私が中2のころ、昭和50年代後半でした。
昭和48年から始まった排気ガス規制が年々厳しくなって、
昭和53年でマスキー法の基準をすべてクリア。
大気汚染対策はひと段落したものの、
当時の技術では規制をクリアすることの難しかった
昭和40年代の高性能エンジンのほとんどが
生産中止になってしまっていました。
当時の高性能エンジンの流行はターボ過給で、
L20-ETで先行した日産を追いかけるように
他社もターボエンジン搭載車を続々発売していました。
http://www.jsae.or.jp/autotech/data/9-11.html
私も車好きのリアル中2だったものですから
ターボスゲー!!と思っていたのですが、
そういう時代に
学級文庫に「DOHC・・・・」という本が!
正確なタイトルを思い出せないのが残念ですが、
国産DOHCエンジンとその搭載車の特集本でした。
動弁機構の解説から始まって
http://ja.wikipedia.org/wiki/DOHC
当時最新の4バルブDOHCエンジン・FJ20-E型の解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BBFJ%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3#FJ20E当時、FJ20はまだNAだけでした。
搭載車紹介はスカイラインRS
スカイラインRS専用の横ルーバー型グリル、
ボンネットに張られたデカールのSエンブレム等々
RS専用装備の数々も紹介されていて、もうカッコよくてたまらん!
この時点でもうDOHCじゃないとイカンよねという気分になってました。
ターボはSOHCやん・・・くらいの宗旨替えです
←まだこのとき3T-GTEは出てませんでした(^_^;)。
続いて
当時排ガス規制を生き残って現役だった
DOHCエンジンとその搭載車の紹介。
トヨタは
5M-GEU
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BBM%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3#5M-GEU_-_2800cc
18R-GEU
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BBR%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3#18R-G
2T-GEU
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A8%E3%82%BF%E3%83%BBT%E5%9E%8B%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3#2T-GEU
いすゞは
G180W搭載のジェミニZZ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%99%E3%82%9E%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B
なんと、当時のマツダ・ホンダ・三菱はDOHC搭載の現行車はありませんでした。
そして(当時から見ても)過去のDOHCエンジンとその搭載車の紹介が続きます。
スカイラインGT-R フェアレディーZ432
トヨタ2000GTをはじめとする、トヨタ各車の歴代GT(GT=DOHC搭載車)
三菱ギャランGTO-MR
ホンダT360 S600 S800
今でも人気の衰えることがない車たちがたくさん取り上げられていました。
そんな内容の本でしたから、もともと車好きだった私は、
学級文庫の本を読んでいい休み時間のたびに熟読していました。
当時受けたインパクトは強烈で、
その本に載っていた車はいまだに好きです。
中でも特集されていた
DR30スカイラインRSは
自分の中では特別な車です。
昨日のブログになんとなく思い出して
スカイラインRSターボのことを書いたついでに
中2のころ読んだDOHC本のことを思い出しました。
いい本だったなあ・・・
自分の思い違い修正のためにいろいろ調べなおしつつ
書いたついでに、参照したURLを貼りました。
ネット検索だとデータ的なことは簡単に調べられますが、
なんだかさらっとしていてアツさ不足な感じは否めません、
紙の本だと当時の編集者の好みが強烈に出てたんだろうと思います。
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セリカ | クルマ
Posted at
2013/10/13 11:38:02