9/12金曜、ついに車校での講習が始まった。
雨天の夜なんで不安しかない・・・
体の前後、肩、肘、膝のプロテクターの上にレインコートを着る。
プロテクター同士が干渉して身動きが取りづらくて、これ大丈夫か?と不安になる。
ヘルメットはジェットヘルと指定されたので自前ではなく教習所の備品。
フリーサイズなのでがばがば。
巨体の教官が現れる。
最初はバイクの支え方、前後への押し方、倒れた時も起こし方を習う。
教習車はホンダCB400で200kg。
お、重い・・・
レバー、ペダル、スイッチ類の説明で何度も大丈夫か聞かれる。
そしてコースの中央まで手で押して行く。
跨ってエンジンスタート!
ガチガチだ、固すぎる、もっと力を抜いて何度も言われるがどうしようもない。
シフト1速に入れてクラッチ繋いでギクシャクしながらも進みだす。
おおっ!と感動。
しかし走り出してしまえば安定するもんだなと。
とにかく1速でのスタートの繰り返しばかりだけど前ブレーキをきゅっと握り過ぎてつんのめってばかりでダメ出しを喰らいまくる。
何とか2速まで上げてコースを右回りにグルグルと2周だけして終了。
もう1時間やるかと聞かれお願いしたが教習車に空きがなく初日を終えた。
雨よりも汗でずぶ濡れ。
ずっと全身強張っていたので異様に疲れた。
9/15月曜
2限目、3限目の講習を受ける。
時間を間違えたが違う教官が対応してくれた。
ありがたい。
しかし、この教官が鬼だった。
時間を間違えたせいでCB400がなくてNX400に乗ることになったが、シートが高くて足付きが悪いし操作系の感触がちょっと違う。
跨っていきなりこけた。
バイクに手を掛けた瞬間から教官には注意ばかりされていた。
やり方を守れ、手順を守れ、勝手なことをするな!
走り出してからも全身の動作の一つ一つが大声で注意される。
特にブレーキへの指の掛け方、右足のポジション、シフトの上げ下げやブレーキののタイミングなどとにかく常に注意される。
それに返事をすると余計な事喋らずに黙ってちゃんとやれ!と怒られる。
四輪はマニュアルに乗ってるくせに何で分からないんだ、そんな適当な運転してるのかとまで言われた。
気温32度の暑い中で超集中して滝汗を流して何とか1時間の講習を終えた。
でもこれが凄く勉強になったのを次に1時間で痛感することになる。
次の講習は正規の担当教官。
バイクどうする?と言われたのでCB400に乗り換え。
足付きがいいバイクを選んだ。
教官はNX400の方がいいと思っていたようだ。
理由は走り出してすぐ分かった。
NX400の方があらゆる操作、動作が楽。
3限目はとにかくゆっくり走ること。
教官が原チャリで先導して付いてこいと走り出す。
1速、2速で半クラと後ブレーキだけで延々と走り続ける。
そしてやがて外周ではなくコースの内側へ入っていく。
交差点での停止とスタートの繰り返し。
思ったところで止まれなくて前ブレーキを握って何度もつんのめってエンスト。
危ないと思ってずっと手前で止まってしまうと横まで来いとの指示が飛ぶ。
そしてS字をグルグルと何度も回り出す。
不安定になることは一度もなかったが半クラと後ブレーキのバランスをいろいろ試してみたが正解は分からず。
そして課題に直面する。
他者が前で止まっていたりゆっくり走っているのを追い越すんだけど、時々止まるよう指示される。
こっちは追い越すもんだと思って予備動作をしているもんだから急に止められて何度もこけてしまった。
とにかく止まるのが下手だと痛感。
でも2限目の鬼教官に言われたことが身に付いていた。
ニーグリップ、右足の置き方、ブレーキレバーの握り方、上半身の力の抜き方、ブレーキとクラッチの操作、シフト操作の連動がかなりスムーズにできるようになっていた。
車校を出るときに鬼教官とすれ違ったので挨拶をしたら、人が違うような優しく丁寧な対応をされて、ああプロなんだと思った。
バイクの運転は危ない。
ましてや50過ぎのメタボ一歩手前のオッサンが、初めて乗ります!なんて言ってるんだからしっかり教えてやらないとヤバいだろと。
遠くからブレーキに掛けた指それぞれの動きまで見てるんだから凄い。
次の講習は土曜。
自宅では復習できないのが残念。
Posted at 2025/09/16 00:07:49 | |
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