さて、2週間に渡ってエキマニを削り続けようやく完成を迎えました。
備忘録としてのまとめブログです。
せっかく装着したタコ足ですが、抜け過ぎてトルクが無くなってしまったので、純正エキマニに戻すことにしたのが発端です。
錆だらけ。
このまま装着すれば排気ダダ漏れです。
とりあえず面研。
当初はここまでの予定でした。
良く見ると排気パイプとフランジの接合部の段差が凄くて、せっかくなので修正することにしました。
こんな感じです。
アイテムはドレメルのリューターと金属研削用の超硬質ドリル。
鉄粉というか切り屑をぶっ飛ばしながら段差部分をガリガリ削りまくります。
次はフランジの開口部の拡大です。
本来ならヘッド側と擦り合わせるんですが、ヘッドを外して分解なんてとてもやってられないので、ガスケットのサイズまで広げれば十分ってことで。
一般的にはヘッド側の排気ポートはガスケットの穴より遥かに小さいので、上図のようなサイズ感になるはずなんです。
罫書き線(黒マジックで書いたので見難いけど)までテーパー状に広げます。
とりあえず拡大終了。
まあこれで完成ってことでもOKなんですが・・・
よく見るとザーラザラ。
鏡面加工までする気はないけどとりあえずツルツルにしようと。
研磨用の砥石とフラップホイールでしつこく研磨すると、こんなに滑らかに。
適当に削ったときの深い溝は残ってしまうけど実際には何の問題もありません。
1~4番の拡大写真。
指でなぞっても滑らか~です。
よってこれにて完成!
削れて丸くなったフラップホイール。
お疲れ様でした。
番手は180番です。
お掃除&研磨が趣味の方にもアドバイスを貰いましたが、鉄の機能部品なら100~200番程度で十分だと思います。(燃焼室の鏡面加工とかは別として。)
作業はこんな姿でやってました。
・上下とも長袖、長ズボンの作業服。
・靴下を履いてから足がすっぱり入る靴を履く。
・袖まで被る厚手の作業用手袋。
・作業用ゴーグル。
・写真では外していますが防塵マスク。
鉄粉と鉄屑がガンガン飛んできて体中に刺さります。
衣類にも刺さるので家の中に持ち込まないように全てガレージで着替えます。
毎日30℃を超える中、騒音対策のためガレージのシャッターを閉め切っていたのでくっそ暑かったです。
あとは左脇腹の筋肉痛が治れば、面研し直してパッと交換して完成です。
オーバーホール&減衰力変更でテインに出していたフロントダンパーも納品されたので一日も早くサーキットで走りたい!
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ストーリア | 日記
Posted at
2023/07/15 13:08:01