ホンダ アコード 新型が極めた「本質」
…東京モーターショー2019[インタビュー]
https://response.jp/article/2019/11/17/328841.html?gp=1_email_20191118
2020年2月に日本発売予定の新型アコードの
開発責任者のインタビュー記事が出ていました。
<以下ざっくり要約>
東京モーターショー2019ホンダブースには『フィット』をはじめ市販直前のいくつものモデルが出展され、その中にはグローバルモデルの『アコード』も展示されていた。来年2月には正式に日本発表されるこのモデルについて、開発責任者に話を聞いた。
低重心・低慣性化
プラットフォームから全て見直し、スペースだけでなくより低重心・低慣性化を狙い、アコード用に新しくプラットフォーム作りをしています。
ハイブリッドのバッテリーをリアシートの下に入れています。
これによりクラス最大のトランク容量を確保しました。
人の乗るスペースも拡大
全長は45mm短くなりましたが、
ホイールベースは逆に55mm長くなっています。
リアシートの足元も膝周りはそのぐらい広がりましたし、
レッグルームでも75mmほど広がっていますので、
かなり余裕を持った座り方が出来るようになったのです。
全高も若干低くしましたが室内高は全く変わっていません。
このように、デザインも良くしながら、室内のスペースユーティリティもしっかりとレベルを上げて、次の時代にきちんと合うセダンに進化させたのです。
走りにも当然こだわってはいますが、
同時にその格好良さ、乗り心地、静粛性といったことも
高い次元で連立するように開発しています。
本質を極める
今回のフルモデルチェンジで一番こだわったことは?
本質をしっかり極めていくということです。
デザインやインテリアの作り方、質感など、
本質的なものにこだわったのが一番です。
どの国でもメリットを享受できるように
アコードはグローバルカーですから、日本市場だけを意識するわけにはいかないですよね。そのあたりは今回の開発ではどのように考えたのでしょうか。
このクルマはアメリカだけを向いて開発したわけでもありません。
グローバルの様々な地域の声を集約して作ったと考えてください。
我々の会社のポリシーでもあるのですが、
界中のお客様を視野に入れて作ったのがこのアコードの良いところです。
例えばホイールベースを長くしましたが、
最小回転半径は逆に小さくなっています。
このあたりはかなりこだわっていまして、
プラットフォームを開発する段階から
舵角をしっかり取れるようにサスペンションも含めて
全てレイアウトをし直しました。
要は、大柄なクルマですが小回りはしっかり利く。
そういったところは各国共通のメリットであり、
当然日本でも理解してもらえるところです。
<ざっくり要約終わり>
リンク先で全文読んでいただくの推奨です
本当は各仕向け地向けに作り分けた方がいいと思っていそうな
雰囲気は感じられますが、
グローバルカーとして様々な市場に高いレベルで対応できるように
気を配られているのは伝わりました。
外装デザインに関しては、ライバルと思しきカムリが名前からは想像もつかないくらいカッコよさに振ったデザインになっているので、カッコよさで選べばアコードで実用性ではカムリ?というような昔のカムリとアコードの立ち位置とはなんだかちょっと違ってきているような感ありですね。
Posted at 2019/11/18 19:55:03 | |
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