水は洗車に使います＜笑＞。

トヨタ、米で燃料電池発電所を稼働開始。

　トヨタはカルフォルニア・ロングビーチ港にある完成車の物流拠点で、発電の工程では二酸化炭素（CO2）を排出しない、米企業と協業する "燃料電池発電所" を稼働開始。　余剰食品や畜産場の家畜排泄物などの廃棄物系バイオマスから水素を生成し、ＦＣ技術で電気を生み出す。　１日の発電量は２.３メガワットで米国の一般家庭で約２,３００世帯分の１日の消費量に相当、隣接するトヨタの港湾物流拠点の電力をまかない、余剰分は地域に供給して電力の安定化に貢献するとの事です。　また水素を生成する過程で１.２トンの水素を取り出し、ＦＣＶの乗用車「ミライ」や、湾港作業用の「ＦＣ大型トラック」の燃料に活用する。　同時に約５.３キロリットルの水が生じるが、水はクルマ屋らしく "車両の洗車用" 有効活用すると言う事です＜笑＞。

　まだコストメリットがあるのかは判りませんが、夢の水素社会に向かって燃料電池（ＦＣ）開発を進めて、現実に即して "燃料電池発電所" や "ＦＣＶ" と言う現地現物で着実に具現化を進めているトヨタの姿勢は立派だと思います。