2019年11月14日
米トヨタ、高度な自動運転車の安全な開発手順を策定
<以下引用>
米トヨタ、高度な自動運転車の安全な開発手順を策定
トヨタ(Toyota)の米国部門は11月12日、他の自動車メーカーと協力して、高度な自動運転車の安全な開発手順を策定した、と発表した。
これは、トヨタが加盟している自動運転車の安全基準を構築することを目的にしたコンソーシアム、「AVSC」(オートメーテッド・ビークル・セーフティ・コンソーシアム)が中心になって策定したもの。このコンソーシアムは、2019年4月に設立された。トヨタ自動車、GM、フォードモーター、SAE(米国自動車技術協会)が中心となって、設立された。現在は、ダイムラー、ウーバー、リフト、ホンダも加盟している。
AVSCの目的は、自動運転車の安全基準を構築すること。加盟企業は現在、自動運転車の実用化に向けて、研究開発を進めている。SAEが定める「レベル4」「レベル5」の自動運転車の開発が目標だ。完全自動運転を可能にするレベル4とレベル5では、高度な安全性が求められることから、自動運転車の安全基準を作るコンソーシアムが立ち上げられた。
今回、トヨタはAVSC加盟の他の自動車メーカーと協力しながら、高度な自動運転車の安全な開発手順を策定した。レベル4やレベル5の自動運転車の開発テストにおいて、車両に乗車するエンジニアの作業手順などを定めたものだ。自動運転システムの安全を監視するエンジニアに必要な資格やトレーニング方法について、定めている。
<引用終わり>
市販車の安全基準が大事なのはもちろんですが、市販車完成にこぎつけるまでの開発手順に関しても、安全基準を策定して慎重に開発を進める姿勢を示すのはいいことですね。
意地悪な考え方だと、開発手順も安全基準を定めておかないと、ある程度安全性には目をつむった無茶な開発で他社に先んじようとしかねない雰囲気がすでにあって、その対策としての安全な開発手順策定という面もあるのかも。
自動運転レベル4・レベル5となるとまだまだ先のことのような感覚ですが、開発速度が急加速してあっという間に実用化してしまうかもしれません。
Posted at 2019/11/14 17:52:11 | |
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