エレキギターのアンプの世界では
音は良いけれど取扱いにいろいろとコツがいる真空管アンプの代わりに
真空管アンプの特性をデジタルシミュレートしたモデリングアンプを使うことも多いです。
代表的なモデリングアンプメーカー「LINE6」
http://jp.line6.com/products/#effects
モデリングですから本物ではないので、弾き心地がちょっと違ったりしますが、
レコーディングしてしまえば本物と聞き分けるのも難しいくらい良くできています。
モデリングアンプだと、
複数のアンプのモデリングが一台に入っていますから、
いろいろなアンプ特有の音質を一台でかなり高精度に再現できますが、
同じことを本物のアンプでやろうとすると
一台で数十キロあるアンプを複数用意しないといけなくて、
簡単にできることではありません。
そんなわけでモデリングアンプが普及しているわけですが、
電気自動車だったらモデリングアンプみたいに
制御ソフトの書き換えでいろんな特性を再現できるんじゃないか?
…とギターを弾きながら思いつきました(^_^;)
エンジン音は今ある車でもスピーカーから補正の音を出して
いい音に聞こえるように演出しているような時代ですから
全部サンプリングでスピーカーから流してしまえばいいのでは?
…としばらく考えて
エンジンの出力特性だけはモーターの制御でなんとか真似できたとしても、
車体の特性や足回りの特性までもモデリングできないと
乗り味を再現することはできませんよね・・・と思い直しました(^_^;)
電気自動車の出力特性の制御といえば・・・
トヨタのミライは制御ソフトの工夫で普通の車から乗り換えたときに
違和感を感じないようなセッティングを目指しているそうですが、、
もう一歩進んで、積極的に特性を演出して
ガソリンエンジン風とかディーゼルエンジン風とか、
モーターの特性を前面に出したらこんな感じとか、
あえて斬新な乗り味でも面白いのになあ…と思うのは車バカ目線なのかもですね(^^ゞ
Posted at 2014/12/14 23:40:47 | |
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