aikoの曲がヘビーローテーションしてるコロたんです。
今年も山形の方から特大スイカ(10kg) が2個届きました。
いつもありがとうございます。
今晩の風呂あがりの水分補給を皮切りに、しばらくは『カブトムシ』になったつもりで 顔中ベトベトにしてガッつかせていただくつもりです。(^^ゞ
さて昨日の金曜日は有給休暇を取得して、百名山の3000m峰である『乗鞍岳』に登ってきました。
木曜の夜10時すぎに自宅を出発、距離があるので高速利用(但し85km/h縛り) で無数の星が瞬く漆黒の乗鞍高原へ。
観光駐車場で2時間仮眠の後 真っ赤に染まった乗鞍岳のビューで最高に贅沢な目覚めです。(*^^*)
今日は部活の隊長とその奥さまをお誘いしました。
※関連情報(笑) : 隊長ご夫妻の結婚式の司会をσ(^_^)が務めました。
ご夫妻、車中泊仕様のシエンタで前日から乗り込み済み、気合入ってます!
ちなみに3000m峰のチャレンジは 隊長ご夫婦は初めてで、ホスト務めるσ(^_^)も高校・大学時代以来40年ぶりだったりします。(^▽^;) ダイジョーブカ?
とは言っても、マイカー規制なのでバスに乗り換えて 1500mの観光駐車場から2700mの登山口まで連れてってもらうんですけどね~ (^◇^;) ヘタレ
でも そこはやっぱり3000mの世界、高山病を含めて危険が一杯なので イイ加減な気持ちで臨むことは致しません!
「ヤッホー!」
朝7時、森林限界を越えてバスから降り立った『畳平(2702m)』は澄み切った空気がヒンヤリ、いやぁー爽快です! 良い一日になりそうです!\(^o^)/
準備運動して活動開始!
ライチョウの住むエリアですけど さすがにこんなに良いお天気じゃ見られそうにないか... (^_^;)
バスターミナルの赤い屋根が青空と緑に映えます。o(^-^)o
あちこちに可愛らしいハイカー応援団が...
これはイワギキョウですね、花言葉は「誠実な恋」だそうで、いやぁ~~~ん♪(イミフ)
しばらくは関係車両も通れる整備された道を進みます。(^.^)
登山っぽくないけど 足元を注視しなくていい分 周りの景色をたっぷり楽しめるのはイイよね。
お! 奥には雲海も広がってて アルペンムードは高まってきたぞ!
『乗鞍岳』は最高峰『剣ヶ峰(3026m)』を擁する複数の峰の集合体です。
なので 計画では幾つかのピークを踏んでから “本丸” の『剣ヶ峰』に臨むつもりでしたが、昼過ぎには雲が上がってくると予想して急遽『剣ヶ峰』一本に絞り込みました。(結果、正解でした)
“高山植物の女王” 君臨!
南東に位置する八ヶ岳や南アルプス連峰が夏の太陽を受けて青く輝いてました。(^^♪
その後ものんびり天空散歩...
しばらくすると『剣ヶ峰』の頂上が視界に捉えられてテンション爆上がりです!o(^▽^)o
8時過ぎ、大して登ってるわけじゃないのに『肩の小屋(2800m地点)』で休憩、へたれゆえのエネルギー補給~♪ (^_^;)
ま、ここから本格的な登りが始まるのでね... (^^ゞ
滑るザレ場とゴロつく大きな岩に気が抜けないけれど 時々歩みを止めて振り返ると槍穂高連峰から剣&立山、白馬方面まで北アルプスの大展望が広がって心を奪われます。(^_−)−☆
天空に描かれた巨大な “X” の文字。
ひこうき雲はアートペンです。(*^^*)
「♬ 風の中のすばる~、砂の中の銀河~、みんな何処へ行った~、見送られることもなく~」 ← “X” つながり(笑)
だんだん目の高さになってくる槍穂高連峰に何を思ふ...?! ( ^ω^ )
今から43年前の高校2年の夏、社会人の兄に誘われるままに買い揃えたキャラバンシューズとザックとレインウェアで格闘した初登山が『奥穂高岳(3190m)』と『槍ヶ岳(3180m)』だったので、なんか感慨深いものがありましたね。
現在 こんなに多くの人の憧れの山になるなんて想像だにしなかったけど、デジカメもスマホもない時代の高二のガキが感じたそのスケールの大きさと美しさはハッキリと脳裏にメモリーされてます。
午前10時、高所慣れを兼ねてコースタイムの倍の時間をかけて山頂手前の小屋に到着! (*^^)v
鋭意 小屋の修繕作業中、ご苦労さまです。m(_ _)m
「あと少しだね! がんばろー!!」
そして午前10時20分
着いたぁーーー!!! o(^▽^)o
ヤッタネー!!! (^o^)/
青いキャンバスに筆でなでるように描いた雲がステキ...♪ (o^^o)
雲ってイイですよね、「どこが?」と聞かれれば「なんとなく...」としか答えらんないですけど... (^^;)
南正面には木曽の御嶽山がとにかく大きい! (^o^)/
御嶽山と言えば かの衝撃的な大噴火... 犠牲者に手を合わせておきました。
西の岐阜県側は 眼下に “はぁと型” の権現池、そして遠くにそびえるのは『白山』ですかね... (^^)/
そして... 北側には手前の焼岳と穂高に連なる北アルプスの名峰たち。o(^▽^)o
そんな贅沢な展望はまさに「イナズマ級!」
(雷とクマには 山で遭いたくないですけど、笑)
30分ほど天空の風を味わったらのんびり下山開始です。
隊長の奥さんは まだ本格的な山歩きには慣れてないので、岩場の下りは足置きポイントを見極めながら慎重に慎重に時間をかけて通過するようにしました。(*^^)v
ふと顔を上げたら!!!
