
夕方まででだいたい年内の仕事が終わったので、やっとヘッドを組み付けです。
ヘインズで締め付けトルクと手順を再確認。
こんなことするのはうん十年ぶりなんで、ちょっとドキドキしながら作業開始です。(^^ゞ
まずはチェストカバー(タペットサイドカバー)を取り付けます。

オイル漏れの鬼門らしいので、液状ガスケットをこれでもかとベトベトに。(笑)
流石にちょっと塗り過ぎたかも。(汗)

マニホールドやキャブ付けたら見えんから気にしない気にしない。
あ、蓋をする前に、タペットの動きを見て1番圧縮上死点をみつけておきます。んで、念のためちょっと戻しね。
ガスケットを乗せるまえに、”これでもか”というくらい脱脂をします。

もちろんヘッドの側もね。
ガスケットを慎重に位置合わせ。
シリンダボアに対してガスケットの口径がスカスカなので、「こんなんでええん?」ってちょっと気になりました・・・。

締め付けると口元の金属シールが潰れて広がる分をクリアランス見てるのかな。でもこんなに広がる?ちょっと不思議な気がするけど、ショップさんでこれが一番いいって言うんだから大丈夫なんでしょ。
スタッドボルトにダブルナットを掛けて締め付け。

ここの締め付けトルクはヘインズで見つけられませんでしたが、ショップさんで30Nmと教えてもらいました。でも30Nmいくまえにダブルナットが気持ち悪く回りそうになるんでちょっと手前で。
プッシュロッドを入れて、ロッカーアームを乗せたらヘッドナットを締め付けです。

ヘインズには第一段階34Nm、第二段階68Nmとなっていますが、15Nmから5Nmずつ増やしていくカタチで細かく分けて締め付けました。もちろん内側から円を描くように順番に。
OHしたヘッドはカラカラに油っ気がなくなっているので、そこら中にエンジンオイルを垂らします。
バルブクリアランスを基準値の0.3mmに調整します。

素人にはシクネスゲージ1本では硬さ加減を揃えるのが難しいので、2本使って「0.3mm硬い目、0.28mm緩い目」を狙うとわかりやすいです。
緩い目が好きな向きは「0.32mm硬い目、0.3mm緩い目」とかね。
調整できたら、念のためにクランクを1周回して、バルブとピストンが干渉しないか確かめておきます。
今日はここまで。続きはまた明日。
Posted at 2013/12/29 20:44:21 | |
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