JT 「子どもを受動喫煙から守る条例」 についてコメント。
東京都が10月5日に 「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」 を可決にしたことにたいしてJTは次のようなコメントを発表しました。
『可決成立した条例では、喫煙の定義として 「たばこに火をつけ、又はこれを加熱し、その煙を発生させることをいう。」 と記述されています。 しかしながら、当社は、受動喫煙の健康への影響について、たばこ葉を燃やすたばこ製品と加熱式たばことは異なるものと考えています。 例えば、当社製品プルーム・テックから発生するたばこベイパーには、紙巻たばこの煙に含まれる健康懸念物質はほとんど含まれません。 また、プルーム・テックの使用は室内環境に影響を及ぼさないため、周囲の方々への健康に対して、実質的に影響を与えるものではないと考えます。 このように、加熱式たばこについては、紙巻たばこと同様に議論されるべきではないと考えており、東京都においても加熱式たばこについて科学的エビデンスを十分に研究した上で、健康影響が明らかでないものについては規制対象から除外するよう条例を改正すべきと考えております。』 と、あくまでも紙巻たばこと加熱式たばこを同列に扱ってくれるのは困ると言う内容です。
JTとしては受動喫煙の心配がないと開発した加熱式たばこが同列に扱われたことに危機感を持ってのコメント発表の様子です。 喫煙しない私はこのニュースで加熱式たばこと言うものがあることを知りました。 喫煙者にとっては微妙な問題なのかも知れませんね。
喫煙と癌の因果関係として、レベル1(科学的証拠は、因果関係を推定するのに十分である)と認定されている癌として、 肺、口腔・咽頭、喉頭、鼻腔(びくう)・副鼻腔、食道、胃、肝臓、膵臓、膀胱および子宮頸(けい)部のがんが上げられています。 癌によっては癌細胞が10~20年かけて実害を及ぼすまでに成長しするケースも多いと聞きます。 癌を減らすためには、子供の時から守ってやらなければという東京都の条例が、JTが文句を言っても一人歩きしそうな感じがしています。
Posted at 2017/10/06 15:32:56 | |
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