マツダが自己着火ガソリンエンジンを実用化を発表!
マツダ、次世代エンジン「SKYACTIV-X」を2019年から導入…圧縮着火を世界初の実用化
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20170808-10270404-carview/?mode=full
<以下引用>
マツダは、ガソリン混合気をピストンの圧縮によって自己着火させる「圧縮着火」を世界で初めて実用化。次世代エンジン「SKYACTIV-X」を2019年から導入すると発表した。
SKYACTIV-Xは、ガソリンおよびディーゼルエンジンの特長を融合した、新しいマツダ独自の内燃機関で、優れた環境性能と出力・動力性能を両立。圧縮着火によるエンジンレスポンスの良さとエア供給機能を活用し、現行「SKYACTIV-G」に比べて全域で10%以上、最大30%におよぶ大幅なトルク向上を実現する。
また圧縮着火で可能となるスーパーリーン燃焼によって、エンジン単体の燃費率は現行SKYACTIV-Gと比べて最大で20~30%程度改善。2008年時点の同一排気量の同社ガソリンエンジンから35~45%の改善、最新「SKYACTIV-D」と同等以上の燃費率を実現する。
SKYACTIV-Xの導入は、マツダが8月8日に公表した長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」実現に向け、発表したもの。同宣言ではこのほか、CO2排出量の本格的削減や先進安全技術「i-ACTIVSENSE」標準装備化のグローバル展開など、クルマの持つ魅力である「走る歓び」によって、「地球」「社会」「人」それぞれの課題解決を目指す新しいチャレンジが盛り込まれている。
<引用終わり>
マツダ、技術開発の長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」を公表
http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2017/201708/170808a.html
<以下引用>
2. 次世代エンジン「SKYACTIV-X」
<革新技術>
ガソリンと空気の混合気をピストンの圧縮によって自己着火させる燃焼技術(圧縮着火、Compression Ignition(CI))を世界で初めて実用化。
マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition)」(火花点火制御圧縮着火)によって、従来ガソリンエンジンにおける圧縮着火(CI)の実用化で課題となっていた、圧縮着火(CI)の成立範囲を拡大することで、火花点火と圧縮着火(CI)のシームレスな切り替えを実現。
<特長>
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの特長を融合した、新しいマツダ独自の内燃機関であり、優れた環境性能と出力・動力性能を妥協なく両立。
圧縮着火(CI)によるこれまでにないエンジンレスポンスの良さと、燃費改善目的で装備したエア供給機能を活用し、現行の「SKYACTIV-G」に比べて全域で10%以上、最大30%におよぶ大幅なトルク向上*3を実現。
圧縮着火(CI)で可能となるスーパーリーン燃焼*4によって、エンジン単体の燃費率は現行の「SKYACTIV-G」と比べて最大で20~30%程度改善*3。2008年時点の同一排気量の当社ガソリンエンジンから、35~45%の改善*3。最新の「SKYACTIV-D」と同等以上の燃費率を実現。
低燃費率領域が極めて広いエンジン特性によるギア比選定の自由度の大幅拡大により、走りと燃費を高次元で両立。
<引用終わり>
私としては、「低燃費率領域が極めて広いエンジン特性によるギア比選定の自由度の大幅拡大により、走りと燃費を高次元で両立」というところに特に興味を惹かれます。
多段ATが必要無いほどのギア比選定の自由度が得られているとすれば、エンジン特性を楽しめるような車が出そうな予感がして楽しみです。
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興味深い | クルマ
Posted at
2017/08/09 02:03:26