やはり燃えたリチウムバッテリー。

バッテリーが炎上、救出隊はアドバイスを受け消火。

　恐らく分離帯にぶつかって車両が損傷した事が誘因となってリチウムバッテリーが炎上したのだと思われるが、今のＥＶに搭載されているリチウムバッテリーの火災危険性があることを知らしめてくれる事故だったように思います。　事故内容はは　『２３日、米国カリフォルニア州マウンテンビュー近郊でテスラのＥＶ「モデルＸ」が、高速道路の分離帯にぶつかった後、２台の車と衝突。　テスラ車の運転者が死亡した。　事故によりモデルＸのリチウムバッテリーが炎上し、救出隊は専門家から消火方法についてアドバイスを受けた。』　と伝えられている。　この記事で　「専門家から消火方法についてアドバイスを受けた」　と言うわざわざの記述は、リチウムバッテリーが一度燃え出したら手の付けられなくなる状況を物語っているいるように感じました。

　日本でもハイブリッドを普及するにあたり、高圧電源回路がショートした場合に発生する火災事故が増えることを想定して、特別な消火方法（対処方法）を警察庁・消防庁と合意して取り入れていると聞いている。　日本ではそんなこともあり記事にはならないのかも知れないが、潜在的なＥＶ普及の重要課題として今も残っていると思われる。　この記事を受けて２７日、テスラ株が売り込まれ、８．２％安で取引を終了したそうです。　ＥＶ普及、自動運転車普及と怖いものなしなしの強気のテスラにも、タイトル画像（ネットからの借り物です。）のように少し暗雲が立ち込め出したのかも知れませんね。