『「新時代の国民車」を探す実地調査企画』という記事が出ていて
興味深いです。
総額ほぼ300万円。今度のカローラは理想の国民車になるか?
https://carview.yahoo.co.jp/article/testdrive/20180912-20104269-carview/
<以下引用>
国民車とは?
今、「新時代の国民車」が待たれている。いや、それを待っているのはわたしだけという可能性もあるわけだが、筆者が考える新時代の国民車とは以下のようなクルマだ。
「安価だが高機能かつ低燃費で、それでいておしゃれ感もある、程よいサイズの実用車」
100万円台でまるっと買えるのが望ましく、それが難しい場合でもせいぜい200万円台前半ぐらいまで。自動車オタクが求めがちなマニアックな諸性能はどうでもよく、どんな状況でも普通か普通以上ぐらいに気持ちよく運転でき、燃費が良くて維持費も安く、人と荷物をある程度積載できて、邪魔くさくないサイズで、それでいて大のオトナが乗るにふさわしい質感とデザインも備えているクルマ。
……そんなある意味ぜいたくな一台を探し出すため、筆者はこのたび「一般社団法人 全日本国民車評議会」を(脳内で)設立し、実地調査に乗り出すことにした。
<引用終わり>
総額ほぼ300万円は高額なんじゃないかと思って、
1955年の国民車構想はどうだったかとWikipedia先生に訊いてみると・・・
<以下引用>
1955年(昭和30年)5月18日、通商産業省(現・経済産業省)の
「国民車育成要綱案(国民車構想)」が当時の新聞等で伝えられた。
同構想では一定の要件を満たす自動車の開発に成功すれば、
国がその製造と販売を支援するというものであった。
要件は以下のとおりである。
・4名が搭乗した状態で時速100 kmが出せる(ただし、定員のうち2名は、子供でもよい)
・時速60 kmで走行した場合、1リッターのガソリンで30 kmは走れる
・月産3,000台(構造が複雑ではなく、生産しやすいこと)
・工場原価15万円/販売価格25万円以下
・排気量350 - 500 cc
・走行距離が10万 km以上となっても、大きな修理を必要としないこと
・1958年(昭和33年)秋には生産開始できること
<引用終わり>
昭和30年の販売価格25万円以下は、
消費者物価指数ベースで換算すると約6倍で
平成30年の販売価格は150万円
本体価格150万円の車といえば・・・
軽自動車やリッターカーや・・・で、
いい車がたくさん出ていますね。
選択肢が多すぎて、これこそが国民車!と
一つに絞れないだけなんじゃないかという気がします(^^;)
Posted at 2018/09/19 17:45:44 | |
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