付け根、リアはサブフレームの左右どちらか片方にジャッキを当てて左右一気に持ち上げてる動画を見ますが、なんかミニのヘナヘナなボディが歪みそうやし。(笑)
ロードスター用に買った一回り大きなガレージジャッキでなんとかならんかなと。
フロントは試しにアンダーガードで上げてみたところ、
意外と大丈夫そうです。

アンダーガード自体が平気なら、留まっているのはサブフレームなので問題なさそうです。
んで、リアですが、真ん中はセンターマフラーなんでどうにも無理なんですよねぇ。
ガレージジャッキに角パイプ載っけてサブフレームの左右に当てられんかな。
角パイプといっても色んな太さ、厚みがあって、ゴツすぎるとそもそも車体下に入らないし、細すぎてひん曲がるのはもっとヤバイ。
物理の賢い身内に知恵を借りて(汗)、どうやら一般的な角パイプのスチール(SS400)は245N/m㎡で変形を始めることがわかりました。
できればその半分までの応力(安全率=2)で使うのが安全らしい。
荷重による応力を自動で計算してくれるサイトがあったので、入手可能な角パイプの寸法をあれこれ試して、車体下に入りそうな厚みでそこそこ安全そうな寸法を見つけました。
ミニのリア荷重を290kg、サブフレーム左右の距離を850mmとして、30mm×60mm、肉厚2.3mmの角パイプだと最大応力は152.644MPa(=N/m㎡)。
安全率は1.6だけど、ま、いいか。(笑)
んで、ネット通販で買った角パイプに、左右のズレ防止の出っ張りとサブフレームに当たるところに樹脂のブロックをネジ止めして。
こんなんできました。
角パイプはマフラーをギリギリクリア。
ジャッキがマフラーに当たるギリギリまで突っ込むと、
なんとかサブフレームに届きます。
左右いっぺんに上がりました。(^^)

写真では「荷重によるたわみ」も計算通りな3mmくらいの感じに見えます。(^^;
ほんまに大丈夫か?(笑)
Posted at 2023/07/14 15:37:26 | |
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