２０１５年、燃料電池の特許開放その後。

「この指とまれ」に集まるメーカーなし？。

　トヨタが世界初の燃料電池車（ＦＣＶ）「ミライ」を販売開始したのは２０１４年１２月の事です。　その年明けの２０１５年１月にトヨタはＦＣＶの普及を後押しするために、単独で保有する燃料電池関連の全特許５６８０件を無償で提供すると発表しました。　でもこのトヨタが仕掛けた「この指とまれ」作戦に乗って来るメーカーは無く巷では失敗したとも言われています＜涙＞。　そんな巷の声には我関せずと６年振りに様々な改良をされた新型「ミライ（タイトル画像）」を２０２０年１２月に世界の市場に投入しています。

　ＦＣＶの開発は２００２年頃から開始されているので、早くも３０年も経つていることになります＜汗＞。　次期「クラウンセダン」にもＦＣＶを誕生させる予定と、表向きはＦＣＶ乗用車の販売台数増に力を入れている様子ですが、トヨタの狙いは世界の大型トラックやバスなどの大排気量ディーゼルエンジンの全てをＦＣＶに置換ることに的を絞って進めているのではないかと思います。　直近の燃料電池関係の特許取得や特許公開情報を見ると、その燃料電池の研究開発にかけるトヨタの執念と凄さが伝わってくるような気がします＜汗＞。

★トヨタ、直近の「燃料電池」特許取得１０選。