寿さんとkenさんのワンオフセンターキャップ、アクリルデザイン面の塗装仕上げです。
こないだUPした写真はピカピカ透明でしたが、じつは加工直後は
←こんな不透明な状態です。
ウラ面からロゴを彫り込み、オモテは球面状になっています。
そのオモテ面を、耐水ペーパーの#240→#400→#600→#800→#1000→#1500→半練りコンパウンド→液体コンパウンド、と磨いていって初めてアクリルらしいピカピカの透明になります。

ロゴ部分はウラ面より0.2mmの彫り込みになっています。
で、これに色を入れて行くんですが、寿さんは「プリントしたシールでも貼るんやろ」みたいに思われてたようなので、多少なりともありがたみが増すように(笑)、仕上げ工程をご紹介したいと思います。
(以降、3色使いのkenさん用でご説明いたします)
まずはリング部だけ残してザックリとマスキングします。
赤スプレーを全面に。

これが意外と溝に色が入らなくて、数回吹いたのち、タッチペイントでさらに色を乗せることになりました。
赤が乾いたら、今度は【COOPER】ロゴを残してマスキング、全体に黒を吹きます。

これもやはり平面に塗るようなわけにはいかず、乾かしつつ数回に分けてやっと透けないところまで色が入りました。
マスキングを剥がすとこんな感じになっています。
それを指に両面テープで貼って、定盤に貼ったサンドペーパーで塗装面を擦り落とします。
すると、0.2mm凹になっているロゴの色だけ残ります。
表から見るとこんなんね。
今度はピカピカのオモテ面をマスキングして、ウラ全面にシルバーを吹きます。

↑ほとんど色が付いていませんが、これで1回塗り状態です。
裏塗りなので、一気に塗ると結果ほとんどグレーになってしまいます。
ほんのちょっと吹いては5分乾かしを10回くらい繰り返して、薄く薄く色を付けていきます。
カラーリングとしてはこれで完成ですが、経験上このまま両面テープでベースに貼り付けると、後々シルバーが浮いたようになることが多かったです。
なので、シルバーの保護のためさらに黒を塗って仕上がりとなります。
黒がよーく乾いたら、マスキングを剥がして両面テープを貼ります。
はい、ベースに貼って完成です。
どう?結構面倒でしょ?(笑)
実際は現物のホイールで最終フィッティングを確認してからの貼り付けとなります。
ベースに貼り付けくらいはDIYでやってね。(笑)
Posted at 2014/01/17 21:07:45 | |
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