グレイスを買ったのは2023年9月。
2015年(8年落ち)、走行距離7.4万㎞の中古。
フィットの反省から敢えてホンダセンシング無しの前期型を選択。
同型のハッチバックからセダンへの買い換えで意味はあるのかと思われたが、下記の記事を読んで興味が湧いたので買ってみた。
試乗せずに買ったのは珍しいが、仕事用なので外れなら買い換えればいいくらいの感覚だった。
ホンダの隠れた名車 グレイスは、ホンダセンシングの良さをより引き立てるモデルだ(試乗レポート)
https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_70/_62672.html
【ホンダ グレイス 550km試乗】スタイリングからは想像できない“ロングランナー”
https://response.jp/article/2019/10/04/327218.html
納車されたグレイスの姿を見たときは「やはりずんぐりむっくりしてるな」だった。ホンダと言えば低くスラントしたボンネットと車高は低めでスポーティーな佇まい。
もう少しホンダらしいカッコ良さが欲しかった。
フロントのデザインもなんかダサい。
でも運転してみると参考にした記事のとおり、スポーティーとまではいかないけど、セダンボディで剛性が高いせいか走りはしっかりしていた。
前期型のi-DCDの制御は違うと書いてあったが、高いボディ剛性とそのエンジン特性のお陰で最近のEV車にしてはドライバーの思いに寄り添ってくれる良い車だった。
特にSモードと言われるパドルシフトによるマニュアル操作時はi-VTECの1.5リッターDOHCエンジンの110馬力を目いっぱい活かせる。
ECOモードじゃなくてSモードのボタンをわざわざ付けるところがホンダらしいと思う。
かろうじてホンダらしさを残したのか割とリニアに反応するエンジンなので面白い。
ステアリングフィールは特に良いということはないが、必要最低限の情報量と安心感はある。
総じてドライバビリティーは高いと思う。
ショックが完全に抜けているのでカヤバのSRスペシャルに交換予定。
できればフロント周りのブッシュ類、高額ならアッパーマウントだけでも新品にしたい。
かなりの効果が期待できる。
低速時にギクシャクすると言われていたDCT(i-DCD)も全然そんなことはなかった。
一番良かったのはホンダセンシングの余計な介入がないこと。それをいちいち解除せずに済んだのでストレスは大いに軽減された。
お陰で長距離運転も快適で疲れ知らずだ。
多少はネガ要素もある。
・リアワイパーがない。
・ドアミラーが自動収納されない。
意外に便利な機能もあった。
・ワイパーヒーター
・ドアミラーヒーター
体にフィットしなかったシートもちょっとお高めのカバーで解決した。
交換しようと買ったレカロSR-7は不良在庫と化している。
燃費は表示どおりなら21~23km/リッターでなかなか優秀。
満タン35リッターで約750kmなので、名古屋往復を良くする自分にはちょうど良い感じ。
先日ブログに書いたバッテリーの電欠で起こるクラッチの加熱で保護機能が作動してストップしてしまう問題は、滅多に起こっていない症状だしシステムを理解していれば走り方でカバーできるので懸念もしていない。
最後にタイヤに関して。
購入時にクムホの新品タイヤを組んでもらい、アジアンタイヤもなかなかいいねとレビューしていたが、走行距離が3万㎞を越えたあたりから性能劣化が目立つようになった。症状から察するに横剛性(サイドウォール)の劣化じゃないかと。トレッド面に関しては走行音もうるさくなり、ウエットでのグリップ落ちは顕著。
積極的に荷重を掛けてタイヤグリップを目いっぱい引き出そうとする自分のドライビングスタイルが悪いとも言えるんだけど。
ケチってはいけないところなので春になったらブリジストンに交換しよう。
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グレイス | 日記
Posted at
2025/02/02 13:39:31