なんと “彩雲” じゃないですか! 初めて見ましたよ、ラッキー!!!
登山中のみなさんが歓声をあげた自然現象の消滅までには5分とかからずでしたが、それでも最高のご褒美になりました...♪
その後も北アルプスの峰々を捉えながらゆっくり着実に歩みを進めます。(^.^)
振り返ると 当初の予想より幾分早く『剣ヶ峰』に雲が上がってきましたね。(^◇^;) アブネー
『肩の小屋』が見えてきたよ。
転倒でもしたら大ケガしそうな下りの緊張も間もなく終わりです... (^▽^;)
『肩の小屋』から山頂を振り返ると 南側がガッツリ雲に覆われてました。
あれじゃ『御嶽山』は見えないし、そのうち山頂自体も雲に覆われそうです。
出発時の『剣ヶ峰』一本に絞り込んだホストの判断は間違いなかったのだ... と 結果オーライの自己満足。 (^o^;)
緊張から解き放たれたのと 畳平バスターミナルが見えてきた安堵で ちょっと疲れた感も...(ー ー;)
それでも視界に広がるすばらしい自然の造形には飽きることが無いですよね。
午後1時、無事下山完了! バス待ち時間に3人で “柔” タイム...♪
ホントはこのためにバス一本見送っちゃったんですけどね... (≧∀≦)
「時間はあるから...」と よせばいいのに続けて飛騨牛コロッケ(350円) もイっちゃいました! (^◇^;)
右に左にバスに揺られて、午後3時 コロたん号のもとへ帰ってきました。
いやぁ~、何だ? クソほど暑いじゃないか! (^^ゞ
荷物積み込みしてたら 登山中にはかかなかった(笑)本格的な汗をかいたので すぐ近くの温泉で 入党...ではなく、乳頭...であるはずもなく、入湯です (笑)
白骨温泉しかり、乗鞍エリアは白濁した硫黄臭のお湯が特徴なんですね。
なので湯船に浸かってると 豚骨ラーメンに浮かぶチャーシューの気分になれます。(^◇^;)
湯上がりにはこんなので祝杯、メチャうめー!!! (^o^)/
仕事もなく自由気ままな車中泊で余生を楽しんでる隊長ご夫婦は 翌日 美濃方面に向かうそうな。
午後5時、σ(^_^)は先ほどまで歩いた稜線を雲の中にイメージしながら コロたん号のギアを入れて乗鞍を後にしました。
当日のアクティビティはこんなカンジ。
6時間近く行動して距離はたった5.8km... やっぱヘタレ?。Orz
でも高山初めての隊長ご夫妻も 40年ぶりのσ(^_^)も、ともに体調不良やケガもなく登頂できたし、ライチョウには出遭えなかったけど 珍しい “彩雲” が見られたし、ホスト役としては充分満足できる行程だったかな~と思います。
(後ほど奥さまからはお礼のメッセも貰えましたしね)
いつもの低山&街歩きの部活動も楽しいし、たまにはこういうスケールの大きい山の素晴らしさを味わうのもやっぱり楽しい...
「人生80年、最終コーナーなんだから 山にクルマに、楽しい事 いっぱい極めたいよな~」なーんて、住宅ローンさえも完済できてない自らの立場をわきまえない身勝手な悟りの境地に陥りそうな一日でした。(^◇^;)
ではブロ~♪